大西洋での第1、第2の哨戒 1943年4月 - 7月
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「ヘイク (潜水艦)」の記事における「大西洋での第1、第2の哨戒 1943年4月 - 7月」の解説
1943年4月8日、ヘイクは最初の哨戒で大西洋に向かった。この哨戒での任務は、大西洋においてドイツのUボートを警戒、探索、攻撃を行うことであった。ブロック島近海で訓練を行った後、3カ所の海域で哨戒を行った。しかしながら敵とは1度も遭遇することはなかった。4月29日、ヘイクは23日間の行動を終えてスコットランドのロスネース(英語版)に帰投した。 5月17日、ヘイクは2回目の哨戒でアゾレス諸島方面に向かった。しかし、ツリムの調子が思わしくなく、引き返して修理を行った後、5月27日に再出撃した。この哨戒でも、アゾレス諸島方面での対潜哨戒に当たったが、6月20日に病院船を発見したほかは、ほとんど接触することはなかった。ヘイクは7月1日午後を期してニューロンドンに針路を向けた。7月17日、ヘイクは51日間の行動を終えてニューロンドンに帰投した。その後、ヘイクは太平洋艦隊に転属して太平洋戦線に投入されることとなった。ヘイクはニューロンドンを1943年8月25日に出航、パナマ運河を経由してサンディエゴに向かい、カリフォルニア州沖で訓練を行う。また、10月1日から12月5日までメア・アイランド海軍造船所でオーバーホールを行い、旧式でトラブルが多く信頼性に欠けていたH.O.R.エンジンを、本来搭載されるGM社製278A16気筒エンジンに換装した。オーバーホール終了翌日の12月6日に太平洋に出航し、12月13日に真珠湾に到着して弾薬の補給を行い、次期哨戒の準備にあたった。
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