トレッビアーノ トレッビアーノの概要

トレッビアーノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 02:21 UTC 版)

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トレッビアーノ
ブドウ (Vitis)
イタリアのブドウ畑
別名 ユニ・ブラン、サンテミリオン
原産地 地中海東部または中東地方
主な産地 コニャック
VIVC番号 12628
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酸味が強く非常にフルーティーで、柑橘系などのさわやかな風味があるが、涼しい地方ではアルコール度数の少ない貧相なワインになる。それを逆手にとって作られたのが、コニャックなどのブランデーだと言われている。

起源

地中海東部または中東地方の原産で、ローマ帝国時代にイタリアに伝わり、フランスには14世紀頃伝わったとされている。

産地

イタリア

イタリアで最も人気のある白ぶどうだが、DOCDOCGクラスでこれを中心にしたものは意外に少ない。アブルッツォ州のトレッビアーノ・ダブルッツォ、それにウンブリア州のビアンコ・ディ・トルジャーノのほかは、ほとんどブレンド用に用いられている。赤ワインキャンティにも、酸味を補強するためにこれを混醸したものがある。

IGTクラスには、トレッビアーノを名乗るものがかなりある。

フランス

おもに南西部で作られ、ユニ・ブラン(Ugni Blanc)と呼ばれているが、ブレンド用で、これを中心にして作られるものはない。コニャックでは、サンテミリオンといい、最も重要な品種になっている。

オーストラリア

1832年にオーストラリアに持ち込まれ、ニュー・サウス・ウェールズ州南オーストラリア州で作られ、主にブランデーに加工されている。

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