熊谷正寿
熊谷正寿とは、GMOインターネット株式会社の現代表取締役会長兼社長である。1963年7月、長野県生まれ。
1981年、國學院高等学校中退の後しばらく父親の仕事を手伝う。その中で、熊谷正寿は21歳のときに「15年計画」を立てて起業を決意した。そして1991年5月、マルチメディア事業を目的として、株式会社ボイスメディアを設立。その後1995年には、普及しはじめたインターネットに注目して商号をインターキュー株式会社に変更するとともに、事業を「インターネットのインフラ、サービスインフラの提供」に集中させた。同年には世界初の非会員制インターネット接続及びサービス事業「interQORIGINAL」を開始している。1999年8月には、独立系ネットベンチャーとして、またインターネットサービスプロバイダ(ISP)としても日本で初めて店頭公開を果たす。
2001年4月、商号をグローバルメディアオンライン株式会社(GMO)に変更し順調に事業を展開していった。そして、同社は2005年6月をもって東京証券取引市場第一部に上場を果たした。この時同時に、商号をGMOインターネット株式会社に改めた。

熊谷正寿は、自らの経験に基づいたシステム手帳活用法や自ら考案したシステム手帳などで、個人としても有名である。「今日の私があるのは、自分の夢を手帳に書き込み、それをつねに持ち歩き、たえず見返してきたからである」と自身も語っているように、彼の人生の中で手帳が果たした役割は非常に大きいといえる。自身の著書として、『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(かんき出版)や『20代で始める「夢設計図」』(大和書房)、『情報整理術クマガイ式』(かんき出版)が出版されており、その中で熊谷正寿のシステム手帳活用法や仕事術を垣間見ることができる。
2006年1月現在、GMOインターネットグループは、グループ会社25社、スタッフ数は社員・アルバイト・派遣社員を合わせ約2,000名で運営。「インターネット活用支援事業(ネットインフラ事業)」をベースに、「インターネット集客支援事業(ネットメディア事業)」と、「インターネット金融事業(ネット金融)」の3本の柱で、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「夢」「感動」を創造し、社会と皆様に貢献できるグループになるべく取り組んでいる。
(更新:2006年1月)
参照リンク
GMOインターネット株式会社
熊谷正寿の代表メッセージ
熊谷正寿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 15:34 UTC 版)
熊谷 正寿(くまがい まさとし、1963年7月17日 - )は、日本の経営者。GMOインターネットグループの創業者で、GMOインターネット代表取締役会長兼社長・グループ代表。長野県東部町(現・東御市)出生、東京都育ち。國學院高等学校中退。放送大学在学期間満了除籍[1]。
- ^ [1] 2017年7月25日更新プロフィール
- ^ GMOインターネット熊谷正寿社長「未来家賃を削減できる」 | テレワーク総点検 | 特集 | 週刊東洋経済プラス
- ^ a b c d 公式プロフィール・生い立ち・経歴 クマガイコム(熊谷正寿公式サイト)
- ^ GALLERY Artworks from Masatoshi Kumagai Collection
- ^ 【秘密のアドレス公開】GMO熊谷正寿が足繁く通う軽井沢のレストラン6選 GOETHE powered by LINE news(2018年7月3日)
- ^ 熊谷正寿〔GMOインターネットグループ代表〕「スマホのワクワク感は'94年と同じ」 予測の達人・菅下清廣が連続直撃 | 賢者の知恵 | 現代ビジネス 講談社
- ^ 強い組織創りのヒントは、「宗教」にあり | Infinity Ventures Summit | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- ^ https://twitter.com/m_kumagai/status/1243816135440478209
- ^ GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長 熊谷 正寿|起業家インタビュー | ベンチャー通信Online
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