鉄道での例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/12 10:16 UTC 版)
電車など、鉄道車両の前後進を決定するスイッチに使われているため、鉄道の現場では、前後進切り替えスイッチのことをドラムスイッチと呼ぶことが多い。 蒸気機関車などを除き、多くの鉄道車両は通常列車の前後端双方に運転席があり、双方向ともに全速力で走行する点が他の乗り物との違いである。そのため、どちらの運転席も同じ構造で、同じ機能を提供する必要がある。そのどちらを先頭とするか、どちら向きに進むのかを決定するのが前後進切り替えスイッチのドラムスイッチとなる。 線路の終端に「ドラムSW確認」という表示看板を掲げてあるのをよく見かけるが、これは「ドラムスイッチを確認せよ」と乗務員に注意を促す看板である。 通常「前・中・後」を切り替えるようになっており、車掌側は「後」、運転士側は「前」にする。終点に着き、進行方向が変わるときにはドラムスイッチを切り替え、前・後を逆にする。 ドラムスイッチで前後が決定しても、列車の走行方向がそれによって固定されるわけではない。ドラムスイッチが「前」になった運転席で「前進」の操作のほか「後進」の操作も可能である。
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鉄道での例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:15 UTC 版)
(1)1か所の信号扱い所で隣接する数駅の信号機と分岐器をRC装置で制御する方式である。小型のCTC(操作は手動)のようなものである。 (2)列車運行の際、進行方向最前部の車両の運転台にて、編成中の動力車全てを操縦したり全車両(動力車・付随車関わらず)のブレーキを操作する、また、プッシュプル方式の列車で機関車が客車を押す形となる運転の際、最前部となる客車の運転台にて最後部の機関車を操縦したり、機関車先頭・客車先頭ともに最前部の機関車・客車の運転台にて編成中の全客車・機関車のブレーキを操作する。
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