振夜の来訪者(纏司)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 15:23 UTC 版)
「クレセントノイズ」の記事における「振夜の来訪者(纏司)」の解説
ラグ 詳細は玲微名の一族を参照。 エイシェト 舟澤真弓に魅入った女性の来訪者。拓の前に現れ彼を挑発する、舟澤の抱える悩みを「下らぬ」と切り捨てるなど性格は高慢。 その為拓たちの怒りを買い、代わる代わるの攻撃を受けて倒された。 ダラ 佐倉由希子に魅入った男性の来訪者。海岸で拓と凛に攻撃を仕掛けた相手のうちの1人。 由希子に魅入り、彼女を盾にとるような形で攻撃を仕掛けてこようとするが神楽弥生の一撃で大ダメージを食らった挙句、止めを拓に制止され、麻美の真摯な呼びかけに由希子を奪い返された挙句、弥生に止めを刺されて倒された。 ライラ 橘玲子に魅入った女性の来訪者。海岸で拓と凛に攻撃を仕掛けた相手のうちの1人。 最初は蘭の消極的な姿勢に対し、「負の力を持つ相手がいなければそう仕向ければいい」と言い放ち、玲子の心の根底にある拓への嫉妬心を煽り、魅入る事に成功する。 しかし響が対峙した際に響たちを愚弄したことで響の怒りを買い、そして蘭にも冷厳に切り捨てられ見捨てられる形で倒されることとなる。 ニスロク 迷宮(ラビリンス)の下層3階位を束ねる、第7階位「権纏司(プリンシバリティーズ)」。火の力を操る。「大いなる鷹」という字がある。人間への魅了を「戯れ」と称し、負の力を吸い上げて糧とする事に喜びを感じる。エイシェトらが続いて倒された事によって響らへのお礼参りに来訪し、一度は響に怪我を負わせ凛を倒し、単身残った拓も追い詰めかけるが蘭が寝返ったことで形勢が変化する。最期は蘭の「峻厳雷火(ゲプラーメギド)」に倒れる。 ベレト 迷宮の中層に住まう3兄弟の末弟。第6階位の「能纏司(パワーズ)」。女性と見紛うほどの美少年の容姿だが、力は強い。纏司と人間はよく似ており、互いを尊重できる存在である、という纏司の中では極めて稀な価値観を持ち、両者の橋渡しを買って出ようとする。しかし、ハシュマル来訪の危機を伝えに響に接触し、最期はハシュマルの攻撃から響を庇い、琴咒(ノイズ)と奏咒(ヴォイス)は同質のものと告げて消滅する。 タルシュシュ 迷宮の中層に住まう3兄弟の次兄。第5階位の「力纏司(ヴァーチューズ)」。冷徹な性格で風の力を操る。ウリエルの命を受け、教師・架羅間として埼京高校に赴任し、人間と響らを観察する。その中で高貴な存在と称する自分達に疑問を抱き、永遠に等しい生故に自らの存在意義も持たずただ怠惰に生き続ける纏司の不幸を悟り、最期は弟・ベレトの意志に殉じる事に自らの存在意義を見出し、ウリエルの攻撃から拓らを庇って消滅する。 ハシュマル 迷宮の中層に住まう3兄弟の長兄。第4階位の「主纏司(ドミニオン)」。火の力を操る。ベレト、タルシュシュら弟を溺愛している。過剰に芝居がかった詩的な言葉を使い、下衆な感情を持ち合わせない高貴な存在と謳う纏司達の一人だが、タルシュシュからは「皮肉なほど人間にそっくり」であると称される、直情的な性格。 ウリエル 迷宮の上層に住まい、纏司の中でも最高位に位置する「素晴らしき7人」の一人で、「熾纏司(セラフ)」。ラグを寵愛している。「太陽の統率者」「世界と地獄(ケルベロス)を見張る者」など、彼女を称える字は多い。放出するエネルギーを自ら制御せねば光臨しただけで街一帯を吹き飛ばすほどの力の持ち主。行使する奏咒に「尊厳地鳴(ホドクウェイク)」がある。他の多くの纏司と同じく人間を蔑み、力を奪う事に喜びを感じる。その為、地上へ堕纏して人間となった纏司の末裔である拓ら玲微名の一族を根絶やしにしようとする。響にとってはロビンの憎き仇。 ミカエル 沙里の会話の中に登場する纏司の1人。「正義の纏司」と呼ばれており、天上の纏司全てを巻き込んだ大戦の後未だ目覚めないとされる。 ガブリエル 沙里の会話の中に登場する纏司の1人。「真理の纏司」と呼ばれており、天上の纏司全てを巻き込んだ大戦の後欠いて久しいとされる。
※この「振夜の来訪者(纏司)」の解説は、「クレセントノイズ」の解説の一部です。
「振夜の来訪者(纏司)」を含む「クレセントノイズ」の記事については、「クレセントノイズ」の概要を参照ください。
振夜の来訪者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 15:23 UTC 版)
人間の負の感情に基づく願いを叶え、その生気を奪う未知の存在。その正体は「纏司」で、元ネタは全て聖書に登場する天使。永遠に等しい生と凄まじい能力を持ち、自らを高貴な存在と謳う。光の粒魂のような高次な精神体としての存在が主体である。現世に降臨(堕纏)する際には肉体を形成するが、その力を破られた際には肉体を構成する無数の羽根を散らす。また、堕纏が長くなると肉体は徐々に人間へと変化する。
※この「振夜の来訪者」の解説は、「クレセントノイズ」の解説の一部です。
「振夜の来訪者」を含む「クレセントノイズ」の記事については、「クレセントノイズ」の概要を参照ください。
- 振夜の来訪者のページへのリンク