鹿児島県での店舗展開と衰退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/26 00:32 UTC 版)
「満遊書店」の記事における「鹿児島県での店舗展開と衰退」の解説
本拠地の鹿児島県においては、鹿児島市西千石町(いわゆる加治屋町エリア)の国道3号線沿いで永く本店を構えていたが、1993年の8.6豪雨災害により冠水しほぼ壊滅状態となる。数ヶ月のブランクの後、200m程離れた場所にて営業を再開。緑一色というインパクトのある外観の本社ビル1~2階での営業となった。 2000年、鹿児島市東開町にグループ最大規模の売り場面積を持つ旗艦店・流通センター店が開店。4階建ての巨大な建物で、まさに倉庫そのものであった(本店同様、緑一色の外観)。古本だけでなく、骨董品や家電・家具の取り扱いを行い、総合リサイクルショップの側面が強くなる。しかし、立地の問題もあり客足が伸び悩み、イオン鹿児島ショッピングセンター(現・イオンモール鹿児島)のオープンを待たずにひっそりと閉店。現在、この東開町エリアにはイオンモール鹿児島、ホームセンターきたやま、ケーズデンキが出店しており、この店舗が営業を存続していれば周辺商業施設からの集客が見込めた可能性もあったであろう。跡地には、鹿児島市に初出店したセブン-イレブンになっている。 2010年5月、西千石町の本店が閉店。鹿児島市内から「満遊書店」名の店舗は消滅したことになる。なお、隼人店(国分店は2010年4月に閉店)・鹿屋店はのれん分けによる別経営となっており、満遊書店の名を冠する店舗は全てのれん分けによる非直営店舗のみとなった。今後、グループ系列の古本店「ほんダフル」の動向が注目されるところである。
※この「鹿児島県での店舗展開と衰退」の解説は、「満遊書店」の解説の一部です。
「鹿児島県での店舗展開と衰退」を含む「満遊書店」の記事については、「満遊書店」の概要を参照ください。
- 鹿児島県での店舗展開と衰退のページへのリンク