時に関する用語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 時に関する用語の意味・解説 

時に関する用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 14:47 UTC 版)

予報用語」の記事における「時に関する用語」の解説

年の用語用区分説明おととし 備考 a)(一昨年)とも書く。b) これより前は暦年用いる。 きょねん 備考 a)(去年)とも書く。b) さくねん昨年)を用いることもある。観測統計値な どの記述の際、「昨年比」という使い方もある。 ことし 備考今年)とも書く。 らいねん 備考来年)とも書く。 さらいねん 備考 a)(再来年)とも書く。b) これより後は暦年用いる。 平年(値) 平均的な気候状態を表すときの用語で、気象庁では30年間の平均値用い西暦年の1位の数字が1になる10年ごとに 更新している。 例年 いつもの年。 用例 例年だとこの季節には ・・・・・ 。 月の用語用区分説明先月 備考 これより前は暦月用いる。 今月 来月 備考 これより後は暦月用いる。 日の用語用区分説明おととい 備考 a)(一昨日)とも書く。b) これより前は暦日用いる。 きのう 備考昨日)とも書く。 きょう 備考今日)とも書く。 あす 備考明日)とも書く。 あさって 備考 a)(明後日)とも書く。b) これより後は暦日用いる。 継続の用語用区分説明終日一日中きょう一杯 予報発表時から24時まで。 あす一杯 あすの0時から24時まで。 ~より~にかけて~から~にかけて。 備考 時、場所の起点には「から」を用いる。 一両日 → きょうもあすも。 備考 「ここ一両日」も同義2~3日 今日含めて2~3日指し状況によって過去の期間をいう場合未来の期間をいう場合がある。 用例 ここ2~3日気温低かった。ここ2~3日気温が低い見込み備考 できるだけ具体的な期間を用いる。 数日 4~5日程度の期間。 備考 できるだけ具体的な期間を用いる。 しばらく 2~3日上で1週間以内の期間を指し状況によって過去の期間をいう場合未来の期間をいう場合がある。 備考 a) 乾燥注意報本文において用いられることがあるまた、週間天気予報などでも用いる。b) 季節予報発表文には使用しない。c) できるだけ具体的な期間を用いる。d)「ここしばらく」も同義。 当分 → しばらく。 今の時点からあと「しばらく」の期間。 備考 a) 期間を明記するように努める。b)「ここ当分」も同義一日時間細分の用語 表・話・編・歴 気象庁時間細分0時 3時 6時 9時 12時 15時 182124時 未明0時-3時明け方3時-6時) 朝(6時-9時) 昼前(9時-12時昼過ぎ12時-15時夕方15時-18時) 夜のはじめ頃18時-21時) 夜遅く21時-24時午前0時-12時午後12時-24時) 夜(18時-6時)*1 日中(9時-18時) 夜(18時-6時夜明け*2 早朝*3 昼頃11時-13時) 他に、0時-9時と18時-24時合わせて朝晩」、0時-9時と15時-18時を合わせて朝夕」と呼ぶ *1:府県天気予報では「夜」は18時-24時のみ / *2:日の出の前の頃 / *3:「夜明け」から約1-2時外部リンク一日時間細分の用語 / 時間細分図(気象庁昨日、今日、明日細分語用区分説明昨夕 → きのうの夕方昨夜(来) → ××日の夜(から)。 備考 日界をはさむ期間であり、誤解を招くおそれがあるので具体的な日時用いる。例えば、21日明け方発表する気象情 報の中で「昨夜」を用いた場合20日日の出までの夜を指すのか、21日日の出までの夜を指すのかが不明確になる。「20日の夜(から)」を用いた場合後者の夜を指す。 昨晩××日の夜。 備考昨夜」と同じ理由不明確なので、具体的な日時用いる。 昨日来きのうから。 けさ 備考今朝)とも書く。 今夕 → きょうの夕方今晩今夜明朝 → あすの朝。 時刻の用語用区分説明24時 時刻として用い場合には0時用いる。期間の終点24時とした方がわかりやすい場合は、用例のように24時とも表現する。 → 0時用例 朝晩午前0時頃から午前9時頃までと、18時頃から24時頃まで 備考 a) 気象庁における予報注意報警報気象情報では、24時制用いる。b) 新聞テレビなど報道では「午前・午後」を用いている。したがって報道用として用い場合次の例のように言い換える。ただし、午後0時に対して正午用いる。また、午前6時20分前のような用い方はせず、午前5時40分とする。 例、13時 → 午後1時 0時午前0時 12時20分 → 午後0時20分 時経過などを表す用語用区分説明一時 現象連続的に起こり、その現象発現期間が予報期間の1/4未満のとき。 備考 時刻の1時とまぎらわしいので、「 ・・・ 午後一時雨」とはせずに「・・・・ 午後に一時」とする。 時々 現象断続的に起こり、その現象発現期間の合計時間予報期間の1/2未満のとき。 備考 a) 府県天気予報でいう現象の「連続的」と「断続的」は、次のように取り決める。 「連続的」・・・・・ 現象切れ間がおよそ1時間未満。 「断続的」・・・・・ 現象切れ間がおよそ1時間以上。ここでおよそ1時間とは、気象官署以外での現象確認難しさ考慮したのである。ただし、季節予報では1日またはそれ以上の期間を単位とする。b) 現象が「一時現れるとき、および連続現象予報期間の1/4以上1/2未満のときはその発現時間帯指定するように努める。例えば、「曇り午後に一時」、「曇り日晴れ」。 のち 予報期間内の前と後で現象異なるとき、その変化を示すときに用いる。 備考 (後)とも書く。「・・・ のち ・・・」は大局的な傾向を表す用語であるから可能な限り用いないで、具体的な時間帯を示すように努める。例えば「晴れのち曇り」は「晴れ昼過ぎから曇り」などとする。ただし、以下の3点については例外とする。a) 時間帯を示す用語が2つになる時は一方に「のち」を用いる。その際時間指定降水現象優先する例えば「晴れ昼過ぎから曇り夕方から」とはせずに「晴れのち曇り夕方から」などとする。b) 明後日予報などで具体的な時間帯を示す精度ない場合は「のち」も用いる。c) 風、波の予報では「のち」も用いる。 次第に ある現象が(順を追ってだんだんと変わるときに用いる。 用例 風が次第強くなる。 続く 用例 いま降っている夕方まで続き夜に次第に止む。 備考 ある現象持続することが、情報価値のある場合は「続く」を用いる。 はじめ(のうち) 予報期間初めの1/4ないし1/3くらい。週間天気予報では予報期間初めの1/3くらい。 備考 a) 今日明日明後日対す予報では、朝の9時くらいまで。今夜対す予報では、19時くらいまでとなる。ただし、今日対す予報では、「朝」を、今夜対す予報では、「夜のはじめ頃」を用いることが望ましい。b) 週間天気予報使用する場合は、日付併記することが望ましい。 いま 用例 いまは晴れているが、次第曇ってくる。いまの気温20度。 現在 用例 ××現在の台風位置備考 観測成果発表するときに用いる。 今期間 → (週間天気予報では)向こう一週間中頃(半ば) 季節週間天気予報では、予報期間中間の1/3くらい。 備考 使用する場合日付併記することが望ましい。 終わり 季節週間天気予報では、予報期間終端前1/3くらい。 備考 使用する場合日付併記することが望ましい。上記の1/3は一応の目安である。 前半(後半) 季節週間天気予報では、予報期間の前(後ろ半分期末 → 期間の終わりころ。 週末 土、日曜日備考 週間天気予報文の中では、期間の終わりまぎらわしいので用いない旬末 備考××日頃」のように日付け明記する周期的間中何回繰り返される天気変化のこと。 用例 気圧の谷周期的に通る。 ~の日がある a) 週間天気予報では、記述した現象発現期間が予報期間内で1~2日あるとき。b) 季節予報では、記述した現象発現期間が予報期間の1/2未満のとき。 備考 暖・寒候期予報には用いない~の時期がある 記述した現象連続的に起こり、その現象発現期間が予報期間の1/2未満のとき。 ~の日が多い 記述した現象予報期間の1/2以上発現するとき。 備考 平年に比べていうときは、その旨明記する。 しばしば 備考 意味が曖眛なので発表文には用いない予報期間予報期間区切りは 別図 による)用語区分説明きょう(今日) 5時、11発表天気予報では「発表時刻から24時まで」。 こんや(今夜) 17時発表天気予報では「発表時刻から24時まで」。 あす(明日) 天気予報では「明日0時から24時まで」。 あさって(明後日) 天気予報では「明後日0時から24時まで」。 季節表わす語用区分説明盛夏 おおよそ梅雨明けから8月いっぱいの期間。ただし北海道ではおおよそ7月から8月いっぱいの期間。 暖候期 4月から9月までの期間。 備考 暖候期予報では、3月から8月までを予報期間としている。 寒候期 10月から3月までの期間。 備考 寒候期予報では、10月から2月までを予報期間としている。 春 3月から5月までの期間。 夏 6月から8月までの期間。 秋 9月から11月までの期間。 冬 12月から2月までの期間。 半旬 連続する5日の期間で、区切り方により通年半旬暦日半旬がある。通年半旬毎年1月1日から始まる5日毎の期間。暦日半旬毎月1日から5日毎に区切った期間。

※この「時に関する用語」の解説は、「予報用語」の解説の一部です。
「時に関する用語」を含む「予報用語」の記事については、「予報用語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「時に関する用語」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「時に関する用語」の関連用語

1
6% |||||

2
6% |||||

3
4% |||||

4
4% |||||

5
4% |||||

6
4% |||||

7
4% |||||

8
2% |||||

9
2% |||||

10
2% |||||

時に関する用語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



時に関する用語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの予報用語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS