第一期線とは? わかりやすく解説

鹿児島市電第一期線

(第一期線 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 20:00 UTC 版)

第一期線
天文館いづろ通停留場付近(2022年1月)
概要
起終点 起点:武之橋停留場
終点:鹿児島駅前停留場
駅数 11
運営
開業 1914年7月3日 (1914-07-03)
最終延伸 1914年12月20日
所有者 鹿児島市交通局
使用車両 鹿児島市交通局#車両を参照
路線諸元
路線総延長 3.0 km (1.9 mi)
軌間 1,435 mm (4 ft 8+12 in)
電化 直流600 V 架空電車線方式
テンプレートを表示
停留場・施設・接続路線
鹿児島市電:谷山線
0.0 I11 武之橋停留場
0.5 I10 新屋敷停留場
0.7 I09 甲東中学校前停留場
0.8 山之口町停留場 -1943
鹿児島市電:第二期線
1.0 I08/N08 高見馬場停留場
? 日置裏門通停留場 -1943
1.5 I07/N07 天文館通停留場
1.8 I06/N06 いづろ通停留場
金生町停留場 -1943
上町線(旧線)→
2.1 I05/N05 朝日通停留場
市庁通停留場
2.4 I04/N04 市役所前停留場
鹿児島市電:上町線
2.6 I03/N03 水族館口停留場
2.8 I02/N02 桜島桟橋通停留場
JR九州鹿児島本線
和泉屋町停留場 -1939?
3.0 I01/N01 鹿児島駅前停留場
鹿児島本線(貨物支線)
鹿児島駅
JR九州:日豊本線

第一期線(だいいっきせん)は、鹿児島県鹿児島市下荒田一丁目武之橋停留場から鹿児島市浜町鹿児島駅前停留場までを結ぶ鹿児島市交通局軌道路線である。

運行系統上、谷山線及び第二期線唐湊線直通運転を行う。

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):3.0km[1]
  • 軌間:1435mm
  • 停留場数:11(起終点含む)
  • 複線区間:全線複線[1]
  • 電化区間:全線電化(直流600V

運行形態

  • 1系統(谷山 - 武之橋 - 鹿児島駅前) - 第一期線全区間を7.5分間隔で運行
  • 2系統(郡元 - 鹿児島中央駅前 - 鹿児島駅前) - 高見馬場 - 鹿児島駅前間を7.5分間隔で運行

高見馬場 - 鹿児島駅前間では、1系統と2系統が交互に運行されている。

歴史

停留場一覧

駅番号 停留場名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線
I11 武之橋停留場 - 0.0 鹿児島市電:谷山線
I10 新屋敷停留場 0.5 0.5  
I09 甲東中学校前停留場 0.2 0.7  
I08/N08 高見馬場停留場 0.3 1.0 鹿児島市電:第二期線
I07/N07 天文館通停留場 0.5 1.5  
I06/N06 いづろ通停留場 0.3 1.8  
I05/N05 朝日通停留場 0.3 2.1  
I04/N04 市役所前停留場 0.3 2.4  
I03/N03 水族館口停留場 0.2 2.6  
I02/N02 桜島桟橋通停留場 0.2 2.8  
I01/N01 鹿児島駅前停留場 0.2 3.0 九州旅客鉄道鹿児島本線日豊本線 ⇒ 鹿児島駅

廃止された停車場

  • 山之口町停留場 - 1913年7月3日山之口馬場停留場として開業[4][2]、1943年5月5日廃止[3]
  • 日置裏門通停留場 - 市電発足時には存在、1943年5月5日廃止[3]
  • 金生町停留場 - 市電発足時には存在、野菜町通停留場から1935年10月4日に改称[4]、1943年5月5日廃止[3]
  • 市庁通停留場 - 1923年までに名山堀停留場として開業、1926年から1929年頃に公設市場前停留場に改称、1939年までに市庁通停留場に改称、廃止時期不明[4]
  • 和泉屋町停留場 - 市電発足時には存在、廃止時期不明[3]

かつて存在した接続路線

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 『鉄道要覧』国土交通省鉄道局 監修(令和元年度版)、電気車研究会、2019年、235頁。 
  2. ^ a b c d e f 『鹿児島市電の走る街 今昔』JTBパプリッシング、143頁。 
  3. ^ a b c d e f 『鹿児島市電の走る街 今昔』JTBパプリッシング、127頁。 
  4. ^ a b c 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線』12号 九州沖縄、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年、51頁。ISBN 978-4-10-790030-2 

参考文献

  • 水元景文『鹿児島市電の走る街 今昔』JTBパプリッシング、2007年、127,143頁。 

関連項目


第一期線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:37 UTC 版)

大阪市電」の記事における「第一期線」の解説

1903年明治36年9月12日開業した大阪市電築港線花園橋西詰(後の花園橋) - 築港桟橋(後の大阪港)間5.1km(当時公式記録では、3マイル15チェーン)の路線大阪市電の第一期線と呼ぶ。 明治維新によって近代国家へ歩みだした日本の経済中心地商都)あった大阪市市政100年大計として、万難を排して建設した築港桟橋完成と、誘致成功した第5回内国勧業博覧会開催1903年明治36年)}が大阪市電開業きっかけであった。 そして、大阪市電築港線開業から大阪市電歴史が始まる訳であるが、この大阪市電築港線開業は、日本初公営による電気鉄道開業でもあった。 築港線花園橋西詰 - 築港桟橋間) ※駅名は、開業時のもの

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「第一期線」を含む「大阪市電」の記事については、「大阪市電」の概要を参照ください。

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