相沢洸一の元仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 17:03 UTC 版)
「湾岸ミッドナイト」の記事における「相沢洸一の元仲間たち」の解説
高木は悪魔のZ復活編からで、彼以外は圭一郎編からの登場となり、富永とガッちゃんはレギュラーキャラクターに昇格。上田と吉岡はこれ以降登場はなくなった。しかし結局彼らは圭一郎編の終盤で北見に「ケイに無事に帰ってきて欲しいことを願い、ケイに走っている内に見えてくるものを伝えてやらなかった」という理由で叱責を受けることになってしまった。 高木 優一(たかぎ ゆういち) 声 - 石原凡(ゲーム) / 立木文彦(幼少期 - 岡林史泰) 板金修理工場「ボディショップSUNDAY」社長。のちに「タカギボディワークス」に名称変更。また、相沢洸一のセリカXXのボディーワークをしたときの工場の名前は「タカギ板金」(元々は彼が働いていた板金屋が倒産し、その負債ごと引き継いだ)だった。 天才的なボディワークの技術を持っており、彼が手を入れたボディは他とは全く違った仕上がりを見せる。ガッちゃん曰く、どんなバカやニブいヤツでもわかるらしい。中学卒業後にすぐ板金業界に入り、不器用で要領の悪い仕事振りから「グズいち」とあだ名をつけられていたが、北見にボディー製作を依頼されたことで才能が開花し数々のレーシングボディを製作。280km/hでクラッシュし、スポット溶接が多くしてある為に修復不能とされていたグリーンオート二代目社長のポルシェを、北見が「あれはもう新車だ。おまけにあのケツの重いRRがウソのようにまっすぐ走る。あんなポルシェはどこにもねえ。」と唸るほどに蘇らせるなど腕は確かであり、悪魔のZのボディを作り上げる事となる。 車が好きで好きでたまらない性格をしており、精魂込めて直した車を粗末に扱うオーナーに絶望し、一時は自分では車を扱わないようにしていた。アキオに出会うまでは昔とは違い常にスーツ姿の商売人然とした人間であったが、アキオの情熱に負け、過労で倒れながらもイシダとのバトルで燃えてしまった悪魔のZを前よりも強靭に蘇らせた。その後はブラックバード、ケイのスープラなどにも力を貸している。 どんなに丁寧に車を走らせても、走らせることによって確実に車にダメージを与えてしまうことに対する感傷的な感情からか、運転免許を一度も取得しておらず、工場でもエンジンを掛けた状態では絶対にハンドルを握らない主義(車を移動させるときはギアをニュートラルにして車の外からハンドルを握る)。 好きな飲み物はウーロン茶。初期では喫煙シーンもあった。 富永 公(とみなが こう) 声 - 千葉進歩 「トミナガスピード」代表。ECUセッティングのスペシャリスト。エンジンを組ませても一流だが、「超一流ではない上に凝り性」なのでエンジンチューニングから手を引いた。通称「ジェッティングの富永」。まだ燃料コントロールがコンピュータ制御ではなくキャブレターだったころからその世界では有名な人物で、悪魔のZやブラックバードだけでなく、ほかの多くの車両のセッティングも手がけているがためキャブレターを使っていた時代には「燃調の鬼」とも呼ばれていた。かつては城島の所属していたショップ「ゼロ」や、山下のZ32のECUも手がけていた。またそういったデジタルな面だけではなく、哲学者然とした人間的な部分も多く見受けることができる。車のパワーよりもそれを操縦する人間の容量(キャパシティ)次第で速さが決まる走り屋の世界では、いなくてはならない重要人物のひとりである。 初登場はモンスターマシーン(ケイ)編であり、その時に登場した相沢洸一の昔の仲間の中で山本・大田・ガッちゃん以外でその後唯一レギュラーメンバーに昇格。なお、ユウジが乗ったS2000は元々彼が購入した車である。 ガッちゃん / 佐々木 元(ささき げん) 声 - 高橋研二 搭乗車種:日産・フェアレディZ (Z31・筑波トライアル)→トヨタ・セルシオ (UCF10) ボディーカラー…ブルー(ゲーム初期、PS3版)、パープル(WMMTシリーズ) 「SS(スピードショップ)マッハ」のオーナー。「ガッちゃん」の愛称で親しまれている。スケベでお調子者で涙もろい。妻と子供二人(どちらも女の子)がいる。中学の卒業式さえこないでくれといわれたワルガキで、運転技術(過去に軽く10台は全損させている)やエンジンのチューニングセンスこそなかったが、独学で勉強したエアロパーツのデザインと空力性能は、今では大手エアロメーカーにも模倣されるほど認められるまでになった。 愛車はパープル(ゲーム版初期、PS3版ではブルー)に全塗装されたセルシオ UCF10(かなり大きな修復歴アリと高木に見抜かれる)。なお、ゲームではJPP園田同様にカブせてくる事が多い。PS3版では、特定のモードで彼のZ31が登場する。 本人曰く、「うちはセルシオのエアロが一番売れる」とのこと、妻にも同じようなこといわれていてよくイジられている。 マキシシリーズではプレイヤーの車がセルシオならば彼がチューニングしてくれるが外観も若干変化する(スモークガラスが付く、ゴールドエンブレムになる等)。また、ガッちゃんの搭乗するセルシオは何故か『ゴラァ』と言うエンジン音の演出がされており、合間に出るセリフがやたらと長いのが特徴。さらにWMMT4以降のストーリーでは妻がアリストで登場。 上田 義一(うえだ よしかず) 「DRAG レーシング」の代表でガッちゃん曰く「足回りはコイツが一番うるさい」と言われるくらいこだわりを持っている。 吉岡 建一(よしおか けんいち) 「ヨシオカENG(エンジニアリング)」の代表でエキゾーストに関することは一品物の腕前と目利きを持っている、ガッちゃんに「お前のマフラーはいつでも騒音規制オーバーだっただろ」と言われて、「お前も昔は危険なパーツを散々売ってきたくせに」と反論した。
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