玲微名の一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 15:23 UTC 版)
声優(声)はCDドラマ版より。 羽崎 拓(はざき たく) 声:緒方恵美 本作品の主人公。3月20日生まれ。埼京高校2年3組。17歳。血液型はO型。身長164cm、体重48kgと小柄で、響からはよく「可愛い」などと言われている。 のんびりした性格で、いつもは穏やかだが、怒らせるとかなり怖い。エイシェト戦などでその片鱗がうかがえる。恋愛ごとには鈍感。杉崎瞳や、凛の好意には全然気がついていない。 普段は祖父母と3人で暮らしており、両親の存在は不明。姉の希璃伽は1年の大半を遠方の治療施設で過ごしているので滅多に会えない。そのため、姉のことをとても大切に思っている。自室の机の上には姉の写真を飾っている。 琴咒(ノイズ)は光の加護を受けており、地水火風の4つの属性のどれにも当てはまらない特異な力。 趣味はプロ野球観戦で、日本ハムファイターズのファン。 金色の12枚の羽根を持っている。 五十嵐 凜(いがらし りん) 声:宮村優子 拓のクラスメートで学級委員長。8月8日生まれ。17歳。血液型はA型。身長170cm、体重49kg。去年の埼京高校男子人気投票で1位に輝くほどの美人でスタイルも抜群だが、拓は彼女の名前を覚えていなかった。 響とは、兄妹のような幼馴染。 琴咒(ノイズ)は水の加護を受けている。回復技も使うことはできるが、来訪者との戦いではあまり役に立ったことがない。 拓のことが好きらしいが、拓本人が鈍感なため、思いに気づいてもらえない。たいへんなやきもち焼き。弥生とはそりが合わず、弥生いわく「運動バカ」で、蘭いわく「うるさい女」。 髪型はポニーテール。別名「えび天あたま」というらしい。 隠れ家での家事担当はリビングの掃除。 高野 響(たかの ひびき) 声:関智一 拓らの1年上の先輩。7月3日生まれ。18歳。血液型はA型。身長178cm。体重は65kg。 勉強・スポーツ・ルックスの3つすべてをそろえたスーパースター。去年の埼京高校の女子人気投票で1位を取る。たまに男子からもラブレターを貰うことがあるらしい(第3巻カバー下の4コマより)。 拓らをまとめる彼らのリーダー格。しかし、大事な事はすべて一人で背負い込むのが玉に瑕。 琴咒(ノイズ)は土の加護を受けている。 料理が得意。そのため、隠れ家での家事担当は朝昼夜3食の料理担当。クリスマスパーティーの料理をすべて一人で作ったりもした。 昔は力のために人との関わりを避けていたが、4年前のある事件をきっかけに変わる。蘭ともその時に出会った。 神楽 弥生(かぐら やよい) 声:堀江由衣 拓や凛達とは別の学校に通っている神楽三姉妹の次女。3月3日生まれ。17歳。血液型はB型。身長は160cm。体重は46kg。 響らが属する「玲微名の一族」の長の命を受け、拓の調査の為にやってきた女の子。 寡黙でマイペース。しかし、戦闘能力は凛よりも数段上の実力をもつ。 琴咒(ノイズ)は火の加護を受けている。そのため、同じ火を放つことの出来るハシュマルに気に入られたことも。 変わった性格をしており、半目のままで眠ったり、寝相がすこぶる悪く別室の拓の部屋で寝ていたり、かと思えば年に何日かひたすら眠り続けるといったことを繰り返す女の子。思ったことをすぐさま口にするので凛とはそりが合わないが、凛のことを思っているのは確かである。 モモりん達モモンガの飼い主でちゃんと名前を呼ばないと怒るのだが、希璃伽にはまったく通じない。 趣味は各地の物産品集め。蘭いわく「朴念仁」。 隠れ家での家事担当は洗濯。洗濯機を使わず洗濯板を使って洗濯する。 如月 蘭(きさらぎ らん) 声:緑川光 元「振夜の来訪者」の1人で拓たちと相対していたが、後に行動を共にする。 11月13日生まれ。18歳。身長は177cm。体重は61Kg。 「如月蘭」という名前は響がつけた名前。前の名前は「ラグ」。 「振夜の来訪者」の証である光の羽根を持ちながら、人間の血を流す。 風の奏咒(ヴォイス)を用いる。使える奏咒に、「王国(マルクト)結界」「黄昏瞑壁(ウォール・クライン)」「躊雷轟撃(ライトニング・ロー)」「峻厳雷火(ゲプラーメギド)」がある。 地上界に慣れていないためか、本を読んで勉強をしてはいるものの、マンガの中のことまで鵜呑みにしてしまう。 纏司としての階級は、第8階位「大纏司(アークエンジェル)」。エイシェトやダラ、ライラが様付けで呼んでいたことから、彼らより高い地位であったことがうかがえる。また、「素晴らしき7人」の一人・ウリエルからは寵愛を受けている。 本編開始前の4年前にウリエルと共に地上階に来訪し、響と出会う。その際に「コマドリ」の詩を教えられる。 隠れ家ではとくに何もしていない。 羽崎 希璃伽(はざき きりか) 拓の1つ年上の姉。2月17日生まれ。18歳。血液型はA型。身長は168cm。体重は50kg。 14歳の時に自ら心を閉ざし幼児退行をしているため現在は遠方で療養している。 潜在的に強力な琴咒(ノイズ)の力を秘めている。熾色の6枚の羽根を持っている。 幼児退行のため、言動がとても幼く、拓のことを「たーくん」と呼ぶ。 祈棺の間で眠っている少女と瓜二つの外見。 壬生 沙里(みぶ さり) 玲微名の一族の長。琴咒(ノイズ)使いと来訪者の関係、来訪者の正体・内情に精通しており、ウリエルと対峙した際には邪眼による束縛や奏咒(ヴォイス)・「慈悲黒門(ケセドホール)」の行使、月の運行を司るなど、謎めいた人物。未だ一度も肉体が死を迎えていない堕纏司か、纏司の記憶が覚醒した人間なのかは定かではないが、少なくとも纏司の1人(それも高位)の記憶と能力を持つ事は確か。 神楽 皐月(かぐら さつき) 神楽三姉妹の長女。左目元の泣き黒子が特徴的な美人の女性。20歳。闘う場面はないため、四元の加護等は不明。里帰りの響らを出迎える。 神楽 葉月(かぐら はづき) 神楽三姉妹の三女。玲微名の一族の隠れ里住まいだが、響らが帰省した際には修学旅行などで物語中には登場せず、単行本5巻のカラーイラストで後姿を映すのみである。
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玲微名の一族
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響らが所属する琴咒(ノイズ)使いの集団。1000年以上の間、歴史の影で振夜の来訪者と戦い続けてきている。里は奈良県橿原市に存在という設定。代表者は壬生沙里。
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