compassion
「compassion」とは、思いやり・同情のことを意味する英語表現である。
「compassion」とは・「compassion」の意味
「compassion」は、他人への思いやりや深い同情を意味する名詞である。誰かが抱く苦しみや困難に対して積極的に共感し、助けたいと思う気持ちを指す。また、ただ思いやりや同情を表明するだけでなく、実際に行動に移すこともこの言葉の意味には含まれる。「compassion」の発音・読み方
「compassion」の発音記号は「kəmpǽʃən」である。カタカナ読みだと「コンパッション」になる。「compassion」の覚え方・コアイメージ
「compassion」のコアイメージは、苦しんでいる人々に対して共感や思いやりを持ち、彼らを助けるために行動することである。このことから、覚え方としては、「com(共に)」と「passion(情熱)」のように分解して考えるとよい。「compassion」の語源・由来
「compassion」の語源は、ラテン語で共に苦しむことを意味する「compati」である。「compassion」の関連語一覧
「compassion」の関連語としては、次のようなものが挙げられる。「compassionate(動詞形・形容詞形)」の意味
「compassionate(動詞形・形容詞形)」は、それぞれ「compassion」の動詞形と形容詞形である。動詞の「compassionate」は、哀れむ、不憫に思う、同情することを意味する。形容詞の「compassionate」は、哀れみ深い、同情心のある、といった意味で用いる。
「compassionate(動詞形)」とは
「compassionate(動詞形)」は、他人の苦しみや悲しみに対して同情することである。たとえば、次のような文章で用いる。「She always takes the time to listen to her friends and to compassionate their problems.(彼女はいつも友達の話に耳を傾け、彼らの問題に同情する)」
「compassionate(形容詞形)」とは
「compassionate(形容詞形)」は、同情深い、というような意味で用いる。例文としては、次のようなものが挙げられる。「The doctor was known for her compassionate approach to her patients.(その医師は、患者に対する同情深い接し方で知られていた)」
「compassion」と「empathy」の違い
「compassion」と「empathy」は似たような意味の言葉だが、微妙な違いがある。「compassion」は、他人の苦しみや困難に対して感情的な共感や同情を示し、思いやりを持って接することを指す。つまり、自分自身が同じ状況に置かれたわけではないが、他人の苦しみを理解し、その人に寄り添うことができる、ということである。一方、「empathy」は、他人の立場や感情に共感し、自分自身も同じように体験したかのように感じることを指す。つまり、他人の感情を自分のものとして感じることができる、ということである。「compassion」の同義語・類義語
「compassion」の同義語・類義語としては、先に挙げた「empathy」のほかに、同情を意味する「sympathy」や、親切を指す「kindness」、慈悲、という意味の「mercy」、哀れみを意味する「pity」などがある。「compassion」を含む様々な用語の解説
「compassion」を含む用語として、次のようなものが挙げられる。「self-compassion」とは
「self-compassion」は、自己同情のことである。自分自身に対しても他人に対するような思いやりと共感を持ち、自分自身を受け入れ、励ますことを意味する。自己啓発やマインドフルネス瞑想などでよく取り上げられるテーマである。
「radical compassion」とは
「radical compassion」は、徹底的な同情心を指す。自分自身や他人、すべての存在に対して無条件かつ根本的な同情心を持つことを意味する。仏教やヨーガ哲学、心理学の分野でよく取り上げられる。
「unconditional compassion」とは
「unconditional compassion」は、無条件の同情心を指す。仏教やヨーガ哲学といった東洋の宗教や哲学に由来する。相手に対して自己の期待や要求を押し付けず、純粋に相手の状況を受け止めることを強調する。
「empathetic compassion」とは
「empathetic compassion」は、共感的な同情心のことである。相手の状況や感情に共感し、同時に同情心を持つことを指す。
「compassionate」の使い方・例文
「compassionate」を用いた例文として、次のようなものが挙げられる。「We need to have compassion for ourselves and be kinder to ourselves when we make mistakes.(私たちは自分自身に思いやりの心を持ち、間違いを犯したときでも自分自身に優しくする必要がある)」
「The speaker at the conference emphasized the importance of compassion in leadership and how it can positively impact both employees and the company.(登壇者は、リーダーシップにおける思いやりの重要性と、それが従業員と会社の両方にどのようにプラスの影響を与えることができるかを強調した)」
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