第1王子陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:27 UTC 版)
「HUNTER×HUNTERの登場人物」の記事における「第1王子陣営」の解説
ベンジャミン陣営。私設兵15名全員が正式な軍人で念能力者。彼らは黒スーツ姿の一般警護兵と異なり、軍装ベストを着用している。特権として無線通信機と連絡網を持つ。さらに12王子へのスパイとしてついていたウンマ王妃所属兵11名が異動してきている。 バルサミルコ=マイト曹長 ベンジャミン私設兵隊長。ベンジャミン王子の腹心にして参謀。やや小柄な壮年の黒人。顔の左側面に傷がある。 主の性格をよく理解し、冷静に注言とサポートを行う。一方で、自身は豊富な経験を活かして念使いの精鋭兵を率いる。 ビンセント 顔が長く丸刈りで大柄な男性。「ええ」が口癖。 王室警護兵としてワブル王子の元に出向した。王子の従者達に暗殺容疑の濡れ衣を着せた上で排除するという作戦をとり、侍女サンドラを殺害し護衛ハンターも懐柔しようとしたが、反撃にあい制圧され、機密保持のために自害する。虚空拳(エアブロウ) 片手から発動する能力であることが判明しているが、クラピカの妨害により不発に終わったため詳細は不明。ビンセント殉職に伴いベンジャミンに継承される。 バビマイナ ビンセントの後任としてワブル王子の元に出向となる。私設兵の中では若い容貌ながら、クラピカも認める手練れ。能力は未登場ながらバルサミルコ曰く「迎撃型」で、また広範囲の「円」を使用できる。クラピカとサカタを重マークする。 オイト王妃が念を使用した事を見抜き、彼女に自らそれを明かした理由を問い質した後は、配慮するような言動をとっている。 ヒュリコフ 垂れ眉の男。好戦的な自信家。優れた観察力を持ち、僅かな身体反応やオーラの特徴から、念能力の有無や系統など様々な情報を読み取ることができる。 情報収集および常駐しているバビマイナとの連携のためクラピカ念講習会に参加している。自陣地ではベンジャミン王子を殺しに来たカミーラ王子の拘束などで成果を上げる。 ムッセ 左右で目の形が異なる男。カミーラ王子の元に出向。カミーラの護衛達から行動を制限されているが意に介さず、鳥状の念を用いて盗聴を行っている。カミーラがベンジャミン殺害を公言したため射殺したが、カウンター念の返り討ちに遭い殺され、命をカミーラの蘇生に消費される。遺体がないため表向きは行方不明者扱いとなっている。裏窓の鳥(シークレットウィンドウ) 諜報を目的とした3種類の鳥型の念獣。ミミズクは対象者に触れることで発動し、術者にしか視えず、対象の言動全てをテレパシーで術者に伝える。他の2種は不明、ムッセ殉職に伴いベンジャミンに継承される。 コベントバ 禿頭の大男。チョウライ王子の元に出向。ウンマ所属兵の役割を兼任し、ドゥアズル所属兵との情報交換も行う。 ブッチ 丸目丸鼻で禿頭の男。ツベッパ王子の元に出向。航海2週目にはリハンと交代した模様。 オラーウ 頭部が禿げ上がった男。タイソン王子の元に出向。 カンジドル えびす顔の男。ルズールス王子の元に出向。シカクの不審死の状況を証言する。 リハン 辮髪細目の男。サレサレ王子の元に出向して、コロアプデと同じシフトに配属される。念能力「異邦人」を発動し、サレサレの守護霊獣を無力化する。出向先はフウゲツ王子→ツベッパ王子に異動。戦略的にはハルケンブルグ王子攻略要員の本命。異邦人(プレデター) 具現化系能力。リハンが標的を定めた人物の能力に対し、天敵となる念獣を体内で育成し、敵の能力を「捕食」する。リハンが標的の能力を「未知の状態」で「正しく理解する」ほど、有効な天敵になる。 当たれば強力な反面、制約が多く非常に使いづらい。育てるのに時間がかかる、事前に説明を受けたらNG、先制攻撃をされてもアウト、シンプルな(推測するまでもなく理解できる)強化系や放出系の能力に対しては意味をなさない。さらに、捕食に成功すると48時間は能力が使えなくなる。 ウショウヒ 坊主頭の男。暗殺向きの能力を持ち、待つのも殺すのも好き。まずはフウゲツ王子の元に出向。続いてサレサレ王子の元に異動し、暗殺を実行した。殺人を無罪にする方法 ウショウヒの念能力。対象に小型の羽虫のような球体「虫射球(ニードルボール)」を取り憑かせる能力。 標的の近くに居続けることで対象に虫射球を憑依させる。虫射球自体の能力は不明だが、念能力者にのみ羽音が聞こえるため、簡易の念能力者判別装置としても機能する。存在を察知できない非能力者に対しては虫射球発生までの時間がかかる他、半径20m以上離れてしまうと能力が解除、またなんらかの手段で直接虫射球を取り除かれた場合はその対象に二度と能力を使えなくなる、などの制約を持つ。 シカク 角顔の男。ハルケンブルグ王子の元に出向。操作系能力者。覚醒したハルケンブルグと戦うが彼の念に撃ち抜かれ、以後ハルケンブルグ私設兵スミドリに憑依される。中身がスミドリのまま、ハルケンブルグの念の詳細を調べるために拳銃自殺をして、シカクの肉体は死亡する。遊戯王(カルドセプト) 操作系念能力。自身の前にカード状のシールドを張る。詳細は不明だが、セリフなどから判断するに、これによって敵の念能力をカード化することができる模様。 ビクト 眉や髭の毛深い男。モモゼ王子の元に出向。モモゼ王子殺害の容疑者として逮捕されたが、後に釈放される。 その後、ハルケンブルク王子のもとへ派遣され、抗戦するが敵わず敗北。以後の消息は不明。表裏一体(タックルシールド) ビクトの念能力。詳細は不明だが、ベンジャミン曰く「攻防相俟った技」。 ウンマ王妃所属兵11名 ヴォルフ(カミーラ王子に射殺されて死亡)、オルズニー(名前のみ判明。元ハルケンブルグ監視)、ほか9名。
※この「第1王子陣営」の解説は、「HUNTER×HUNTERの登場人物」の解説の一部です。
「第1王子陣営」を含む「HUNTER×HUNTERの登場人物」の記事については、「HUNTER×HUNTERの登場人物」の概要を参照ください。
- 第1王子陣営のページへのリンク