鉄道での利用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 23:36 UTC 版)
「トランパス (交通プリペイドカード)」の記事における「鉄道での利用方法」の解説
カードを自動改札機に直接投入して入・出場する。入場時に入場情報を書き込み、出場時に乗車した区間の運賃を精算する。また、名鉄⇔地下鉄の間を直通列車などで移動する場合も、出場時に名鉄・地下鉄の乗車区間の運賃を一度に引き落とす。ただし、カード残額がその隣の駅までの最低運賃に満たないと入場できない。なお、出場の際に経路が複数存在する場合は、社局間を跨いだ場合も含めて改札を出ることなく運賃が一番安くなる経路を用いて精算される。 自動券売機での乗車券購入や、自動精算機での乗り越し精算にも利用できる。ただし、複数人や子供が利用する場合やトランパス非対応駅で出場する場合は、あらかじめ自動券売機で乗車券と引き換え、乗車券で入場する必要がある。 なお、名鉄においては自動改札機・自動券売機・自動精算機および精算窓口における運賃の支払いのみに使用できる。例えば、入場券・回数券・ミューチケットは自動券売機および発券窓口双方に於いて現金にて購入する必要があるほか、発券窓口に於いて乗車券を購入する際にもトランパスは使用できない。 名鉄・名古屋市営地下鉄・リニモの自動改札機は2枚以上のカード・乗車券類の一括投入に対応しておらず、重ねて投入すると「枚数超過」となり通過することができず、必ず自動精算機で精算する必要がある。ただし、あおなみ線の自動改札機はカード・乗車券類の2枚一括投入が可能である。また、名古屋駅のJR東海線⇔あおなみ線、金山駅のJR東海線⇔名鉄線の連絡改札口の自動改札機はJR東海の磁気乗車券との2枚投入に対応しているため、TOICA・Suica・ICOCAとトランパスとの同時処理が可能である。 有人駅であれば窓口でも乗り越し精算が可能である。名鉄の場合、終日有人駅の中には自動精算機を設置していない駅があり、この場合には必然的に窓口での精算となる。 カード裏面には最大で43回まで乗降記録が印字される。内容は利用月日・利用時間・乗車駅・降車駅・乗継情報・残額である(参考[リンク切れ])。44回以降の乗車記録については#特殊な取り扱いを参照のこと。
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