Maiaとは? わかりやすく解説

Maia

名前 マヤマイアマイヤ

マイア

(Maia から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/30 03:54 UTC 版)

ヘルメースとマイア。オリュムポスにおける神々の会議を描いたアッティカ赤絵式アンフォラ(一部)。ミュンヘン州立古代美術博物館英語版所蔵。
プレイアデスが生まれ、マイアがヘルメースを生んだとされるキュレーネー山。

マイア古代ギリシア語: Μαῖαギリシア語ラテン翻字: Maia〉、ラテン語: Maia)は、ギリシア神話またはローマ神話女神マイヤとも。ギリシア神話のマイアとローマ神話のマイアは本来無関係だったが、後に混同されるようになった。

ギリシア神話

巨人アトラースプレーイオネーの7人の娘たちプレイアデスの1人[1][2]。彼女たちはアルカディア地方のキュレーネー山で生まれたとされる[1][注釈 1]

マイアは長女とされ、キュレーネー山の洞窟内で[3]ゼウスの子ヘルメースを生んだ[4][5]

ホメーロス風讃歌』によると、マイアはキュレーネー山の洞窟の奥に立派な館を構えて住んでおり、館の3つの部屋にはネクタルとアムブロシアー、黄金や銀、衣服が満ちているとされる[6]。ゼウスは夜闇の中、ヘーラーが深い眠りに落ちているすきにマイアと関係を持った。これによって策略家で、盗みに長け、夜闇をうかがい、戸口を見張るヘルメースが生まれたとしている[注釈 2]

またカリストーが大熊にされた後、その子アルカスを育てたのは彼女である[8]。他のプレアデス7姉妹と同様、狩人オーリーオーンに追い回されて隠れていた。

ローマ神話

ローマ神話にはを司る豊穣の女神マイア (Maia) がおり、マイアの祭日である5月1日は供物が捧げられた。これがメーデーの起源である。

ギリシア神話のマイアとは本来は無関係だが、のちに混同されるようになった。またメルクリウスとも関連付けられるようになり、5月15日のメルクリウスの祭日にも祀られるようになった。

脚注

注釈

  1. キュレーネー山は現在のキリニ山
  2. ゼウスとマイアとの関係がヘルメース神の性格の由来となっている[7]

出典

  1. 1 2 アポロドーロス、3巻10・1。
  2. オウィディウス『祭暦』5巻83行。
  3. アポロドーロス、3巻10・2。
  4. ヘーシオドス『神統記』938行-939行。
  5. オウィディウス『祭暦』5巻85行-88行。
  6. ホメーロス風讃歌』第4歌「ヘルメース讃歌」229行-252行。
  7. 沓掛訳注、p.252。
  8. アポロドーロス、3巻8・2。

参考文献

関連項目


Maia

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 10:37 UTC 版)

マイア (曖昧さ回避)」の記事における「Maia」の解説

マイア - ギリシア神話の登場人物、およびローマ神話女神マイア - おうし座位置するプレアデス星団(すばる)の恒星おうし座20番星固有名ギリシア神話の登場人物から名づけられた。 富士重工業発売した普通自動車の名称。詳細は「スバル・マイア」を参照 マイアール単数形J・R・R・トールキン小説指輪物語』、『シルマリルの物語』に登場する架空神格実在の人名マイア・ウソワ - ロシアフィギュアスケート選手マイア・シブタニ - アメリカフィギュアスケート選手マイア・ヒラサワ - スウェーデンシンガーソングライターマイア・ミッチェル - オーストラリア女優デミアン・マイア - ブラジル格闘家アルトゥール・ブラジリアーノ・マイア - ブラジルのサッカー選手チアゴ・マイア・アレンカル - ブラジルのサッカー選手イザイアス・マイア・カルネイロ - ブラジルのサッカー選手マイア - 日本声優香月はるかの旧芸名架空の人名水樹マイア - テレビアニメ光と水のダフネ』の登場人物

※この「Maia」の解説は、「マイア (曖昧さ回避)」の解説の一部です。
「Maia」を含む「マイア (曖昧さ回避)」の記事については、「マイア (曖昧さ回避)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Maia」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Maia」の関連用語

Maiaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Maiaのページの著作権

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマイア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマイア (曖昧さ回避) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS