受精とは? わかりやすく解説

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じゅ‐せい【受精】

読み方:じゅせい

[名](スル)雌性生殖細胞の卵に雄性生殖細胞精子融合し両者のもつ合体すること。

「受精」に似た言葉

受精

受胎 1は、精子 4による卵子 3の受精 2結果であり、妊婦妊娠状態 5あるいは妊娠期間 5開始を指す。受胎の成果 6妊娠経過と共に順次、胚 7胎児 7呼ばれる。胚が胎児になる瞬間ははっきりとは決まっていない一部学者はそれを、子宮内の生命12週目または3ヶ月目の最後決めているが、受胎後8週目以後生命発達段階胎児態と呼ばれることが多い。卵着床 8とは子宮 9内膜卵子着床することを指すが、この過程は受精後数日で起こる。


受精

英訳・(英)同義/類義語:fertilization

有性生殖卵子雌性配偶子)と精子雄性配偶子)とが合体し受精卵形成すること。

受精/受精卵 (じゅせい/じゅせいらん)


受精

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 07:16 UTC 版)

受精(じゅせい、: Fertilization)は、雄の生殖細胞が雌の(または卵細胞)の中に入り込み、細胞分裂によって成長可能な状態になること。定義としては、一方が卵と見なされる場合の接合のことである。動物の場合の接合はすべてこれである。一般に受精といえば、動物の場合を指すことが多い。


  1. ^ サイエンスZERO 2015年2月8日放送分
  2. ^ 鈴木孝仁監修、数研出版編集部編『三訂版 フォトサイエンス 生物図録』数研出版、2016年、129ページ


「受精」の続きの解説一覧

受精

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 20:45 UTC 版)

ヒトの発達」の記事における「受精」の解説

詳細は「受精」および「ヒトの受精英語版)」を参照 精子卵子の膜にうまく入り込む受精する精子染色体卵子に受け渡され固有のゲノム形成する卵子受精卵になり、胚発生胚期が始まる。胚期とは、受精から初期胚の発生経て着床するまでの期間を指す。胚期妊娠10日前後終了する受精卵にはすべての遺伝物質含まれ一人人間生物学的特徴をすべて備えており、胚へと発達する簡単に説明すると、胚発生には、桑実胚期胞胚期原腸胚期神経胚期英語版)という4つ段階がある。着床前の胚は、透明帯というタンパク質の殻に包まれたまま、卵割呼ばれる一連の急速な有糸細胞分裂を行う。受精から1週間後、胚はまだ大きくなっていないが、透明帯から孵化して母親の子宮の内膜に付着する。このとき、子宮細胞増殖して胚を取り囲み、胚が子宮組織中に埋め込まれる脱落膜化(英語版)が誘発される一方、胚は増殖し、胚組織と胚外組織両方発達し後者胎膜英語版)と胎盤形成するヒトの場合、胚は出生前発達後期には胎児呼ばれるうになる。胚から胎児への移行は、受精後8週間任意に定義される

※この「受精」の解説は、「ヒトの発達」の解説の一部です。
「受精」を含む「ヒトの発達」の記事については、「ヒトの発達」の概要を参照ください。


受精

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 09:36 UTC 版)

妊娠」の記事における「受精」の解説

排出され卵子精子到達し卵管膨大部で「受精」が起こる。受精した卵を「受精卵」と呼ぶ。卵子は一旦受精すると、それ以外精子受け付けない多胎妊娠 まれに、一卵性双胎二卵双胎生まれる(⇒双生児)。現在は体外授精などの不妊治療により、三つ子(三胎)、四つ子(四胎)が生まれることもある(⇒多胎児)。Hellinの法則によるとn胎の発生する確率89n-1乗に1例である。多胎妊娠妊娠経過中に多々合併症生じることも多く出生予後単胎比べる良くない(ただし同体重の単胎児比べた場合多胎児予後はむしろ良い)。そのため、体外受精時に子宮内に戻される受精卵の数は原則1個と日本産科婦人科学会によって会告通達されている。 排卵後に受精しなかった卵子は約24時間寿命尽きて消滅し妊娠準備のために肥大していた子宮内膜排卵から14日前後経血として体外排出される(⇒「月経」)。

※この「受精」の解説は、「妊娠」の解説の一部です。
「受精」を含む「妊娠」の記事については、「妊娠」の概要を参照ください。

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受精

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 03:53 UTC 版)

名詞

 じゅせい

  1. 卵細胞()と精細胞染色体合体すること

関連語

派生語


「受精」の例文・使い方・用例・文例

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