第二次地球降下作戦時に使用された機種
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「AFC-01 レギオス」の記事における「第二次地球降下作戦時に使用された機種」の解説
第二次地球奪還軍のレギオスは3種類。3機種の外観の違いは頭部形状とカラーリングのみであるが、それぞれの機体特性・性能は異なる仕様となっている。 武装は共通しており、アーモダイバー、アーモソルジャー形態では手持火器として80mm ビームキャノンを携行する。この手持火器はアーモファイター形態では主翼下に懸架され、左右翼下に一門ずつ装備することも可能。 この他、機体各部に備えたミサイルポッドに、最大96発の短射程小型ミサイルを内蔵可能。更に機首にも2門のビーム砲が装備されている。 AFC-01Η レギオス・エータ 指揮官用で機体色は青、側面の二つ目(ツインアイ)のカメラを持つ頭部が特徴。劇中では主にスティックが搭乗し、第1話でこの愛機を失っているが、第3話でジムの隠匿していた同種機体を入手、TVシリーズ全般を通して使われ、スティックだけでなく、レイ(第14話)や、イエロー(第4、9、10話)、そしてゲストキャラクターのジョナサン(第8話)が使用することがあった。第24話には同型機も登場。 第25話ではバットラーのゴースに撃墜されたが、後に修復(もしくは同型機を入手)したのか、トレッドを接続して火星への帰還に使われていた。なお、ゴースはトレッドにより倒されている。海外ロボテック版正式名称は「ベリテック・士官用アルファ可変戦闘攻撃機」 "VFA-6H Veritech Officer's Alpha"。2007年の新作 『ロボテック:シャドウ・クロニクル』 にもCG化されて登場する。 本編では一応、火星側主人公のスティックが搭乗することで、主役メカという扱いではあるが、OPでは後述するイオタの活躍の方が目立っており、エータはファイター形態しか出ていない。 AFC-01Ι レギオス・イオタ 一般兵士用で機体色は緑色、鶏冠状のプレートと単眼(モノアイ)の四角いゴーグル状のカメラ付き頭部が特徴。第10話で合流地点で壊滅した部隊装備の中から、状態の良い機体を回収、修理して追加装備された。劇中では主にレイとイエローが搭乗したが、ジムも操縦したことがある(第22話)。また主役陣が使うことはないが、第1話の第二次地球奪還軍は本機と同じカラーのトレッドを装備している(OPには毎回登場)。 なおイオタの機体色については、作画ミスのあるシーンが目立っている。第13話ではレイの夢の中でだが、フーケが使用した機体がゼータ型と同様に赤色塗装された本機であった。第23話などでは本来のグリーンカラーの部位がエータのブルーカラーに、第24話ではグリーンカラーのエータに入れ替わっているシーンがある。さらにイオタの機体ではないが、第20話では接続しているトレッドのカラーが本来のブルーではなく第1話に登場した機体同様のグリーンカラーとなっている。海外ロボテック版正式名称は「ベリテック・標準型・アルファ可変戦闘攻撃機」 "Veritech Standerd Alpha"。 地球人主人公のレイの専用機になったというだけでは無く、OPでファイター、ダイバー(腕を収納して脚だけ出した状態は除く)、ソルジャーという3形態全てを披露しており、その意味ではエータよりも主役級に扱われている。 AFC-01Ζ レギオス・ゼータ 大気圏内での戦闘に最適化されている最新の強化型で、機体色は赤。上記二機とはカラーパターンが異なっており基調色である赤の部分が多い。第10話で入手し、主にフーケが搭乗。頭部はエータ同様のツインアイ式で、イオタのような鶏冠状プレートを有している。 第一次降下部隊の失敗から人的不足に陥った火星基地(マルス・ベース)への増援部隊として木星衛星基地(ジュピター・ベース) から追加配属された部隊が使用した強化改良機、と設定されている。 作中ではフーケの一機のみで、ドガーボ所有の無人機以外の同色機が見受けられなかっただけではなく、同色のトレッドも確認されておらず(カラーに合わせた玩具商品化はされている)、またエータやイオタのように接続使用されることもなかった。なお上記の通り、第13話のレイの夢の中のレギオスは本機の塗装色のイオタ型である。海外ロボテック版 正式名称は VFA-6Z 「ベリテック・戦闘指揮官用・アルファ可変戦闘攻撃機」"Veritech Combat Alpha"。派生型全般を通してもかなり後期型に当たる為、発展型も開発され、HBTではなく「プロトカルチャー(資源) 」 の放出を抑える後述の「シャドウ・デバイス(装置)」型が開発され、第三部であるニュー・ジェネレーション(モスピーダ)の最終回のリメイクと、その後を描くDVDオリジナル版の北米発のOVA 『ロボテック:シャドウ・クロニクル』 にも VFA-6ZX (S) 指揮官用・シャドウファイター の名で登場し、スカル大隊の四代目隊長でマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナの娘の1人(三女)である「マイア・スターリング」("Maia Sterling") 中佐が搭乗する。 無人レギオス 南米の街で顔役を務めるドガーボが所有するコレクション。無線による遠隔操縦機に改造された三機のレギオスで、エータ、イエタ、ゼータ各型を原型としている。無人機ゆえ、コクピットは外板で覆われている。海外ロボテック版正式名称は "VQ-6 VANDAL Veritech Alpha Drone"
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