第一期船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 16:26 UTC 版)
船名建造所起工進水竣工備考・出典対馬丸ラッセル造船所 1914年9月8日 1915年2月22日 高田丸ラッセル造船所 1915年 1915年3月18日 豊岡丸三菱長崎造船所 1913年8月4日 1914年10月29日 1915年3月6日 富山丸三菱長崎造船所 1913年8月4日 1915年3月20日 1915年6月3日 豊橋丸川崎造船所 1914年1月19日 1914年9月22日 1915年4月30日 徳山丸川崎造船所 1914年3月22日 1914年10月29日 1915年5月25日 欧州航路用臨時船として建造。第一期船のうち、「豊岡丸」と「富山丸」は、日本の貨物船として初めて減速装置付きタービン機関を搭載した船である。ラッセル造船所建造分の「対馬丸」および「高田丸」と「豊橋丸」および「徳山丸」に搭載されている三連成レシプロエンジンは形式が異なるのか、出力の面で差異がある。また、「対馬丸」および「高田丸」の総トン数は7,000トンを大きく割り込んでいる。船価は、ラッセル建造分が9万4500ポンド、三菱長崎建造分が117万9000円、川崎建造分が116万円であった。
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