modo601とは? わかりやすく解説

modo601

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 15:16 UTC 版)

modo」の記事における「modo601」の解説

2012年3月1日 (日本語版は3月8日) に、modo601が発表された。前バージョンから約14ヶ月ぶりの登場となった。 主に、アニメキャラクター人物の動き重視した機能多く追加された。 modo601新機能 modo601では、かねてより非常に要望高かったボーン」がついに搭載され本格的なキャラクターアニメーションができるようになった。(IKinema社ライセンス)(これにより、モデリングからアニメまでmodo一本完結できるようになり、アプリケーション行き来する手間大幅に減ることが期待される。) セルシェーダーが追加され塗り含めたアニメ調のレンダリング可能になった。 以前よりプラグインとして別売りにされていた、物体の衝突シミュレーションする「リコイル」がmodo本体統合され、さらに布の衝突扱えるようになった。 テクスチャリプリケータ技術搭載。 エリアライトが可視化できるようになった。(従来可視化ようとすると、エリアライトに発光設定したポリゴン重ねなくてはいけなかった。) 「スカイポータル」機能の追加。(外光の入る室内インテリアレンダリングにおいて、発生しやすいアーティファクト低減させる補助機能マテリアルに「Round Edge Widht」(ラウンドウェッジウェイト)が追加された。これにより、SDS上で破壊タイプの角の丸め可能になった。実際に形状変えていないので変更簡単にできる。(ただし擬似的な角の丸めなので、不都合が出る場合がある。その場フリーズなどを使う必要がある) 「レンダーパス」という複数設定レンダリング結果比較するツールができた。 「レンダーブーリアン」が搭載され従来形状スライスして断面レンダリングしていたが、この機能を使うことにより、非破壊的に断面レンダリングすることができるようになったリトポロジー機能クリーンなポリゴンモデル再生成する機能専用画面追加された。これにより3Dスキャナー3DCADからのインポートなどで取り込まれ不具合の多いモデルを、きれいなメッシュモデルに再構築することができるスリップUV機能ポリゴンメッシュを動かすとメッシュ上のUV変形されてしまったが、「スリップUV」を使うとメッシュ上のUVをうごかさずメッシュ変更できる。(トランスフォームツールにチェックボックスがついた) 人間の肌専用シェーダーとして、スキンシェーダーとヘアシェーダーが新たに搭載された。 modo601から、アダプティブサブディビジョンがP-subでも使用できるようになった。 Matcapという、光源の光の影響受けないシェーダー新たに搭載された。形状把握するのに見やすい。(ZBrush搭載されたものに近い。) レンダリング結果ウィンドウ進化し従来加え画像に対して後処理なども行えようになったまた、複数レンダリング結果半透明重ねて比較する機能もついた。→「レンダーディスプレー機能」 modo 601ではAlembic 1.0対応した入出力プラグイン対応した2012年時点最新3D入出力フォーマットAlembic基本コードプロジェクトGoogle Codeサイトよりダウンロードすることが可。) 履歴デフォーマーの搭載 フォールオフツールにsoftimage XSI風の選択方法「ソフトセレクション」追加。(選択周辺にあるメッシュ等に距離に応じたウェイト値を設定)が搭載されている。 「シルエット表示チェックボックス」を搭載。「ipodCM」のように[要説明]オブジェクトシルエット表示できる601からRender Output新しくVolume専用Output幾つか追加されており、Volume Depthを使うとDepth情報バッファに出る。 「丸めエッジ幅」の追加オブジェクト同士くっつきメタボール的な表現出来る。マテリアル設定し、マテリアルプロパティ内にある、サーフェース法線丸めエッジ幅の数値上げる。 F8キー出てくる「プレビューレンダラー」の上部に「フルレゾリューションモード」が追加された。実際サイズまでレンダリング続けてくれる。しかもプレビューレンダリングの上メニュー[save]でフルレゾリューションでセーブ出来る。 ペンツールのウォールモードが進化。壁の厚さ書いた直後なら変更できる頂点数字表示できるチェックボックス下部についたや煙などのボリュームレンダリング追加。また水の流れアニメーションするRealFlowbinファイル取り込み可能([シェーダーツリー」>「アイテム追加」>下部の「ボリューム」>マテリアルプロパティ「パーティクルソース」で変更) 3Dconnexionの3Dマウス使えるようになった素早くビュー操作ができる。 2012年6月19日 modo 601 SP2リリース たくさんのバグ修正された。 2012年8月14日 modo 601 SP3リリース たくさんのバグ修正された。 別売りプラグインなど modo601用に「CAD Loaders for modo」が別売り発売され従来ポリゴン抜け」などが多く修正に非常に時間かかっていた「IGES」などの3DCADデータが非常にきれいに取り込めようになったIGES,STEP,Parasolid等が読み込め上位版は695ドル(約56295円)、Parasolidのみの下位版は495ドル(約40095円)である。複数の同じ部品取り込むときにリプリケーターとして取り込まれるため、動作軽くなるPower SubD-NURBS (http://www.luxology.com/store/Power_SubD-NURBS/index.aspx) アメリカカリフォルニア州サンディエゴのIntegrityWare社によってluxologyのために開発されプラグイン。 これはsubdivisionNURBSをつなげるプラグインで、modo作ったsub-DをCADNURBSエクスポートできるツールである。601以降使用できる。(595ドル/約48195円) 参考 modo601ツアー その他 3Dゲームエンジンunity開発ツールmodoのlxoネイティブ対応している。 ソリッドワークスのデータ直接読み込むことが出来様になった。(ただし、32ビットWindows版のみ)

※この「modo601」の解説は、「modo」の解説の一部です。
「modo601」を含む「modo」の記事については、「modo」の概要を参照ください。

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