上田丸子電鉄大屋駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:23 UTC 版)
上田丸子電鉄の電鉄大屋駅は、上田丸子電鉄丸子線が丸子鉄道線の第一期線として開業した際、起点駅として設置された。開業時から貨物輸送の関係からスイッチバック機能を持っていて国鉄信越本線を介しての貨車受渡しを行っていたが、第二期線として上田東駅まで延伸すると、珍しいスイッチバック方式の列車交換駅となり線路が複雑となった。そこで1959年(昭和34年)には当時としては全国でも珍しい電気式系伝装置を装着し、交換を容易にする改良を行った。ホームは現在の駅舎の待合室の隣にあり、改札は丸子鉄道~上田丸子電鉄初期は共通であったが、1956年(昭和31年)に独自の駅舎が完成すると分離、廃止まで続いた。 当駅跡地は、現在しなの鉄道直営の駐車場となっている。
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