東凛大学医学部
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「ヴォイス〜命なき者の声〜」の記事における「東凛大学医学部」の解説
加地大己〈23〉 演 - 瑛太(回想での小学生時代:加藤清史郎) 東凛大学医学部4年生。元は「法医学ゼミ」ではなく「心臓外科学ゼミ」で合格していたのが、「法医学に向いている」という理由で佐川に見込まれ、引き抜かれた。だが、死因調べをしながらその遺体の生前のこと・繋がりのある人物・真実を伝えるという点から、法医学の魅力と奥深さに惹かれていく。同じゼミの亮介とは親友。好奇心旺盛かつ天真爛漫だが、些細なことでも気になった部分はトコトン追求するなど、徹底的な部分を持ち、時には突飛な行動に出るところが周囲からは「天然」に見えるらしい。普通、気にならないような素朴な疑問を気にするところがある。妙なところに頑固で、理屈っぽい。すき焼きと親子丼が嫌い。基本的にデータをあまり重要視していない。抜群の勘の良さと、自由な発想力を持ち、高く秀でた観察力・観察眼の持ち主で、小さなことも見落とさないほど。遺体の死因などを「声」と言い、それを遺族へと伝えることに強い思いを持っている。なぜ、自分が「法医学ゼミ」に引き抜かれたのか理解できないでいる。医師を志した理由・家族構成・成育環境などはなぜか一切不明。 石末亮介〈23〉 演 - 生田斗真 東凛大学医学部4年生。大病院の跡継ぎ。5人の中では最もバランスがとれた性格の持ち主で、ムードメーカー。女性好きな部分があり、玲子が好みのタイプ。友人思いの一面を持ち、特に同じゼミの大己とは親友で、大己の行動力にはあきれながらも感心している。普段、感情を荒らげることはあまりない。元は別のゼミに入ることを父親と約束していたのだが、反発心と、生きている人間に接する必要のない「法医学ゼミ」を希望したが、本当は生きている患者と向き合うことが怖かったため。病院を継ぐことに関しては、あまり積極的ではなく「自身には荷が重い」と思っている。 久保秋佳奈子〈22〉 演 - 石原さとみ(回想での小学生時代:山田夏海) 東凛大学医学部4年生。医学部一の才女で「脳神経外科学ゼミ」の教授からスカウトされたが断った。大己とは正反対のデータ重要視派。そのため、大己のやり方を最初はバカにしていたが、今では積極的に死因調べをしている。「苗字が長い」ということから「アキ(久保秋の秋から)」と呼ばれるようになった。冷静な一面を持つが、気が強いしっかり者で意地っ張り。料理が下手。大己とはよく口論することが多く、また男性陣からよくツッコまれる。少しずつ大己に好意を寄せていくが、気持ちとは裏腹に素直になれない。幼い頃に母親が死亡したが、足に痣があったにもかかわらず死因が「心臓発作」だったことを15年間認めておらず、このことが法医学を希望するキッカケとなった。 桐畑哲平〈22〉 演 - 遠藤雄弥(当時D-BOYS) 東凛大学医学部4年生。実家は歯科医。気弱でお人好しなお調子者。大己らゼミの男性陣は全員年上なので、彼らとは敬語で話す。佳奈子と同じくデータを重要視する一面を持つが、大己たちの死因調べには積極的。現場に行くたびたびに、死体と同じ格好をさせられたり、思ったことをすぐに口に出してしまう性格ゆえに彰の言葉にツッコミを入れるたびに、酷い目に遭ったりとゼミ生のいじられ役である。実家の歯科医を継ぐつもりだったが、監察医が描かれた海外ドラマを見て夢中になり、それがキッカケとなり「法医学ゼミ」に入った。部屋の中には海外ドラマやアニメなどのDVD・フィギュアがあり、いわばオタク。最近では、蕉木のサンプルの分析の手伝いをしていることが多く、蕉木のような技官になりたいと思っている。 羽井彰〈25〉 演 - 佐藤智仁(現・佐藤祐基) 東凛大学医学部4年生で、ゼミ生の中では最年長。元不良だったせいか、未だに言動が荒いところが目立つ。首の骨を鳴らす癖がある。短気な一面を持つが、実は熱血漢で、意外にもロマンチストな部分がある。料理が得意など家庭的な一面を持つ。解剖のときには、よく気絶したり気分を悪くしたりする。解剖することに恐怖心を持っており、以前解剖の練習が途中で中止されたときには安堵感を覚えた。そのため、玲子からは法医学に向いていないと言われたが、遺族の人間に死因を伝えることの大切さと重大さを知り、恐怖心を克服した。過去に自分に突っ掛かってきた相手が、手を上げていないにもかかわらず死亡してしまったため犯人扱いされたが、司法解剖により持病で死亡したことが判明。それ以降は族を辞め、様々な職種のバイト(そのおかげか、雑学に詳しい)をしながら猛勉強をした。今でも学費は自分で払っている。母親の鳳子とは、大己によると「正反対」の性格だが「映画が好きなことと酒に呑まれやすいところ」は似ている。喫煙者。 蕉木誠〈55〉 演 - 泉谷しげる 東凛大学法医学教室技官(臨床検査技師)。強面で威圧的な態度で接しがたいが、見た目とは裏腹に職人気質。ゼミ生たちからの頼みごとは、何かしらの要求をしながらも引き受けるなど、気のいい一面を持つ。常にヘッドフォンで大音量にして曲を聴いている(主にPerfumeなどのテクノ系)。佐川や玲子から頼まれて様々なサンプルを分析する。 夏井川玲子〈30〉 演 - 矢田亜希子 東凛大学法医学教室助教。佐川とは正反対の性格の持ち主。冷静沈着でクール。佐川がなぜに大己を「法医学ゼミ」に入れたのか、分かっていない。独身で、そのことを言われるのを嫌うなど、気にしている。厳しい発言も多いが、時には何かを気付かせる・気付かせてくれるような発言もする。父親は有名な監察医。大学を離れた佐川の後を受け、法医学教室の講師となる。 佐川文彦〈55〉 演 - 時任三郎 東凛大学法医学教室教授。温和で温厚な性格の持ち主。中国茶が好き。どこか飄々としているが「法医学」に対しての情熱は強い。法医学ゼミ生たちには期待しており、その中でも、自ら見込んで引き抜いた大己に特別な“才能”を感じている。それは15年前に発生した地下鉄事故の現場で、軽症者だった当時8歳の大己と会ったことと関係している。成瀬の鑑定結果とゼミ生への指導方針で進退を問われ、東凛大学を離れて鹿児島中央医科大学に移る。 法医学教室の事務員 演 - 今泉ひろみ
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