非セレブラント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 06:46 UTC 版)
舞浜サーバーに保存された幻体。主に舞浜南高校の教職員・生徒として保存されている。 文中、(※)の部分は、物語中盤でサーバーがリセットされるまでに起こったエピソード。 トミガイ・ケイ 声 - 渡辺明乃 16歳。時に意識せず示唆に富むアドバイスをキョウとリョーコに与える良き友人。少女に見えなくもない中性的かつ幼めな風貌だが、あくまでも男性。キョウとは、中学時代に遭った痴漢から助けてくれたことで現在のような仲となった。実家は雑貨・駄菓子などを扱う老舗・トミガイ商店(創業は昭和25年)。最終決戦でセレブラントとして覚醒する。 (※)自主映画の撮影における演技では女装した上でキョウとのキスを要求されていたが、満更でもない様子。夏休み最後にはセレブラントとして覚醒しかけ、ハヤセと同じく世界がループすることを認識している。 ハヤセ・トウヤ 声 - 神谷浩史 16歳。キョウの中学時代の元友人。中学の時にカワグチ・ウシオと共に水泳部に所属、良きライバルであったが、キョウが水泳大会で起こした事件のせいで部を去る。高校に入っても部活に所属せず、ウシオ・カワグチらと行動を共にすることが多く、キョウに反発する。津村さち子とは恋人同士であった。最終決戦でセレブラントとして覚醒する。トミガイやオケアノスのクルーたちと共にクラウドの制御システムを目指すシズノに加勢する。 (※)その後、キョウの懸命さに心を動かされ、水泳部に入部する。夏休み最後にはセレブラントとして覚醒しかける。メドレー・リレーの担当パートは背泳ぎ。 ウシオ・タケル 声 - 加藤将之 16歳。ハヤセ同様、キョウの中学時代の元友人。元来お軽い性格のため、ハヤセがキョウと和解した後に彼も釣られるかのようにあっさり和解する。 (※)ミズキとは以前から仲がよく、最終的には付き合うことになる。メドレー・リレーの担当パートは平泳ぎ。 カワグチ・ケンタ 声 - 吉野裕行 16歳。ハヤセ同様、キョウの中学時代の元友人。 (※)元友人3人組中、最後までキョウを許さず、水泳部への入部が遅れている。中学ではキョウたちと共に水泳部だったが、大会で不正をした審判をキョウが殴りつける事件を起こし、全国大会への道を閉ざしてしまったことが対立の原因であるとキョウは思っていたが、実際には友人に相談することなく問題を全て抱え込んだキョウの態度を怒っていたことが明かされる。後にはキョウがセレブラントとして覚醒し、そのことで悩み、部活に出なくなったのを心配する素振りを見せている。その後、舞浜サーバーのリセット直前に、自転車競走の形を借りたキョウとの感情のぶつけ合いを経てようやく和解する。それ以後は本来の明るい性格ものぞかせている。メドレー・リレーの担当パートはバタフライ。 タチバナ・ミズキ 声 - ゆかな 16歳。リョーコの親友。サッパリした性格の持ち主。ハヤセに対し片思いをしている。 (※)ハヤセが津村さち子と交際していることは知っていたが、自分の想いに区切りを付けようと夏祭りの夜に告白、花火の如く玉砕する。その後はウシオと付き合い、それなりに幸せな模様。 フルネームは「タチバナ・ミズキ」。命名はミズキを演じるゆかな。 イズミ・サワ 声 - 中尾衣里 セレブラントとして覚醒する兆候が見られたが、結局セレブラントとして覚醒に至らなかった女子生徒。 (※)セレブラント覚醒への「補習」中に、トミガイの額に発現しかけたセレブアイコンに気付いたことがきっかけで、トミガイのことを「可愛い」と称し、後にラブレターを送る。 クラシゲ・センイチ 声 - 松本保典 31歳。理科教師で、キョウのクラスの担任。水泳部顧問でもある。「クラゲ」というあだ名で呼ばれる。不精ひげを生やし、授業も無気力で決して熱血とは言いがたい。センイチ(船一)はキョウ役の浅沼による命名。 (※)同僚のミズサワに惚れており、微妙なアタックを繰り返す。夏休み前には徐々にそのアタックが功を奏し始め、夏休みの終わりに遂にプロポーズに成功し、婚約する。 映画『ADP』では、量子サーバ研究者として幻体化前の記憶を保持しており、自分たちの研究を過大評価だったと後悔している。現状を打開するための研究を続けていたが、無限ループを続けることが耐えられなくなり、フナベリがロストしたループを最後に記憶をリセットしてほしいとシマに申し出る。 ミズサワ 声 - 佐藤利奈 25歳。風貌に少女っぽいところを残す、高校のスクールカウンセラー。名前から「オミズ」というあだ名を持つ。 (※)クラシゲのことは満更でもなく、夏祭りの夜には当直のクラシゲをわざわざ訪ねて一緒に花火を観覧、徐々に彼の想いを好意的に受け止めていく。そして夏休みの終わりにはクラシゲのプロポーズを受け入れ、婚約する。セレブラントとして覚醒はしなかったが、自らの置かれた世界に違和感を覚え始めている。 映画『ADP』では、あるループで自らの置かれた世界の現実に気付いてしまうが、セレブラントとして覚醒することはなく、リセットによりその記憶を失う。 十凍 未沙季(ソゴル・ミサキ) 声 - 遠藤綾 キョウの妹。中学生。少々強気。 守凪 浩司(カミナギ・コウジ) 声 - 大津田裕美 リョーコの幼い弟。年齢は不明だが、見た目は小学生のようである。愛称は「コージー」。 京、未沙季の母 声 - 中尾衣里 ただしEDクレジット無し。最終回に1シーンのみ容姿も登場。
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