O★Z
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:44 UTC 版)
「ヴィジュアルプリズン」の記事における「O★Z」の解説
メンバーはギルティアを含む4人。 結希 アンジュ(ゆうき アンジュ) 声 - 千葉翔也、指出毬亜(幼少期) / 演 - 正木郁 本作の主人公である人間とヴァンパイアの中間の資質(ハーフ)を持つ、ダンピールの少年。 日本出身。身長175cm、3月31日生まれ。イメージカラーはFatal Orange。 不器用な性格ではあるが、芯の強いところがある。内に強い孤独感を感じており、故郷のアヅミノに馴染めないと感じていた。 祖母の死により天涯孤独の身となったのを機にハラジュクに上京した。上京後はギルティアの家に居候している。 幼少期より音楽を趣味としており、初代ECLIPSEのギルティアの歌に憧れを抱いていた。 紅い月の影響で眠っていた(抑制状態、つまり、潜在能力としてある状態)、もしくは封印されていた可能性もあるヴァンパイアの力に目覚めるが、オリジナルに近いためか、力をコントロールできていない模様。アンジュが赤ん坊の頃に両親が既に亡くなっているため、詳細は不明。しかし、そのために弱点が多く、人間よりはゆっくりではあるもののいつか老いて死んでしまう。完全なヴァンパイアになるには、親に吸血してもらう必要がある。 憧れの人であるギルティアから歌が綺麗だと言われるほどの歌声を持っている。 また、ロビンには音楽バカと言われている。 名の由来は、子を身ごもった両親が仮に天ちゃんと読んでいた所からそのまま天使(フランス語でアンジュ)の名を継承したことによるものと思われる。 ギルティア・ブリオン 声 - 古川慎 / 演 - 佐々木喜英 フランス出身。身長185cm、12月24日生まれ。イメージカラーはGuilty Blue。通称は「ギル」。 初代ECLIPSEのメンバーであったが、解散後は隠居生活を送ることになった。 足りない言葉から周りには誤解をよく与えているものの、本人はそれについて自覚していない。 アンジュとは歌えないと言っており、以降は関わらないようにイヴに世話を任せた。 イヴ曰く自分の淹れたコーヒーよりギルティアの淹れたコーヒーの方がおいしい。 かつて人間の友人・長瀬豊がおり、ECLIPSE解散後は彼と音楽を作っていたが、彼が事故で亡くなったことによりショックで歌えなくなっていた。アンジュからは「ギルはまだ歌える。大切な人がいなくなっても辛いことがあってもギルはまだここにいるじゃないか」と言われ、とある約束をして、最後にO★Zのメンバーになる。 メイクのことを儀式だと言い、また「鏡に映るありのままの自分が嫌いで、出番前の不安に満ちた顔が気に入らない、そんなものをステージで見せるなど自分の美学に反する。故に肌を塗り、目を、口を描き上げた。ギルティア・ブリオンから(初代)ECLIPSEのギルになるために」と言っている。 音楽に関しては妥協せず最高の音しか許さないため、ロビンに鬼と言われた。 本来の年齢は約250才。 ディミトリとハイドとは人間時代からの腐れ縁であり、ヴァンパイアとしての兄弟(ヴァンパイアにした人物が同じ)でもある。 紅い月の罰を二度受けており、そのうちの一度は大罪であるため残りの命が少ない。 イヴ・ルイーズ/カルミラ・シャンドン 声 - 七海ひろき / 演 - 健人 フィンランド出身。身長183cm、7月1日生まれ。イメージカラーはDual Violet。 ギルティアの良き理解者および同居人であり、優しい心を持った穏やかな性格の人物。 鼻は利く方で、まだヴァンパイアになる前のロビンを人間だと気付いた。 まだ人間だった頃のイヴは、人間を襲うヴァンパイアの存在を知り、ハンターとしてヴァンパイアとあらば容赦なく狩っていた。しかし、カルミラ・シャンドンに出会いヴァンパイアでも人間と共生する者がいることを知り、その出会いがきっかけでヴァンパイアになる。 ヴァンパイアとなってからも、同胞を襲うヴァンパイアが現れた際はハンターとして目覚め、ヴァンパイアを狩っていた。ハンターとして暴走している自分に気付いていることもあり、狩りの最中は弔いの意味を込めた歌を歌う。 ギルティアもその事情を知っており、ハンターとして目覚めたイヴが現れた時は、ロビンやアンジュに外に出ないように伝えたが、言いつけを破った二人は外出してしまい、若いヴァンパイアが襲われているところに巻き込まれたことでイヴがハンターであると知ってしまう。いつかハンターとしての自分がアンジュ達まで狩ってしまうことを恐れ、黙って姿を消そうとしたが二人に止められた。 イヴは自分の歌は化け物の叫びだと思い自分自身を否定し、ずっと苦しんでいたのを、アンジュから祈りの歌だと言われO★Zに誘われた。当初は誘いを辞退しようとしたが、アンジュに「信じてる」と言われO★Zに加入する。ロビンの次に加入したため、2番目にメンバーになった。 部屋には家具や家電などが何もなく床で寝ていたため、それが理由でロビンには怖くなってきたと言われ、ギルティアにも同意される。 肉体を持たない伝説の女ヴァンパイアとなったカルミラ・シャンドンに憑依されており、ケチャップを摂取することにより風貌と性格が豹変し、仲間に悪戯をする。マヨネーズで彼女が眠り元に戻る。理由はマヨネーズが嫌いだから。しかし、この一連の出来事の後にロビンから「一生ケチャップ禁止」と言われた。 ロビン・ラフィット 声 - 堀江瞬 / 演 - 設楽銀河 イギリス出身。身長177cm、10月22日生まれで、イメージカラーはInnocent Yellow。 著名な声楽家で、幼少期はクラシック界で活躍しており、天使の歌声と称された。一番最初にO★Zに加入したメンバー。 ハラジュクには遊びに来たといっていたが、本当の目的は人探しであり、双子の兄であるジャックに会うために来日した。アンジュと友人になり、泊る所がなかったためギルティアの家に行ったもののヴァンパイアではなかったため追い出される。その後、兄であるジャックに会えたものの知らないと言われた挙句、サガに命じられたミストにつまみ出される。その後、サガによりジャックともう一度会うことが出来たものの、冷たくあしらわれた上に記憶を消されそうになるが、その後和解。兄であるジャックに吸血されてヴァンパイアになったことで、その後はギルティアの家に居候する。 甘いものと双子の兄であるジャックが好き。耳が良く、人間の認識をゆがめる効力のあるメイクで認識が阻害されているにも拘らず、ジャックの声だけで探し人である兄だと気付いた。ギルティアにヴァンパイアになる選択をしたことの意味について問われたが、自分の大切なものを選んだだけだと告げている。 アンジュの言葉を聞き、イヴにO★Zに入ってほしいということを解釈し、「O★Zにはイヴさんが必要だ」と言い、彼がO★Zに加入する後押しをした。 音楽対しては、嘘をつかない。 ジャックが人間を吸血したことをディミトリに気付かれた際は「兄さんに文句があるなら僕に言え」と返そうとするも、ジャックに遮られる。
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