新興堂書店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:14 UTC 版)
西岡理子 (にしおか りこ) 「ペガサス書房」最後の半年の実績が評価されて「吉祥寺の女傑」などの異名を取るが、その言葉だけがひとり歩きしていると謙遜する。福岡から新規出店する「新興堂書店」にスカウトされ、吉祥寺店店長に就任。しかし、自分は管理者の側面が強い立場になっている事には困惑気味。優秀な副店長田代とは互いに想い合うような状態にあったが、田代が妻帯者ということもあり、一線を越える事はなかった。亜紀の妊娠を知った際に、様々な気づかいを行ったり、かつての部下の尾崎や吉祥寺の様々な書店と合同のブックフェアの開催に奮走するなど、部下や周囲を守るために行動する場面が多く訪れる。また書店が入居するビルのテナントオーナーの会合には、「理子を囲む会」の愛称が付くなど、本人が想像している以上に店の外からの人望は高い。 小幡亜紀 (おばた あき) 理子とともに「新興堂書店」に移籍。吉祥寺店文芸担当で自分が推薦していた作品が第12回本屋大賞を受賞する。プレゼンターとして出席していたパーティー会場で貧血で倒れる。身重であるのに無理していたこと指摘され、妊娠していることを知る。自分は仕事と子育てを両立できると大口を叩くが、子育てママの先輩からの助言や伸光に降りかかる困難にともに接することで、母になることの重さを徐々に実感していく。ブックフェアを終えて産休に入り、物語の最後に男の子を出産する。 田代俊介 (たしろ しゅんすけ) 福岡の「新興堂書店」本部から送り込まれてきた吉祥寺店副店長。人文書と社会書の担当。現場のほぼすべての業務に精通し、理子曰く「私よりスタッフからの人望がある」。単身赴任であり、福岡に妻と子どもがいるが、妻との関係があまり上手くいっていない。理子に心酔するような部分もあり、理子周辺の他愛のない噂話までも把握している。異性として想いをよせる部分もあるが、一線は越えなかった。新規出店の新宿店と本部に戻っての福岡店、どちらの店長になるかの選択を迫られ、福岡に帰ることを選んだ。 熊沢ひろみ (くまざわ ひろみ) 「ペガサス書房」からの移籍組。以前は出版社に勤めていたが、子どものことで転職せざるを得なくなったという事情が明らかになる。働く母の先輩として亜紀に厳しくも優しいアドバイスを送る。 萩原麻美 (はぎわら まみ) 「ペガサス書房」からの移籍組。その強すぎる思い入れがあるため、ペガサス時代は担当から外されていたコミックを担当している。 三田隆彦 (みた たかひこ) 「ペガサス書房」からの移籍組。移籍組のなかで理子と亜紀とともに正規社員として雇用された。理工書担当での仕事が評価され、横浜店の開店準備メンバーに選ばれ、異動してフロア長に昇進する。理子曰く「初めて私の部下が栄転した」。
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新興堂書店
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西岡理子 (にしおか りこ) 新興堂書店吉祥寺店の店長と東日本地区統括エリアマネージャーを兼任。新興堂書店の傘下となった仙台の老舗「櫂文堂書店」仙台店のリニューアル担当となり東京と仙台を行ったり来たりする。老舗の復活のために沢村を「櫂文堂書店」仙台店の店長代理に任命する。沢村との交流から被災地仙台とその周辺の実状を知り、何か力になれないかと考えるようになり、震災を振り返るブックフェアを開催し、そこで芙美子たちの作る工芸品も一緒に店で売ることができるのではないかと提案する。業務のため東京を訪れた沢村から1冊の本を処分してくれと頼まれるが、沢村にこの本は私が預かると告げる。 小幡亜紀 (おばた あき) 長男の光弘を出産後、予定通り半年の産休から復帰。しかし産休中に店はいろいろと変化し、文芸担当には尾崎が入っていたため、まったく予備知識のない経済書担当となる。新たな副店長の市川との関係もあまりうまく行かず、うるさ型の常連広瀬とのやり取りでも悩み、子育てでの苦労も重なって自信を失いかける。そんなボロボロの自分を慕う後輩の愛奈のあり余るやる気に押され気味。理子や夫の伸光などとの相談の末、新宿店に併設される本部のMD(マーチャン・ダイジング)部への移動を受け入れ、流通の現場で働くことを決意する。 市川智紀 (いちかわ とものり) 田代の後任で配属された吉祥寺店副店長。東日本大震災の日は名古屋店で勤務していた。震災に関しては大阪に住んでいたことがあり、阪神淡路大震災が時間とともに風化していくことに接しているため、少し引いた考え。経済書の知識が豊富で亜紀の指導役となるが、普段からやや口のききかたがキレイではない。感情的になるとさらに拍車がかかるため、亜紀とは激しい言い争いなり、「文芸のやり方がキライ」と口にすることもあった。しかし責任感は高く、急病などで欠員が出ると自ら率先して出勤するなど、下のスタッフからは「口は悪いけど意外といい人」と評価されている。 尾崎志保 (おざき しほ) 理子の説得により新興堂書店で働くことを決め、産休中の亜紀の代わりに文芸担当となった。亜紀の復帰後も引き続き文芸を担当することになる。 高梨愛奈 (たかなし まな) 大学2年のバイト店員。文芸担当。大学の就活セミナーで講演した亜紀に憧れ、新興堂でバイトすることを決意。直接の上司の尾崎よりも亜紀に師事し相談を持ちかける。亜紀と居合わせたことで磐田から新作のゲラを受け取り、その作品を売り出すため行動するようになる。亜紀の代わりに震災企画展の準備に向けて、現地におもむき写真撮影などの資料制作を請け負う。若さゆえのあり余る情熱と行動力は、理子と市川いわく「小幡2世」。 上野義人 (うえの よしと) 新興堂書店九州北部エリアマネージャー。理子が櫂文堂書店のリニューアル担当となる際に、外部から来た人間の立ち振る舞いについてアドバイスした。
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福岡に本店を置き西日本地域から出店エリアを広げている大型書店。吉祥寺に関東進出最初の店を出店、その後関東圏に3店舗の支店を持ち、新宿に4店舗目の支店をオープンさせ本部機能の一部も福岡から異動し併設される。宮城県の老舗櫂文堂書店を傘下に加え出店範囲を東日本地域に拡大させている。
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