1週間心霊スポット生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 14:37 UTC 版)
「だいにぐるーぷ」の記事における「1週間心霊スポット生活」の解説
これまで既存のYouTuber達も心霊スポットに行くだけではなくそこで何かをするという企画を数多く打ち出してきたが、1週間居住するという当時のYouTube(2018年当時)としては珍しい企画だったことから、だいにぐるーぷの登録者が急増したきっかけの動画で、だいにぐるーぷの夏シーズン大人気企画である。岩田率いる鬼畜スタッフと呼ばれる裏方スタッフ陣営とメイン出演のメンバーによる駆け引きも面白みの醍醐味である。これまで、2018年から2021年にかけて5回。 心霊スポットで1週間生活してみた。(2018年7月23日〜8月9日公開) 千葉県内にある廃墟ホテル・通称「活魚」/正式名称「油井グランドホテル」跡を舞台に西尾が1週間単身で生活していく。当初はTwitterの投稿から始まり、企画開始のリミットまでにリツイート数を1000以上獲得できた場合企画を実行するというものだったが、投稿後僅か2日足らずでリツイート数を獲得し、企画実行に至った。毎朝にスタッフから西尾に1,000円が支給されることと、西尾は毎晩日記を書くことがルールとして定められた。 後日談として、企画終了後に御祓を行い無事に西尾宅へ帰宅する模様が撮影された。 ①知人である霊感者が同行していたが、その霊感者ですら慌てる程の事態が起きてしまい、「この日の夜の西尾1人の滞在はかなり危険と思われる。西尾以外のスタッフも滞在するか、企画を一時中断する措置を取ってほしい」とスタッフ側に伝えられるもの、その後の日程において恐怖によりスタッフまでも立ち入らずにすぐさま撤収する様子を見て恐怖とスタッフへの不信感から西尾が脱走する事態が起きた。 ◎西尾(メイン) 男女が心霊スポットで1週間生活してみた。(2018年8月17日〜10月27日公開) 福島県内にある廃墟施設「横向ロッジ」を舞台に加藤とコスプレイヤーのニキが共同で1週間生活する。このシリーズより「だいにぐるーぷのアメリカ」(サブチャンネル)に、未公開映像や振り返り動画を上げるようになった。前回終盤で追加された現金獲得ルールが正規ルールとなりミッションと称した現金獲得条件を満たしたルールを行えばそれに応じた現金が獲得可能というものである。心霊スポットではあるが表立った現象は前回ほど起きておらず、寧ろ数多く訪れる訪問者との交流動画ともいえるものとなっている。 後日談として、加藤とニキの2人による東京都内でのデート模様が公開された。 ①ミッションのためも加藤とニキが地元の若者集団を脅かそうとしたところ、集団側が激怒しトラブルになり、急遽スタッフ達が駆けつけたところなんと視聴者であることが判明し、西尾を仲介人として双方和解している。 ②視聴者のヤクザ御一行と称された集団が差し入れを持参して、陣中見舞いと加藤へのニキに対しての態度を見かねての説教のために来訪したが、実際の指定暴力団ではメディア取材以外で自分からヤクザであることや業界の人間であることを一般人に明かすことはご法度とされており、今回の来訪者達は社会復帰活動中の堅生者や元ヤクザ・業界の仲介者という肩書が正しい。 ③スタッフとして行動していた西尾・安西の、ミッション失敗によるアイテム没収でのヤクザ紛いの行為が波紋を呼んだ。ただし、その後加藤の荒稼ぎによるミッション成功により立場が逆転している。 ◎加藤・ニキ(メイン) ビビりが1週間心霊スポットで生活してみた。(2019年7月29日〜8月31日公開) 福島県内にある数々のミュージック・ビデオやアクションドラマ・映画撮影などで使用されている巨大廃墟ホテル「ヘレナ国際ホテル」を舞台に須藤が一人、1週間生活する。本企画では過去の現金支給やミッション制度は廃止され、1日ごとに施設のエリアマップが支給され、1日ごとに行動可能範囲を増やして各階で必須アイテムを入手する、いわゆるRPG・ダンジョン方式を採用している。本企画内では須藤自身が数々の心霊現象を体験しているものの、そもそもこの施設は私有地の廃墟で映画やドラマ・MVの撮影といったメディアでも多く利用される施設で、なおかつ一般人の立ち入りは禁止されている場所であり、いくつかの事象は霊的ではなく人為的なものもあると思われる。 ①スタッフの西尾が須藤が施設内で手に入れた食料を全て奪い取り、心が折れた須藤が一時的にスタッフの話を聞かず自棄になる事態も起きている。なお、スタッフとのやりとりは食料のやり取りのみで自棄になるシーンは撮影されていない。 ②須藤の体調不良の訴えと精神状態が限界寸前を迎え、スタッフ滞在のホテルに連れ込まれるも今度は企画復帰を頑なに拒否したため強制連行される事態も起きている。 ◎須藤(メイン) ニートが心霊スポットで1週間生活してみた。(2020年8月26日〜9月11日公開)※企画中断 岡山県倉敷市内にある廃墟ホテル「ホテル ラ・レインボー」を舞台に飯野が1週間生活していく。本企画では第2弾のミッション制度が採用されており、与えられた指令をこなしていきながら現金を獲得していく。また、すべてのミッションをクリアすると次の心霊スポットへ移動して生活をするというルールが存在した。しかし3日目に衝撃の展開として、諸事情により企画が突如中断されるという異例の事態となる。 ◎飯野(メイン) 日本のゴーストタウンと呼ばれる街で1週間生活してみた。(2021年8月29日〜10月26日) 世間では財政破綻し廃墟街となった北海道夕張市を舞台に、岩田が1週間生活していく。本企画では、過去のミッション制度や第3弾のダンジョン方式を廃止して、5ちゃんねる(動画内では便宜のため2ちゃんねると呼称)にスレッドを立て、チャンネル名を明かさずに5ちゃんねるユーザーから夕張市に関する情報を入手する。得た情報をもとに現地で新たな情報を得ることでスタッフ基準の食事が提供される。さらに、これまでのシリーズの中では非常に珍しいスタッフ滞在のホテルの別室を拠点とするルールが加わった。今回は、もちろん既存シリーズの様に心霊スポットを訪れているが、それと同時に街が世間的・国のやり方により見せしめとして陥れられたという国家規模の闇や日本人特有の悪者を仕立て上げて、それを正義の味方を気取って責め立てる悪習など人間の悪い部分が垣間見える、ある意味深い内容の企画と称された。 (1)夕張市南部青葉町/三菱南大夕張炭鉱 (2)円形校舎 (3)大夕張ダム (4)市内の廃墟 (5)地元民ですら知られていない廃病院 (6)支笏湖 (7)自動車教習所跡地 (8)合宿所廃墟 (9)首無し地蔵 (10)泣く木 ◎岩田(メイン・冒頭ナレーション)
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