トレニア (花瓜草)




●インドシナ半島が原産です。茎は立ち上がるか匍匐し、高さは20~30センチになります。葉は卵形から披針形で対生し、縁には鋸歯があります。季節はずれの寒さにあうと、葉は赤みを帯びます。5月から10月ごろ、濃青色や淡青色、ピンク色、黄色などの花を咲かせます。和名では「はなうりくさ(花瓜草)」または「なつすみれ(夏菫)」と呼ばれます。
●ゴマノハグサ科ツルウリクサ属の一年草または多年草で、学名はTorenia fournieri。英名は Bluewings, Wishbone flower。
ステラ: | ステラ・ピンナチフィダ ステラ・ミクロフィラ バコパ・ディッフスム |
ツルウリクサ: | トレニア |
テトラネマ: | テトラネマ・ロセウム |
ディアスキア: | ディアスシア ディアスシア・バルベラエ |
ツルウリクサ属
(トレニア から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/29 08:19 UTC 版)
ツルウリクサ属 | ||||||||||||||||||
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ハナウリクサ(トレニア)
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Torenia L.[1] |
ツルウリクサ属(学名:Torenia、トレニア属)はアゼナ科の属の1つ。分布の中心は熱帯アジア、アフリカ。
クロンキスト体系ではゴマノハグサ科、APG IIではオオバコ科に分類されていた。
主な種
- ハナウリクサ T. fournieri
- インドシナ半島原産の一年生植物で、よく栽培されている。花期は6-9月頃。種子は非常に細かい。単に「トレニア」というと本種のことをいう場合が多い。スミレに似て夏に咲くため「ナツスミレ(夏菫)」とも。
- ツルウリクサ T. concolor var. formosana
- 奄美大島、請島、沖縄島北部及び宮古島に分布する。環境省レッドリストの絶滅危惧IA類。
脚注
関連項目
- オーロフ・トレーン(Olof Torén) - 学名の由来となった人物
「トレニア」の例文・使い方・用例・文例
- トレニアという植物
トレニアと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- トレニアのページへのリンク