鹿児島東西道路
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「鹿児島東西幹線道路」の記事における「鹿児島東西道路」の解説
鹿児島東西道路(かごしまとうざいどうろ)は、鹿児島市鹿児島市田上八丁目(鹿児島バイパスを含む)から同市上荒田町至る予定の延長3.4 kmの鹿児島東西幹線道路を構成する道路の一つである。鹿児島東西幹線道路のうち、2013年に開通した鹿児島IC - 建部IC(武岡トンネル入口)間とそれより先(地下道路形式)の甲南IC間のまで名称である。 2013年に開通した鹿児島IC - 建部IC間は、長期計画の実行というより緊急避難的な色彩が強い。1988年の九州自動車道鹿児島ICの供用開始以来、鹿児島ICと鹿児島市街地は国道3号鹿児島バイパスの武岡トンネルを介して連絡していたが、武岡トンネルでほぼ終日発生していた慢性的な交通渋滞を緩和するために新トンネルの建設が先行して進められた。新武岡トンネルの建設とあわせ、今後南九州西回り自動車道の整備が進み完工に近づくに従い交通量の増加は避けられないことに備え、鹿児島ICのジャンクション部分の車線増と田上IC出入口の増設工事が行われている。新武岡トンネルの完成により、武岡トンネルが鹿児島市街地方向、新武岡トンネルが鹿児島IC方向の一方通行となり、トンネルが4車線化された。 新武岡トンネルは、当初2009年度の完成を目標としていたが、一度2012年に延期となり、2011年には2013年度末開通予定に再延期されたが、一転2013年9月29日開通に前倒しされた。 今後、武岡トンネル、新武岡トンネルに続く3本目のトンネルを建設し、甲南IC方面への自動車専用道路とする計画である。 路線データ 起点 : 鹿児島県鹿児島市田上八丁目(鹿児島IC) 終点 : 鹿児島県鹿児島市上荒田町(甲南IC、仮称) 全長 : 3.4 km 規格 : 第2種第2級 設計速度 : 60 km/h 幅員 : 8.5 m 主な構造物 : 新武岡トンネル(1,513 m)
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