死者の宮殿(闇の住人・その他)
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「タクティクスオウガの登場人物」の記事における「死者の宮殿(闇の住人・その他)」の解説
以下、物語後半で探索可能となる死者の宮殿(アスモデの神殿)などに出現し、かつ説得不可能なクラスである。なお、宮殿内の「ガラスのカボチャ」等を始めとした様々な武器や財宝、竜言語魔法なども彼らが所持している。 ゾンビ(アンデッド)- 得意武器:- お宝目的で死者の宮殿内に忍び込み、途中で力尽きた悪党や賊の成れの果て。アンデッドでありながらスケルトン等と違い、生前のクラスの能力を継承している。 ソルジャー、ナイト、バーサーカー、ウィザード、アマゾネス、アーチャーの五種類が登場する。なお、生前のそれと違い、ウィザードは軽歩移動の上全魔法行使、アマゾネスは水地形に浸入不可になっている。 ダークストーカー - 得意武器:爪 死者の宮殿に巣くい、暗闇の中に生きる闇の住人。吸血鬼や人狼はこれの仲間と思われる。その素性を探ろうとした者は数知れないが、生還者は皆無であるという。 ニンジャを一回り強化したようなクラスで、ダブルアタックと魔法を使いこなす上、恐ろしいまでにウェイトが低い。だがその分MPが溜まりにくいため、いきなり強力な魔法を使われることが無いのが救いである。またニンジャ同様、回避率は高いものの打たれ弱い。 データ上は水上も移動できるが、彼らと遭遇する場所に水地形は存在しない。 また、7歩移動できるものの、実はニンジャと異なり「3段の高さを昇り4段の高さを下る」移動ができない(他クラスの普通の軽歩と同じ)。 レイヴン - 得意武器:斧 漆黒の翼を持つ堕落した有翼人。ホークマンとは違い魔法を行使可能。性格は極めて惨忍凶暴、血を見るまで戦いをやめない。 ホークマン同様、地形に影響を受けず移動する。比較的打たれ弱い点も変わっていないが魔法を使う個体もいるので若干注意が必要。 ゲイビアル- 得意武器:槌 リザードマンの亜種であるワニ男。ヘルプには「パワー、スピードともにリザードマンをはるかに凌ぐ」と書かれているが、防御修正が僅かに高く魔法を行使可能ということ以外、リザードマンと能力的な差は特にない。 竜族に属するため、竜殺系の効果が大きい。 レリクスナイト - 得意武器:斧 異世界より現れた、もしくは召喚された狂戦士。殺戮と狩りを好む極めて危険な存在で人間の言葉は通じない。 テラーナイトが更にパワーアップしたようなクラスで、魔法も行使する(魔法を行使するときはなぜか人間の言葉を使う)。また、ダブルアタックも使用可能。 ちなみに、テラーナイトと異なり周囲3パネル内にいる敵ユニットの戦闘力を下げる能力は持っていない。 アイアンゴーレム 文字どおり鋼鉄から造られたゴーレム。防御修正はゴーレムを上回る。 ゴーレム同様鈍歩だが、射程7の「地竜精」というスペシャル攻撃がそれを補っている。 元の体が鉄だからか、石化させると、属性が『物理』の物理攻撃に対する防御力が低下する(実体がはっきりしないリッチ、ゴーストも同様の性質を持つ)。 オピニンクス オウガバトルの際、神の乗り物として創造された聖獣が、死者の宮殿の毒気にあてられて凶暴化したもの。 「ファイアーブレス」を使う。 ヒポグリフ グリフォンと馬が交わって誕生すると言われる魔獣。 Lサイズユニットではウェイトが低く、射程7の「トルネード」や、「ウィンドショット」を使う。 ダークウィング 死者の宮殿に巣くい、暗闇の中に生きる闇の凶鳥。 ヴァレリアで古来から恐れられている暗黒鳥としても知られる。「ペトロブレス」を使う。 フェニックス その血を飲んだ物は不死が約束されるといわれる伝説の不死鳥。 しかし、死者の宮殿内に入ったことで毒気にあてられて凶暴化し、その神通力は失われてしまっている。 使用する「クリムゾンノート」は破壊力が高く射程も7と危険。 ルシファークロウ 暗黒神ダグザの血から生まれ出でたとされる伝説の怪鳥。体内を流れる血は氷よりも冷たいという。 ウェイトが低く俊敏に動く。「コールドブレス」を使う。 ルフ オウガバトルの際、オウガ(魔人)の乗り物として使用された超大型の魔鳥。「ポイズンブレス」を吐く。 クラーケン 魔導士などが持ち込んだ魔導生物が宮殿内で大型・凶暴化したものと思われる。 強力な特技「ポイズンハザード」を使い、陸上でも高い防御力を誇る。 オウガシリーズの別作品ではオクトパスの上位種としてプレイヤーが使用可能な場合もあるが、本作では敵として登場するのみ。 ダークアイ 暗闇の中に生きる闇の巨人。正確には巨人族ではなく、精霊の一種であるらしい。 石化効果のある「邪眼」を使うため、盾は必須である。 フィボルグ 神々から追放された凶悪な巨人族の末裔。元は寒冷地に生息していたらしい。 水系のスペシャル攻撃「ブルースパイラル」と、「コールドブレス」を使う。 デスジャイアント(アンデッド) 死者の宮殿内で力尽きたサイクロプスが、ネクロマンシーの秘術によって、アンデッドと化したもの。 若干弱体化しているが、WTは生前よりも短い。「トキシックブレス」を吐く。 バジリスク 本来、砂漠などに生息する蛇に似たモンスター。本作ではドラゴンの一種として扱われている。 石化効果のある「邪眼」や「ポイズンブレス」を使う。 サラマンダー 宮殿内で実体化した炎の精霊サラマンダーが、正気を失い凶暴化したもの。 召喚魔法「サラマンダー」の同種と思われる。「ファイアーブレス」を使う。 ダークドラゴン - 能力:恐怖効果 死者の宮殿に巣くい、暗闇の中に生きる闇のドラゴン。 闇に耐性をもち光に弱い性質を持つ。「トキシックブレス」を吐く。 ガーゴイル 死者の宮殿の番人として設置された邪神の像が、魔導士によって命を吹き込まれたもの。石像なだけあって耐久力に優れるが動きは鈍い。 ゴーレム同様、擬似生命体として活動する。「トキシックブレス」を吐く。 デスバハムート バハムート同様ディバインドラゴンの血を継承しながら、暗黒道へと堕落したドラゴン。「コールドブレス」を吐く。 ファイアドレイク レッドドラゴン系の最上位種。 ドラゴンの中でも屈指の力を持ち、その実力はトップクラス。「ファイアーブレス」を吐く。 フレアブラス オレンジ色に光り輝く鱗を持つ灼熱のドラゴン。 ドラゴンの中で最強を誇り、フェニックスと同じく厄介な「クリムゾンノート」を使う。 ドラゴンゾンビ(アンデッド) - 能力:恐怖効果 死者の宮殿内で力尽きたティアマットが、ネクロマンシーの秘術によって、アンデッド化したもの。 若干弱体化しているが、WTは生前よりも短い。「トキシックブレス」を吐く。 スキュラ 本来は海に登場する竜族で、本作では死者の宮殿内に生息するヒドラの亜種。 エレメントに関係なく「ポイズンブレス」「ペトロブレス」「トキシックブレス」の三種のブレスを吐く。 デスヒドラ(アンデッド) - 能力:恐怖効果 死者の宮殿内で力尽きたヒドラが、ネクロマンシーの秘術によって、アンデッド化した物。 「ポイズンブレス」「ペトロブレス」「トキシックブレス」の三種のブレスを吐く。性質的にはどちらかと言えばヒドラよりもスキュラに近い印象がある。 ガーディアン 四風神器が実体化し、聖獣化したモンスター。死者の宮殿内で最も警戒すべき最強のユニットで、その非常に強力なパワーは危険極まりない。必ず「青月」、「円舞」、「金武」、「烈空」の固定名称の4体で登場し、風属性の各スペシャル攻撃などを使ってくる。ステータス異常を無効化するため、ペトロクラウドも通用せず、確実で安全な対処法は存在しない。なお、SFC版と比較してPS版ではオーブを乱発しない等、若干弱体化したようである。恐ろしく強いためオーブを使用されるだけで魔法ユニットは一撃で全滅することも珍しくない。また、壁ユニットも甚大な被害を受ける。
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