第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月の意味・解説 

第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/24 03:17 UTC 版)

レッドフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月」の解説

10月25日レッドフィッシュ2回目の哨戒東シナ海向かった途中補給サイパン島寄港し11月3日出航、哨区に到着した11月20日レッドフィッシュ北緯2515分 東経12223分 / 北緯25.250度 東経122.383度 / 25.250; 122.383の地点大型サンパン発見し浮上砲戦撃沈2日後11月22日にも、北緯2414東経12225分 / 北緯24.233度 東経122.417度 / 24.233; 122.417の地点20トン程度サンパン発見、これも浮上砲戦撃沈した11月22日2237分ごろ、レッドフィッシュ北緯2425東経12232分 / 北緯24.417度 東経122.533度 / 24.417; 122.533の与那国島西方基隆から那覇向かっていたタカ206船団発見しバング (USS Bang, SS-385) とともに攻撃レッドフィッシュ鳳山丸(南日本汽船、2,552トン)を、バング天草丸(大阪商船、2,345トン)と栄丸(川崎汽船、2,878トン)をそれぞれ撃沈したその後北上し12月8日夜、レッドフィッシュ長崎県野母崎沖の女島灯台付近で、SJレーダー日本艦隊らしき目標探知した。この艦隊は、フィリピンへ緊急物資輸送実施し帰途台湾合流した戦艦榛名重巡洋艦利根駆逐艦3隻とともに佐世保向かっていた航空母艦隼鷹中心とする艦隊であったレッドフィッシュ至近僚艦シーデビル (USS Seadevil, SS-400) などに艦隊存在通報するとともに自身艦隊追跡した艦隊高速でジグザグコースを取っておりやや雷撃しにくい体勢続いたが、翌9日1時33分に絶好射点につき、隼鷹向けて魚雷6本を発射した。1時34分、このうちの1本が隼鷹右舷のやや後部命中命中直後こそ隼鷹航行可能だったが、程なく爆発起きて航行不能となったレッドフィッシュ止めを刺そうとし、旋回して艦尾発射管から魚雷を4本発射そのうち1本が右舷艦首部命中した隼鷹右舷30度傾いたまま微速航行続け佐世保帰投沈没につながる幸い致命的な被害食い止められたものの、このときの損傷により、隼鷹終戦まで戦列復帰することができなかった。攻撃後、レッドフィッシュは再び南に向かった12月19日午後浮上航行していたレッドフィッシュ宮古島近海日本機を発見し潜航した。この時、レッドフィッシュフィリピン方面に向け航行中であった日本新鋭航空母艦雲龍を含む小艦隊接近しつつあった。16時27分、レッドフィッシュはその潜望鏡視界内に雲龍の姿を捉えたその2分後、雲龍はジグザグコースを取り始めた。これにより、レッドフィッシュ雲龍右舷側を見るような体勢となった16時37分、レッドフィッシュ雲龍までの距離が約5,400メートル遠かったものの雷撃敢行魚雷4本を発射した16時38分雲龍右舷艦橋下に魚雷1本が命中雲龍はたちまち右舷20傾き、やがて航行不能となったレッドフィッシュは第2撃を駆逐艦向けて艦尾から魚雷を4本発射したが、命中しなかった。16時44分、レッドフィッシュ雲龍止めを刺さんと魚雷を1本の発射魚雷最初命中箇所に近いところに命中し16時50分に火薬庫爆発起こし17時沈没したレッドフィッシュは、撃沈直後こそ沈没する雲龍潜望鏡カメラ撮影する余裕もあったが、その時レッドフィッシュ潜望鏡発見レッドフィッシュはただちに45メートル次いで70メートル深度逃れたが、2度にわたる爆雷攻撃により重大なダメージ受けた1度目攻撃では12個の爆雷投下され前部発射管室の船殻歪んだ2度目攻撃は9個と少なかったものの、油圧系統故障させその影響音響装置破壊した水密区画損傷し1人乗組員が突然開いたドア頭部激突させ、その衝撃で耳がちぎれ飛んだ電池亀裂走り電気系統ダメになった最後に3個の爆雷投下する去っていき、レッドフィッシュ反撃辛くもかわしたとはいえこれ以上哨戒続けることは困難となり、哨戒打ち切りとなった1945年1月2日レッドフィッシュ64日間行動終えて真珠湾帰投した。 2月17日レッドフィッシュ修理のためアメリカ東海岸ポーツマス海軍造船所向かった修理完了7月23日真珠湾帰港3回目の哨戒向けて準備余念無かったが、結局終戦までその場とどまった

※この「第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月」の解説は、「レッドフィッシュ (潜水艦)」の解説の一部です。
「第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月」を含む「レッドフィッシュ (潜水艦)」の記事については、「レッドフィッシュ (潜水艦)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月」の関連用語

第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第2の哨戒 1944年10月 - 1945年1月のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのレッドフィッシュ (潜水艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS