芸風など
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「笑福亭松鶴 (6代目)」の記事における「芸風など」の解説
入門当時、消滅寸前だった上方落語の復興を目指し、3代目桂米朝らと奔走。埋もれていた演目を掘り起こし、また多くの弟子を育て上げ、上方落語の復興を果たす。米朝、3代目桂小文枝(後の5代目桂文枝)、3代目桂春団治とで「上方落語界の四天王」と讃えられた。豪放な芸風と晩年の呂律が回らない語り口(1974年頃に脳溢血を患った後遺症や糖尿病の悪化や入れ歯による嚙み合わせの影響)が知られているが、若い頃はまさに立て板に水というところで、テンポよく迫力のある語り、酔態や子供の表現の上手さで人気を得た。特に酒を題材に取った噺(らくだなど)や芝居噺(蔵丁稚など)を得意としていた。松鶴襲名のころまではまさに他の四天王たちやほぼ同年代の噺家たちよりは頭ひとつ抜けた存在であったと評判であった。また、枝鶴、染丸同時襲名の折は看板は枝鶴(6代目松鶴)が上であった。父が5代目松鶴だったこともあり、上方落語のサラブレッドやプリンスと呼ばれたことがあった。立川談志は初対面の時「随分汚ねえプリンスだな。」とあきれたが、松鶴は「わてがプリンスですねん。そう見えまっか。」と逆手に取って周囲を笑わしていた。 若手の頃はヒロポン好きであった。覚醒剤取締法が制定される1951年までヒロポンの市販は合法であったが、どれだけのヒロポンを打てるかが芸人のステータスとなっていた当時、松鶴は一升瓶に入ったヒロポンの溶水を掲げ「一日に30本打ったった」と自慢、「ワシや春団治は楽屋でヒロポン打っとったけど、米朝はリンゴ食うとった」との思い出を語っている(同じ松竹芸能所属だった北野誠のラジオでの談話)。3代目桂米朝は、自分は注射が嫌いだったのでヒロポンに手を出さなかったと述べている。 話を覚えるのがうまく、2代目松之助によると、5代目桂文枝が若手の頃に5代目松鶴から『天神山』の稽古をつけてもらっていたのを隣で盗み聞きし、文枝よりも先に高座でかけてしまった。また、3代目桂米朝も、5代目松鶴から『池田の猪買い』の稽古を付けられたときに横で6代目松鶴が聞いて覚えてしまったと述べている。 紙切り芸人の香見喜利平が、舞台で使った残り紙を利用して年賀状用に翌年の干支である鼠(子)を切っていたのを見つけ、喜利平の不在の間にそれを全部捨てた上で、自己流の猫を紙で切って置いておいた。用事から帰って破り捨てられた鼠と松鶴の切った猫を前にした喜利平は「これで腹を立てたらシャレの通じん奴やと思われるやろな」とぼやいた。 1964年頃、桂春団治と新世界の飲み屋で、それぞれの弟子を連れて飲んでいた時に、近くの席でヤクザが女に因縁をつけているのを見つけた松鶴は、春団治にアイコンタクトを取りつつ「三代目」と代数で呼びかけた。状況を察した春団治も松鶴を「六代目」と呼び、弟子たちも師匠を「おやっさん」と呼ぶなどしてしばらく会話しているうちに、件のヤクザは席を立っていた。
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芸風など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 17:27 UTC 版)
衣装は、以前は水色のドレスだったが、その後水玉模様入りの赤の衣装が多くなっている。なお、お笑いライブ、アイドルライブ、歌ライブともこの衣装で出演することが多い。まず「ガッポリ建設~! 三番弟子の~! ぴょんぴょんです!」と、叫びとポーズを入れながらあいさつをしている。 プロ野球選手の物真似(フォームの真似など)を演じた時は、1980年代以前に活躍していた選手の物真似が多かった。 織田信長、上杉謙信など歴史上の人物をネタにすることもある。また、ギターを弾きながら歌ネタや一言ネタなどを披露するといったこともあった。 ネタで自作の曲を披露することがあり、1980年代のアイドルソングの替え歌や、「いとしさと切なさと織田信長と」「おすもうサンバ」など自作の曲を取り入れたりもしている。
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芸風など
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つかみの挨拶に『ふきげん ごきげん あきげんです!』などというものがある。 ネタ作りの時は、本番前日の漫画喫茶で行うと言い、その理由は『早く作らないと時間がない』環境だからとのことである。 石井曰く、秋山はボケが下手で、ネタ中にもボケが少なく、実質“ボケ不在”とも言われている。
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芸風など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 16:10 UTC 版)
主にテレビ番組(戦隊物、心霊特番、超能力、学園ドラマなど)をネタにすることが多く、番組の矛盾をつく内容が多い。近年は芥川龍之介『杜子春』やフランツ・カフカ『変身』など、文学作品を題材とした漫才を演じることが増えている。 師匠らから寄席のしきたりや三味線・端唄長唄などを叩き込まれており、三味線はライブで披露することもある。 近年はゆたかが漫才協会WEBサイトでの連載やネットラジオ(YouTube)を展開、2018年からYouTubeで笑組ゆたチャンネルを開設、現在もTwitterで情報発信を盛んに行っている。 浅草演芸ホール8月中席で毎年行われる住吉踊り連に所属している。
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