鉄道での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 11:32 UTC 版)
改札口を通る際には、カード読み取り部にSuicaを軽くタッチする。乗車駅のタッチ時に初乗り運賃相当額がチャージ(入金)されているか、または有効な定期券情報があるかを確認する。この時点でチャージ金額は引き去らない。降車駅のタッチ時に乗車した区間の運賃が全額精算される。徴収金額と残額は、その都度改札機のディスプレイに表示される。2007年3月17日までは、入場時に初乗り運賃が差し引かれ、降車時に乗車区間の運賃と初乗り運賃との差額が差し引かれるシステムを採用していたが、PASMOとの相互利用に伴い現行方法に改められた。 Suica定期券の場合は、定期区間外を利用する場合でも、Suica乗車券としての利用方法を準用する形で使用できる。そのため、定期区間外と区間内をまたがる際の精算も、出場駅の自動改札機にタッチすることで自動的に行われる。自動精算機におけるチャージ額を利用しての精算は、定期券情報・入場記録のないICカードに限り可能である(基本的には磁気式イオカードやオレンジカードと同様の扱いとなる)。 SuicaエリアでSuica等のICカードを利用して各鉄道路線に乗車した場合は、出場するまで出場駅が確定しないため、基本的に振替輸送を受けることができないが、Suica定期券の有効期間内で券面表示区間内での乗車に限りそれを受けることができる。ICカードで入場後、輸送混乱で出場せざるを得なくなった時は、駅係員の設定で有人改札または自動改札機で入場処理を取り消さなければならない。また、通常時には入場券のような同一駅での入・出場はできない。入・出場駅が同じの場合、実際乗車経路を申告し、相当の運賃を支払わなければならない。2021年3月13日からJR東日本の駅で入場券(「タッチでエキナカ」)としての使用を開始した。ただし、簡易Suica改札機(右写真)および新幹線改札口では、引き続き入場券としての使用はできない。 なお、事業者によっても取扱いが異なる場合がある。 主に使用可能エリアの郊外にある小さな駅では自動改札機が設置されていないことが多いが、この場合は簡易Suica改札機にタッチして入・出場する。タッチしないと入場処理が記録されたままで次回から利用できない。ただし、簡易Suica改札機が設置されている多くの駅では自動精算機が設置されていないため、チャージ金額(残高)が不足の場合は駅係員に申し出て精算する必要があるが、無人駅など一部の駅では改札外の自動券売機・簡易チャージ機(一部の駅のみ)や場合によっては駅近在の交通系IC対応コンビニエンスストアで不足分をチャージし、改めて改札機にタッチすることで精算できる。それも困難な場合、後日別の駅の有人改札で申告し精算となる。なお、有人改札や後日精算の場合は実際の乗車経路の正規運賃を現金で精算となりSF運賃やSF残額の適用はできない。 普通乗車券なら途中下車できる101km以上の利用(東京や新潟・仙台の大都市近郊区間内を除く)であっても、Suicaで入場した場合は、途中駅で下車した時点で運賃計算は打ち切りとなり、再度入場した駅から計算し直す形となる(Suica定期券等の定期券区間内を除く。区間によっては必ずしも割高になるとは限らない)。但し、首都圏エリアと新潟エリア・仙台エリアは、Suica利用区間の在来線全域が大都市近郊区間に当たる為、Suicaではなく普通乗車券を利用したとしても原則的に途中下車出来ないことに変わりはない。 普通乗車券にある割引制度(学生割引・ジパング倶楽部等)は事前に割引証(大人の休日倶楽部は専用クレジット決済)で割引切符を買うことで成立するので、Suicaのチャージでは割引が効かない。なお障害者割引については下車駅で申告することで対応可能 である。
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鉄道での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:28 UTC 版)
「首都圏ICカード相互利用サービス」の記事における「鉄道での利用」の解説
Suica・PASMOいずれのエリアでも、改札機にSuica・PASMOをタッチすることで、入金(チャージ)残額から自動的に運賃を差し引く。連絡割引等についても自動的に適用される(ただし、重複する場合は最も割引額の大きい方のみの適用となる。また、改札を通る必要のない駅で改札を出場した場合、改札出場後30分以上経過した場合には適用されない)。なお、一度に精算できるのは4事業者分までである。途中一度も改札口を通らない場合は圏内で最大6事業者までの連続乗車が可能だが、運賃計算上5事業者以上になる場合は窓口での精算となる。 SuicaとPASMOはICカードの1枚使用が前提であり、磁気券で可能だった自動改札機への2枚投入や他の乗車券類との併用が自動改札機ではできない。一部事業者間の連絡改札口や新幹線の連絡改札口では磁気券+ICカードの同時使用が可能で、この場合入場時の乗車券に関係なく磁気券を挿入してからICカードをタッチする。なお、自動精算機では定期券情報・入場記録のないものに限り不足賃の支払いに使用可能である(JRでは、入場時のICカードと別のICカードの併用が可能)。 定期券で券面の区間外を利用する場合も出場時に自動精算される。なお、券面区間を経由して区間外の駅同士の相互発着となる場合は、区間外運賃の合計と区間内も含めて通しで計算した場合の運賃を比較して低廉である方の運賃を差し引く。 連絡定期券の発売範囲は、サービス開始時に従来の磁気定期券の発売範囲に加えて多摩都市モノレール・ゆりかもめ・横浜新都市交通(現・横浜シーサイドライン)の3社に拡大された。なお、IC乗車券の2枚同時使用はできないため、途中改札を通らない経路で2枚以上になる場合は従来通り磁気定期券を使用することになる。なお、町田駅など連絡運輸が締結されていない駅や連絡運輸を行っている場合でも連絡改札口が設置されていない駅(または設置されていても利用者が使用しない場合)などでは2枚のIC定期券を所持することも可能ではある。2008年3月以降、発売範囲は大幅に拡大され、前述の町田駅連絡を含め、多くが発行可能となっている。 なお、Suica・PASMOのチャージ残額を使っての振替輸送には対応しておらず(定期券券面区間を利用した場合にのみ対応)、実際に乗車した交通機関の運賃が引き落とされる。
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鉄道での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 01:41 UTC 版)
蒸気機関車を使っている鉄道では、機関車の水タンクまたは炭水車に水を補給する手段が必要となる。一般的には、ウォーター・クレーンを1基以上備えた給水塔が、機関庫や一部の駅に設置されている。材質は写真に有る様な木製のものも存在する。
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鉄道での利用
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「ラック・アンド・ピニオン」の記事における「鉄道での利用」の解説
ラック・アンド・ピニオンを利用した鉄道もある。 詳細は「ラック式鉄道」を参照
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