ZW33 ジェノスピノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:13 UTC 版)
「ゾイドワイルドのゾイド一覧」の記事における「ZW33 ジェノスピノ」の解説
ジェノスピノGENOSPINO番号 ZW33 所属 帝国軍→合同軍(ZERO)レッドケルベロス(2) 種族 スピノサウルス種 骨格分類 2足巨大恐竜骨格 サイズ/動力 XL型/モーター動力 兵器解放技 殲滅破壊 発掘地域 大陸北東部 硫酸海海底 全長 13.7m 全高 6.5m 体重 158.0t 最大スピード 210km/h IQ 138 ライダー アルドリッジ(ZERO)ギレル(ZERO) 能力チャート表 スピード 7アタック 10IQ 9スタミナ 7ディフェンス 7ワイルドブラスト 10 希少なスピノサウルス種の巨大ゾイド。水脈を自由に行き来できる水陸両用ゾイドで、水中からの奇襲攻撃を得意とする。その巨大な骨格の大半は硫酸海の深い海底に埋まっていたが、全くの損傷・溶解がみられなかったため、発掘した帝国技術陣を驚愕させた。 兵器開放技は、前方に迫り出した背ビレ「ジェノソーザー」を巨大な円盤ノコギリにして、超高速回転で敵を断ち切る殲滅破壊(ジェノサイドクラッシャー)。同時に、敵に噛みついて口内のA-Z高熱火炎放射器も併用して攻撃する。ジェノスピノの操縦は、他の通常ゾイドよりかなり難しいとされ、乗りこなせるのは超一流のゾイドライダーのみだと言われている。 キットは2019年のクリスマス商戦直前に発売され、好調な売れ行きとされている 武装・装備 Z-Oバイザー 視界を抑制して兵器として制御するためのバイザー。 ノーズホーン 敵を突き刺すことのできる鋭い口先で、内部に水中で敵を探知するソナーがある。 ウェーブファング 湾曲した巨大な顎に生えそろった牙。滴の装甲を噛み砕くパワーがある。 A-Z高熱火炎放射器 口内に備える火炎放射器。約5,000度の高熱を発射して噛みついた敵を溶解させる。 キャタピラードライブ スパイククロー ジェノソーザー ノコギリ状の背ビレ。兵器解放時には8枚刃の円盤ノコギリ状に変形する。 ソーザーバルカン ジェノソーザーの各刃に備え付けられたバルカン砲。ジェノソーザーの回転により全方位を攻撃できる武器。 A-Zロングキャノン 両脚部に装備する対ゾイド用の大型キャノン砲。主に地上戦で使う武器で、敵の装甲を貫く徹甲弾を発射する。 A-Z魚雷ランチャー ジェノソーザーの両脇に装備する単装の魚雷発射管。着水後に敵を追尾するホーミング対潜魚雷を発射する。 スモークディスチャージャー 腰にあるスモーク弾発射機。 起動骨 腰部にあるゾイドに刺激を与える骨 。 劇中の活躍 ゾイドワイルドZERO 第1話冒頭のゾイドクライシスで水中から出現。世界の1/3を滅ぼした伝説的なゾイドとして言い伝えられていた。帝国ではコリンズ准将の指揮により、ランド博士の手で発掘・復元が進められ、発掘された部分骨格をたジャンク屋から買い取るなどして集めていた。玩具の設定よりかなり巨大なゾイドとして描かれる。復元完了後、病死したコリンズの後を引き継いだシーガル准将によりアルドリッジがライダーとなる。「好戦的なコリンズの暴挙」に偽装してキャノンブルなどの随伴機と共に共和国領に侵攻。グラキオサウルスを含む共和国防衛部隊を蹴散らし、ビーストライガーのビーストオブクロー破を軽々と受け止めて破壊、トリケラドゴス改を真っ二つに両断するなど圧倒的な力を見せつけた。そのままネオヘリックまで侵攻するが、リジェネレーション・キューブの力で再起し、ビーストライガーから進化したライジングライガーによってゾイドコアを貫かれて活動を停止。共和国と帝国の和平交渉の象徴として現地で保存することとなった。 その後、反乱を起こしたランドとシーガルが擁するオメガレックスへの対抗手段として両国合意の下、ゾイドコアが修復されて復活。当初は共和国の条件でディアスが搭乗する予定であったがギレルの思いを察し彼に搭乗権を譲り、ギレルがライダーとなって対決するが、荷電粒子砲の威力とジェノサイドクラッシャーすら跳ね返すバリアに苦戦。荷電粒子砲に右半身を焼かれジェノソーザーを失いながらも、集束シールドを破壊して一時撤退には何とか追い込んだ。再びオメガレックスが出現した際、空輸され帝国内で対決。パワーならばジェノスピノが上とするギレルの操縦でオメガレックスと格闘戦を繰り広げるが、次第におされ始め投げ飛ばされた直後に荷電粒子砲が直撃し戦闘不能に陥るが、強固なボディは原形を留めていた。 ランドとイレクトラ・ゲイトがゼログライジスを復活させ地球生物一掃活動を起こした際には、機能が一時的に停止し謎の物体に包まれているゼログライジスを破壊するためギレルの操縦の下、ディアスの操縦するオメガレックスと共に戦線に立つ。その前座のゼロファントス達が発生させるゾイド石化光をものともせずゼロファントスの群れを蹴散らし、謎の物体をジェノソーザーで切り裂く。その後荷電粒子砲により破壊された物体の中から完全体となったゼログライジスと対峙するも、オメガレックス共々赤子の手をひねるようにあしらわれてジェノソーザーも破壊され、ゼログライジスのグライジスコアより現れたリングの疑似ブラックホールに吸い込まれてしまう。 ゾイドワイルド2 レッドケルベロスのゾイドとして登場。ベースとなったスピノサウルス種ゾイドはティラノサウルス種を超える強さがあり、かつて復元された時には超大国の空母を両断した実績から、最強ゾイドと呼ばれるようになった。
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