上田交通への譲渡車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 09:00 UTC 版)
「長野電気鉄道デハ100形電車」の記事における「上田交通への譲渡車両」の解説
1978年(昭和53年)9月18日付で廃車となったモハ100形102・モハ200形201の2両は、廃車後上田交通へ譲渡され、モハ201は同年12月1日付でモハ5260形5261(2代)として竣功した。一方、モハ102は譲渡後1年余りの間保管されたのち、1980年(昭和55年)3月19日付で電装解除の上で制御車化され、クハ260形261(2代)として竣功した。導入に際しては車体塗装の上田交通標準塗装への塗り替えのほか、導入線区である同社別所線の架線電圧が長野電鉄各路線の1,500Vに対して750Vと異なることから降圧改造が施工された。 1986年(昭和61年)10月1日付で実施された別所線の架線電圧1,500V昇圧に際して、同2両は前日の9月30日をもって運用を離脱、昇圧当日の10月1日付で廃車となった。
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