第2の哨戒 1943年8月 - 10月とは? わかりやすく解説

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第2の哨戒 1943年8月 - 10月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 17:06 UTC 版)

ハーダー (SS-257)」の記事における「第2の哨戒 1943年8月 - 10月」の解説

8月24日ハーダー2回目の哨戒日本近海向かった9月9日未明ハーダーレーダーにより横浜から函館向かっていた輸送船団発見明け方北緯3523東経140度38分 / 北緯35.383度 東経140.633度 / 35.383; 140.633の犬吠埼東南東11キロ地点魚雷3本発射し、うち1本が輸送船甲陽丸(日本郵船、3,022トン)に命中した魚雷不発だったが命中衝撃船体亀裂走っており、被雷後半日経って沈没していった。不発だったゆえか、ハーダー攻撃記録当初は「与えた損害なし」と記された。攻撃直後護衛第3号掃海艇ハーダーから約1,100メートル離れて通過したが、ハーダーに気づいた様子はなかった。翌9月10日夜に御蔵島沖でレーダー目標探知し9月11日未明いたって北緯3350東経13933分 / 北緯33.833度 東経139.550度 / 33.833; 139.550の地点輸送船団斜め前方に進出して魚雷3本発射魚雷特設運送船陽光丸三光汽船、1,050トン)に命中して撃沈した9月12日にも石廊崎近海で2隻の輸送船発見して攻撃移ろうとしたが、直前航空機制圧された。翌9月13日には北緯3440東経13845分 / 北緯34.667度 東経138.750度 / 34.667; 138.750の地点護衛艦配した2隻の輸送船発見し魚雷を2本発射した命中せず、再び航空機現れたので身を隠した制圧中休みはさんで9月15日まで及び、ハーダー電池浮上潜航繰り返したことによって充電十分にできなかったため、もう少し電力失われるところだった。その9月15日ハーダー北緯3405東経13915分 / 北緯34.083度 東経139.250度 / 34.083; 139.250の地点単独航行中掃海艇発見し真後ろから魚雷を2本発射した命中しなかった。9月19日ハーダー北緯3326東経135度39分 / 北緯33.433度 東経135.650度 / 33.433; 135.650の潮岬2606.5海里地点駒橋護衛する輸送船団発見し魚雷3本ずつ計6本発射して輸送船加智山丸(西日本汽船、814トン)に2本命中させて撃沈したおりしも悪天候だったため、ハーダーはその悪天候中に逃げ込んだ9月23日にも北緯3420東経13705分 / 北緯34.333度 東経137.083度 / 34.333; 137.083の大王崎沖で輸送船団探知して正面よりの位置から魚雷3本ずつ計6本発射しタンカー大神丸(大岩汽船部、5,574トン)と輸送船弘和丸(北海船舶、4,520トン)に2本ずつ命中させ両船とも撃沈した9月28日朝、ハーダー北緯3340東経13605分 / 北緯33.667度 東経136.083度 / 33.667; 136.083の地点で5隻の輸送船団発見して最後に残った魚雷を2本発射した命中しなかった。魚雷使い切ったハーダー針路を東に向けた9月30日午後ハーダー推定位置北緯3410東経15049分 / 北緯34.167度 東経150.817度 / 34.167; 150.817の地点漁船のようなものを発見した一方東経150度線での哨戒任じていた第二監視艇所属第三成丸と第二旭丸(立石義、164トン)もほぼ同じ頃にハーダー発見していた。ハーダーそのまま東に去ろうとしたが、第三成丸が接近してきたので無視できなくなり16時21分、2隻に対して発砲第三成丸と第二旭丸も同時刻に撃ち返してきた。ハーダー最初のうちは太陽を背に有利な態勢であったが、日が暮れるに従って第三成丸と第二旭丸が次々と発煙筒投げ込み視界悪くなった。ハーダー命中弾こそ与えた攻撃不徹底に終わり東方脱出した10月8日ハーダー46日間行動終えて真珠湾帰投した。

※この「第2の哨戒 1943年8月 - 10月」の解説は、「ハーダー (SS-257)」の解説の一部です。
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