発進シークエンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/19 19:25 UTC 版)
「サンダーバード2号」の記事における「発進シークエンス」の解説
国際救助隊本部(トレーシー島)からは、偽装された小型飛行機用の滑走路と隠蔽式の発射台を使用して発進。 発進指令を受けたパイロットは、トレーシー邸のラウンジに偽装された本部指令所の月面ロケットの絵の壁面(スロープを形成するように縦回転傾倒)を使用して頭から滑り落ち、スロープ滑走ベッドに移動 途中ベッドが反時計回りに横1/4回転する事で進行方向を変化、体勢を逆転させ足元を先にスロープを滑り落ち、格納庫内の本機コクピットへ移動。スロープ最下端が変形しパイロット席となる。劇場版では、ベッドが回転しながら沈むタイプに変更されている。 パイロットがコクピットに着くと、機体を起動させ、舵を手元に引き出す。この時点では2号本体の機体はリフトアップされた状態であり、地平面レベルのコンテナポッドを乗せた移動式の台が横方向にくぐるように移動する事で出動用ポッドを準備する。劇場版では、コクピットに着いたと同時に機体の電源が入り、椅子が前に移動される形式に変更されている。コンテナポッド装着シーンのセットにはサイズ等の矛盾が確認できる。ポッド移動時にはポッドが実機の着陸脚につっかえてしまう筈であり、装着時には主翼が左右のポッドに接触してしまうことになる。しかし、カット割り等でそうした矛盾を感じさせない様に見せている。なお、設定ではポッド後部が伸縮する上、装着時に本機が降下する際、両翼が他ポッドに接触しないように間隔が調整されるが、映像化されていない。 必要となるコンテナポッドが本機下に準備されると着陸脚を収納し、換装が完了。 格納庫の扉が沈降して滑走路へ進み、隠蔽式発射台を経て離陸。国際救助隊の活動は秘密とされているので、滑走路及び格納庫には以下のような偽装が施される。格納庫出入り口は、沈降式の岩壁にて隠蔽。通常の出入り口が用意されているが、もちろん格納庫内には通じていない。 発着可能機体をかく乱する為に、滑走路の幅は本機接地幅ぎりぎり。 さらに滑走路直脇にはヤシの木を植えてある。本機が通過する際にヤシの木が養生プラントごと外側に倒れる為、通過可能(このヤシは消火設備も兼ねている)。 滑走路の距離が短い。滑走路の先端の一部が斜めにせり上がりスキー・ジャンプ型発射台を、その付け根も斜めに開きジェット・ブラスト・ディフレクターを形成する。発進には本機のメインエンジンを使用し、外部動力を介さない。 以上の複雑な行程を約2分以内に完了する。
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発進シークエンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 07:53 UTC 版)
「サンダーバード1号」の記事における「発進シークエンス」の解説
発進指令を受けたパイロットは、トレーシー邸のラウンジに偽装された本部指令所の壁面(どんでん返しのように回転する)を通じて格納庫に移動、パイロットがコクピットに着くと、発射台までロケットごと移動する。発射台はトレーシー邸のプールの地下に埋設されており、本機発進時にはプールがスライドすることで、発射口を露出。そのまま垂直に離陸する。冗長に見えるシーンだが、指令受諾から機体への移動、点検を経て発進するまでに約2分と言う時間は、現実的なスクランブル所要時間(5~20分)に比べると非常に短い。
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発進シークエンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 14:51 UTC 版)
「サンダーバード3号」の記事における「発進シークエンス」の解説
発進指令を受けたパイロットは、トレーシー邸のラウンジに偽装された本部指令所のソファー(隠蔽されたボタンを押す事で、地下へと降下。すぐに下からダミーのソファーがラウンジにせり上がって、カモフラージュする)を使用し、トレーシー邸の離れにある2階建てラウンドハウス(ドーナツ状の建物。耐震、耐火、耐煙)地下に埋設された本機格納サイロへと移動。本機下部より本機中心を貫くようにソファが専用シリンダーによって持ち上げられ、本機内ラウンジに固定。パイロットは本機内の高速リフトにて制御ルームへ移動。シリンダーがサイロ地下に収納され、本機のソファー搬入用ゲートが密閉される事で、発進準備完了。ラウンドハウスの中心を潜るように発進する。
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発進シークエンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 22:58 UTC 版)
「サンダーバード4号」の記事における「発進シークエンス」の解説
通常はサンダーバード2号の4番コンテナポッドに格納されたまま現場水域まで輸送されて出動する。国際救助隊本部のトレーシー島から単独で発進する場合もあり、その場合はコンテナポッドがあるサンダーバード2号の格納庫から自走して滑走路へと出庫する。滑走路は先端が傾き、水面へ向かってスロープを形成し、サンダーバード4号はスロープを自走して海へと発進する。サンダーバード4号がコンテナへ帰還し、水上のコンテナポッドが回収されるプロセスは映像化されていない。 例外的に、サンダーバード2号がアメリカ海軍の巡洋艦に誤認攻撃を受けて使用不能となったエピソードでは、当該巡洋艦により救助現場近くまで輸送されたことがあった。
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