第2の哨戒 1944年6月 - 7月
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「ガヴィナ (潜水艦)」の記事における「第2の哨戒 1944年6月 - 7月」の解説
6月20日、ガヴィナは2回目の哨戒でパラオ方面に向かった。7月3日13時24分ごろ、ガヴィナは北緯08度02分 東経131度36分 / 北緯8.033度 東経131.600度 / 8.033; 131.600の地点でセパ01船団を発見する。駆潜艇2隻と海防艦2隻を伴った輸送船多摩丸(日本郵船、3,052トン)で構成されたセパ01船団に対し、ガヴィナは攻撃可能位置に入るため追跡を行い、翌7月4日3時48分に北緯07度50分 東経133度40分 / 北緯7.833度 東経133.667度 / 7.833; 133.667のパラオ西水道入口140キロ地点にいたったところで魚雷を4本発射。このうち1本が多摩丸の左舷側に命中し、多摩丸は3時59分に沈没した。ガヴィナは攻撃後に3時間潜航を続け、18発の爆雷および8発の対潜爆弾を投じられたが全て回避した。6時43分に浮上して改めて戦果を確認した。この前後、ガヴィナは7月2日から21日までヤップ島近海で救助任務に従事し、撃墜されたB-25パイロットを12名救助し、マヌス島ゼーアドラー湾でパイロットを降ろした。7月31日、ガヴィナは42日間の行動を終えてブリスベンに帰投した。
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