甘粕正彦とは? わかりやすく解説

甘粕正彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 08:23 UTC 版)

甘粕 正彦(あまかす まさひこ、1891年明治24年〉1月26日 - 1945年昭和20年〉8月20日)は、日本陸軍軍人。陸軍憲兵大尉時代にアナキストの大杉栄らを殺害した甘粕事件で知られる。事件後、短期の服役を経て日本を離れて満洲に渡って関東軍特務工作を行い、満洲国建設に一役買う。満洲映画協会理事長を務め、終戦の最中に現地で服毒自殺した。


注釈

  1. ^ 大東会編『甘粕正彦先生の年譜』(昭和40年発行)[17]に「パリーではFMのグレート・トリアント・フランス(fr:Grand Orient de France)に入社、ヨーロッパの枢要地を視察・・・(後略)」と書かれている[18]

出典

  1. ^ a b c 山口 2006, p. 78.
  2. ^ 甘粕忠男氏死去(元三菱電機副社長)[リンク切れ]時事通信
  3. ^ 甘粕忠男さん死去 朝日新聞2017年8月9日
  4. ^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 51頁。
  5. ^ a b 角田 2005, p. 97.
  6. ^ 官報 1924年6月12日 一八八頁
  7. ^ 官報 1924年12月10日 二七六頁
  8. ^ 角田 2005, pp. 73–75.
  9. ^ 近親にも知らせず、既に仮出獄『時事新報』大正15年10月17日夕刊(『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p10 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  10. ^ 佐野 2008, pp. 190–192.
  11. ^ 出所後の甘粕大尉と初めて会見『東京朝日新聞』大正15年11月2日夕刊(『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p10 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  12. ^ 角田 2005, pp. 106–107.
  13. ^ 小林 2015, p. 36.
  14. ^ 佐野 2008, p. 235.
  15. ^ 角田 2005, §5.
  16. ^ 角田 2005, pp. 109–111.
  17. ^ 大東会編『甘粕正彦先生の年譜』、1965年。
  18. ^ 角田 2005, p. 136.
  19. ^ 角田 2005, pp. 136–137.
  20. ^ a b 半藤一利 編『私の「昭和の戦争」』(株)アスコム、2007年5月11日、227頁。 
  21. ^ 佐野 2008, p. 414.
  22. ^ 佐野 2008, p. 25.
  23. ^ 敗戦直後に満洲で自殺(昭和20年12月19日毎日新聞(東京))『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p7 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  24. ^ 佐野 2008, p. 392.
  25. ^ 佐野 2008, p. 408.
  26. ^ 『官報』第167号「叙任及辞令」1913年2月21日。


「甘粕正彦」の続きの解説一覧




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から甘粕正彦を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から甘粕正彦を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から甘粕正彦を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「甘粕正彦」の関連用語

甘粕正彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



甘粕正彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの甘粕正彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS