2014年以後
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「2013年福知山花火大会露店爆発事故」の記事における「2014年以後」の解説
福知山市商工会議所と花火大会の主催者は、2014年度の大会について春の段階で開催をしないことを決定した。 商工会議所は、今回の事故で亡くなった3人の遺族や、負傷者らの心のケアや被害者救済を最優先に進めることや、主催組織、安全管理体制の見直しなど、大会を開催するには数多くの課題が残っているとして2014年の花火大会の開催を断念したとしている。 主催者は花火大会を中止する代わりとして、事故現場で1周忌追悼式を開催することとした。 この花火大会の事故により2013年度は途中打ち切りとなったドッコイセ祭り本体については、1周忌法要を行って冥福を祈ってから開催したいとして、平年より1日短縮する形で8月15日夜から予定通り開催するとしていた。しかし、大会2日目の8月16 - 17日にかけて、福知山を中心とした京都府北部に集中豪雨被害が発生し、広小路通りも水没するなどの被害が出たことや、主催者の商工会議所からも参加者の辞退申し入れが相次いだことなどから、8月24・25日に予定されていたプログラムの開催を断念(延期なし)し、事実上2年連続して災害により祭りそのものが途中打ち切りとなった。 今回の事故から1年を迎えるにあたり、「被害者の会」は2014年8月10日に市民交流プラザふくちやまで、シンポジウム「負傷者の現状と支援のあり方」を当初開催する予定だった。事故の風化防止と被災者の現状報告、支援のあり方について考える企画を予定していたが、8月10日当日に台風11号の接近により来場者の安全が見込めないこと、被害当事者らのフラッシュバックの懸念などを考慮し、結局開催中止となった。なお両丹日日新聞(電子版)には「今後の開催は未定」として、無期限延期であることを示しているが、2017年6月現在でその延期開催は実現していない。 しかし2016年8月、地元企業・団体らで作るNPO法人「イークローズ」の主催により、上記福知山商工会議所主催のものからは大幅に縮小され、1,000発程度の花火大会が現場の由良川で開催された。しかし遺族らから「時期尚早」「被害者の心情に配慮すべき」という意見があり、2017年については開催しない方針となっている。 実行委員会によると2017年現在、死傷者57人のうち死者3人の遺族、負傷者48人と示談が成立し、負傷者の後遺障害の支払いなどについても応じているという。残る6人については引き続き示談交渉を行っているものの、 重傷のため皮膚移植などの治療が長期間にわたっており、なおも確定的な示談が行えない状態にあるため、医療費や休業費の一部補償などを行っている。花火大会の再開について実行委員会は「時期尚早」「再開は一切考えていない」「実行委主催という同じ形式での実施は厳しい」と説明している。 2016年以降も福知山花火大会を行わないことを決め、無期限休止の状態となっている。2018年3月、大会実行委員会は本事故の死傷者57人すべてと示談交渉が成立したことを明らかにしている。 このため、京都府下での大規模花火大会は2013年の時点では南部の宇治市で開催されていた宇治川花火大会が唯一となっていたが、これもこの花火大会の事故の余波で2014年より無期限休止に入り、見物客の安全対策に目途が立たないことを理由に、2017年12月7日付で正式に宇治川花火大会を廃止することを決定した。 これにより京都府内での大規模花火大会は事実上廃止されると思われていたが、入れ違いに2018年より京都市伏見区の京都競馬場で京都芸術花火が開催されることとなったため、曲がりなりにも大規模花火大会が継続されることとなった。ただし、この京都芸術花火は文化庁の京都移転を記念して始まったものであるため、京都2大花火大会の代替としての開催ではない。なお、2020年度より2024年度までの期間、京都芸術花火の会場である京都競馬場が大規模な改築工事を実施するため、その間の一時的な休止および他の会場への一時的な振替が検討されている。また、これとは別に、その後2019年に亀岡市で開催されている亀岡平和祭保津川市民花火大会が打ち上げ数を約8,000発に増やし、同大会に次ぐ規模の大規模花火大会に昇格している。
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2014年以後
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2014年からのKリーグクラシックは12チームでの固定開催となり、まず12チームのホームアンドアウェーの3回総当たり(33節 ホーム・アンド・アウェー+どちらか一方のホームでもう1試合)を行った後、上位と下位のそれぞれ6チームによる順位決定リーグ(それぞれ5節 どちらかのホームで1試合)を行い、1チームあたりの試合数は38試合となる。下位リーグの最下位(12位)チームは自動的にKリーグチャレンジの優勝チームと次年度入れ替え、同5位(通算11位)のチームはKリーグチャレンジの2-4位チームによる「入れ替え戦出場決定プレーオフ」で優勝したクラブと入れ替え戦を開催して次年度の所属クラスを決定する。
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