第2の哨戒 1944年11月 - 1945年2月
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「シードッグ (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒 1944年11月 - 1945年2月」の解説
11月29日、シードッグは2回目の哨戒でガードフィッシュ (USS Guardfish, SS-217)、シーロビン (USS Sea Robin, SS-407) とウルフパックを構成しルソン海峡および南シナ海方面に向かった。12月8日、3隻はサイパン島に到着して休息をとり、翌9日に出航。12月14日、バリンタン海峡で哨戒を行った後、ルソン島、海南島、香港、台湾を結ぶ各線の内側に哨戒海域を設定した。1945年1月3日、シードッグは減速装置の修理のため、単軸運転を行いながら航行した。1月5日夜、シードッグとシーロビンは小輸送船団を発見し、浮上して追跡を開始した。1月6日1時過ぎ、シーロビンが船団先頭のタンカーたらかん丸(三菱汽船、5,135トン)に魚雷2本を命中させ、シードッグは船団右側の護衛艦にを攻撃するべく接近。しかし、護衛艦はシードッグの予想に反したコースを取り、シードッグは魚雷を発射し損ねた。シードッグは反転して艦尾発射管を護衛艦に向け、魚雷を4本発射。しかし、1本も命中しなかった。1月18日、シードッグはルソン海峡を出るまでには目標を見つけるという望みを達成することなく、同海峡を東に通過した。1月25日、シードッグはグアムアプラ港に到着し補給を行った。2月5日、シードッグは68日間の行動を終えて真珠湾に帰投。エンジンを交換し、前方の機銃は40ミリ機関砲に換装された。また、新たにSTレーダーが取り付けられた。艦長がアール・T・ハイデマン(アナポリス1932年組)に代わった。
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