流域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 19:50 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動概説
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複数の流域が接する境界を分水界と呼ぶが、分水界に降った水は地形の状況に沿っていずれかの流域に入り、やがては流れとなって名のある川に収斂される。
最終的に川として海や内海に注ぐことになる(なお、乾燥地帯では蒸発するなど、例外はある)が、この淡水の地表における循環が収斂の範囲とする領域が「流域」であると言ってもよい。
川や湖沼などの水が直接に影響している周辺地域のみを「流域」と呼ぶこともあるが、基本的には分水界の内側は全てその流域に属するものとされる。
流域の形状は円形や楕円形、長細いものがあり、長い川ほど広くなる。流域面積の算出は洪水の際の出水場所・量を予測するための重要な要素となっている。
川上では河川の分水界に囲まれた地域が明確であるが、川下では氾濫などによって時代とともに流路が変わるため、隣接する流域と重複するなど曖昧である。
流域面積については
ギャラリー
ナイル川流域。アフリカ大地溝帯全体を流域とし、流域面積世界5位を保持している。
閉鎖水域の流域
閉鎖水域(湖沼・湾・内海)に流れ込む河川を一まとめに「〇〇流域(流域圏)」と呼ぶ場合もある[3]。水質汚染の指標作りに用いられている(例:東京湾流域[江戸川、多摩川、相模川]など)[3]。
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- 1 流域とは
- 2 流域の概要
- 3 流域における水循環
- 4 脚注
- 5 外部リンク
流域と同じ種類の言葉
- >> 「流域」を含む用語の索引
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