藤丸関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 05:11 UTC 版)
「BLOODY MONDAY」の記事における「藤丸関係者」の解説
高木遥(たかぎ はるか) 藤丸の妹で高木竜之介・加奈子夫妻の第2子にあたり長女である。弥代学院中等部3年生(Season1)→高校2年生(Season2)→高校3年生(ラストシーズン)。Season1では15歳前後(Season2では17歳前後、ラストシーズンでは18歳前後) 腎臓に障害があり、定期的に人工透析を受けている(後にSeason2で、父・竜之介の腎臓を移植し障害を克服する)。テロ組織に3度拉致された経験があるが、いずれも藤丸によって救出されている。また音弥に憧れと恋心を抱いているが、自身は片想いと思っている。 Season1では、学院に向かった兄を追って政宗と共に保健室に向かい、そこで英が『BLOODY-X』を発症する様子を目撃する。自身も『BLOODY-X』に感染するが、抗ウイルス剤によって助かる。 ラストシーズンでは、藤丸が行方不明となったため、九条家で暮らしている。音弥の誘いで東京ネオタワーのパーティーに出席するが、テロに巻き込まれ、その渦中、藤丸や響と再会する。終盤で折原マヤに人質に取られるが、加納たちに救出され、半年後に藤丸と響と同じ式場で音弥と結婚する。これにより、音弥の妻、響とは義姉妹(響が義姉、遥が義妹)、九条遥となる。 宝生を慕っており、Season1で彼女が裏切った末に死亡した事を知って号泣した。藤丸の恋人である響とはSeason2で顔を合わせているが、その時は恐怖感を抱いていた。 身長152cm、血液型はO型、蟹座。B:79W:58H:84。好物はケーキ。 朝田あおい(あさだ-) 弥代学院高等部2年生で新聞部の副部長、2年後のSeason2では大学文学部に在学。Season1では17歳前後(Season2では19歳前後、ラストシーズンでは20歳前後)。竜之介がボランティアで教えている空手の生徒の一人で、実戦空手全国大会の女子最年少チャンピオン。体術に関しては作中で一、二を争い、その空手は幾度となく藤丸たちの役に立っている。空手の師匠である竜之介を非常に慕っている。正義感が強いが、暴力的な一面もある。 藤丸のことを気にかけているが、藤丸が『ファルコン』であることを知らなかったときは、彼がいつもネットに向かっているのはエロゲや18禁サイトばかりを閲覧しているからであると思っていた。遥を透析治療のため病院に連れて行く途中で、遥を人質にするため現れたマヤに左腿を撃たれ負傷する。Seazon2では冒頭で登場したきり出番がなかったがラストシーズンでは最終話の結婚式で登場した。(ドラマ版ではSeazon2の序盤で安楽剤を打たれて亡くなる) 彼女が幼少期の自分と竜之介が写っている写真とW挙式の時の写真(写っているのは藤丸、響、音弥、遥、あおい、南海の6人)を飾る所で物語は締めくくられる。 身長162cm、血液型はAB型、天秤座。好物は某ファーストフード店のアップルパイといかの塩辛。スリーサイズはB:85W:60H:88。 安斎真子(あんざい まこ) 弥代学院高等部1年生の新聞部員。正体はK。15歳。藤丸には「アンコ」と呼ばれているが、本人はその呼称を嫌がっている。ファンサイトを立ち上げるほど『ファルコン』に心酔しており、その正体が藤丸だと知った時には興奮しており、また藤丸が『ファルコン』なので尊敬している(Season1終盤で『ファルコン』(つまり、藤丸)の事を小うるさいと発言していた事から、実際には2年前の計画阻止を含めてその存在を疎み、恨んでいた模様で『ファルコン』(つまり、藤丸)に対する興奮と尊敬は演技であったと考えられる)。エロにはあまり免疫がなく、セクハラは絶対に許せないという姿勢はあおいと変わらない。 英と親しく、2人で個人的に電話で連絡を取り合っていた。また、彼がBLOODY-Xに感染・発症した時には逃げずに看病した。自分も感染し、抗ウイルス剤により助かる。Kの詳細については神島一派を参照。 身長149cm、蠍座、好物はイチジクとぶどうのパン。スリーサイズはB:87W:64H:91。 立川英(たちかわ ひで) 弥代学院高等部2年生の新聞部員。16歳。立川水道施設の社長である父がマリアと再婚したため、ラウルという幼い義理の弟がいる。マリアとマウーロが『BLOODY MONDAY』に関わっていることは知らぬまま、家族として暮らしてきた。 藤丸のパソコン閲覧を、そうであってもなくてもエロゲであると連呼してからかうなど活発な性格。怪しい目つきと息遣いでマヤのバストについて語りだす、少し危ない一面がある。しかし肝心な時に弱気になってしまう臆病な部分もあり、危険な事件に巻き込まれていく藤丸たちと距離を置くようになる。 風邪をひいた時にマリアがくれた偽のカプセルを貰い、飲んだことで『BLOODY-X』に感染。翌日、真子と共に弥代学院に立てこもった時に発症したために死を覚悟し、自分を使った藤丸の作戦に乗り、彼の指示を受けマウーロのもとに向かう。マウーロに真実を明かされた後、腹部を撃たれ死亡した。 真子とはかなり仲が良く、2人で個人的に電話することがある。藤丸たちと離反した際にも真子だけにそのことを告げ、一緒に離反しようかと誘っていた。 身長156cm、血液型はO型、射手座。好物は(マリアの作った)ハンバーグとエビフライ。 水沢響(みずさわ ひびき) Season2より登場。某国の諜報機関が藤丸を監視すべく送り込んだスパイ。当初は藤丸のバイト仲間の女子大生として振舞っていたが、魔弾の射手の本格的な攻撃開始に伴い素性を明かす。 その出自は、某国が優秀な諜報員の遺伝子を人工的に交配させて作った受精卵を6分割して生み出したクローン兵士で、コードネームは「Ζ(ゼータ)」。「水沢響」という名前も便宜上の偽名である。道具として生まれた自身の存在に対しては虚無的で、任務のためなら死も厭わない性格だったが、発電所への潜入任務中に溺れ死にかけた自分を救い、一人の人間として認めてくれた藤丸に好意を抱き、某国から離反して「水沢響」として公私ともに彼を支えることを選ぶ。 Season2終盤、かつて所属していた諜報機関の策略により、クローンの1人と入れ替えられる形で拉致されるが、後にJに救出されていたことが明らかになる。 ラストシーズンでは、藤丸と再会を果たし、彼の指示のもと、東京ネオタワーに潜入を敢行する。テロの阻止に奔走するが、物語綴の下に付いていた他のクローン達と戦闘になり、2人を倒すも自身も胸にナイフを突きたてられ瀕死の状態に陥る。しかしJの助言でクローンの心臓を移植されたことで一命を取り留め、半年後、藤丸と結婚式を挙げ、藤丸の妻、音弥と遥の義姉、高木響となる。
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