装甲部隊司令官とは? わかりやすく解説

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装甲部隊司令官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 01:38 UTC 版)

ハッソ・フォン・マントイフェル」の記事における「装甲部隊司令官」の解説

ポツダム生まれる。1908年陸軍士官学校入学士官候補生となり第一次世界大戦ユサールとして参加第3ユサール連隊配属される1916年少尉任官鉄十字章受章終戦後1919年義勇軍フライコール)「フォン・オーフェン」で副官務めるが、その年5月新設国防軍採用され,ラーテナウの第25ユサール連隊配属される1921年エヴァルト・フォン・クライストの姪と結婚し二児をもうける。1920年代前半には、マントイフェル第3プロイセン山岳連隊移動、後に副隊長になり、1930年代馬術競技者として知られていた。1932年10月1日に、フォン・マントイフェルはバンベルクの第17バイエルン山岳連隊転勤し騎兵大隊長に任命された。2年後1934年10月1日に、彼は山岳連隊エルフルト」に転勤になった1935年10月15日には、第2装甲師団ハインツ・グデーリアン所属第2オートバイ狙撃兵大隊長任命された。1936年から1937年まで、彼は第2装甲師団少佐に昇進し、陸軍士官学校担当となり、訓練担当した1937年2月25日,陸軍総司令部戦車担当部門所属し1939年2月1日にはベルリンのクランプニッツ装甲兵学校教官になった。彼は、1941年まで教官をしていたので、ポーランド戦フランス戦には参加していない。 第二次世界大戦勃発とともに中佐昇進1941年始まった独ソ戦では第7装甲師団第7狙撃兵連隊第1大隊長を務める。10月には大佐昇進しマントイフェル部隊モスクワ迫った。「マントイフェル兵団」はモスクワから50km位置にまで進出したが、攻略はならなかった。戦略的に重要な奪った功により、12月31日騎士鉄十字章受章1942年5月部隊再編成のためにフランスへ送られたが、その再編成最中7月第7装甲師団第7狙撃兵旅団長昇進する同年冬、急遽師団長としてドイツ・アフリカ軍団転属となり、チュニジアに赴き2月5日ロンメル元帥率いドイツアフリカ軍団所属第5装甲軍ハンス=ユルゲン・フォン・アルニム上級大将配下のフォン・マントイフェル師団司令官任命された。1943年5月少将昇進するが、連合軍トーチ作戦発動させた後のチュニジア攻防戦師団参加した激し戦い真中3月31日、彼は極度疲労から倒れ療養のためにドイツへ戻った回復後1943年8月22日東部戦線にある第7装甲師団師団長として復帰する8月26日ソ連空襲背中負傷するにもかかわらず、彼はウクライナで戦うために残ったハリコフドニエプル川沿いでの激し戦いの後、彼は赤軍攻撃停止させることに成功した11月後半に、ジトミル北部包囲されている第8装甲師団救出する作戦行いジトミル占領することに成功した。その戦功から1944年2月1日中将に昇進し、装甲擲弾兵師団「グロースドイチュラント」の師団長となる。 1944年9月1日装甲兵大将昇進し同月西部戦線第5装甲軍司令官任命される1944年12月16日に始まるアルデンヌ攻勢参加作戦失敗終わったが、ジョージ・パットン率いアメリカ軍の反撃をかわし、殲滅免れた1945年3月東部戦線第3装甲軍司令官任命され、再び赤軍との戦い従軍するが、その圧倒的な物量前にエルベ川まで後退余儀なくされた。この際に、直属の上司であるヴァイクセル軍集団司令官ゴットハルト・ハインリツィ上級大将解任され後任指名されるが、もはや抵抗将兵の命を無駄にするだけと悟ったマントイフェル就任拒絶。「今後第3装甲軍戦区一切命令マントイフェルからのみ出される」と宣言し事実上、最高司令部に反旗を翻す。そして、イギリス軍将軍との交渉の後、1945年5月30将兵とともにソ連軍ではなくイギリス軍降伏して捕虜となったさまざまな捕虜収容所転々とした後、アメリカ軍引き渡された。1947年釈放される

※この「装甲部隊司令官」の解説は、「ハッソ・フォン・マントイフェル」の解説の一部です。
「装甲部隊司令官」を含む「ハッソ・フォン・マントイフェル」の記事については、「ハッソ・フォン・マントイフェル」の概要を参照ください。

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