愛奈の周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:14 UTC 版)
川西紗保 (かわにし さほ) 名前のわからない児童書を探し新興堂書店を訪れた客。最初に探して来た作品は彼女の探していた物ではなかった。そのため愛奈は彼女の連絡先を聞きその後も作品を探し続け、彼女に探していた本当の作品を見つけ彼女に渡す。子宮筋腫を患っていて入院生活を前に探していた作品に出会えたことに感動し愛奈に感謝する。後に彼女の夫が愛奈を訪ねて来た時に子宮癌だったと判明する。夫が持って来た手紙には愛奈が本を探してくれたことなどに深くお礼をし、元気になったらまた店に行くと誓いの言葉をつづっている。 高梨祐子 (たかなし ゆうこ) 愛奈の母。ミステリと向田邦子が好きで読書家としても愛奈のよき理解者。就活に悩む娘にさまざまなアドバイスを送る。自分は結果的に専業主婦になったが女性が社会に進出することに肯定的。高梨家では彼女がリアリスト型。 高梨慶一 (たかなし けいいち) 愛奈の父。酒造メーカーの営業マンで出張で全国を飛び回ることが多くなり家に帰って来ることが少なくなった。娘の就活に対しては妻の祐子とは異なる考えを持つ。 磯上(いそがみ) 愛奈が子どものころ通っていた街の家庭文庫「おひさま文庫」を開いている人物。川西の探す児童書のことに詳しそうな人として祐子が愛奈に磯上に聞いてみたらどうかと話し磯上の元を訪れることになる。 平井梨香 (ひらい りか) 愛奈の大学の同級生で仲の良い四人グループのメンバー。就活に出遅れ気味の愛奈を心配してOB訪問に誘い出す。自分はグループ内の友野祐也と付き合っているためフリー同士の愛奈と峻也を引きつけようとする。 佐々木峻也 (ささき しゅんや) 愛奈の大学の同級生で四人グループのメンバー。家庭教師のアルバイトをしていて吉祥寺に通っている。愛奈の手がけたフェアを見に来た所を愛奈に見られ彼女に想われつつあり彼も愛奈を想っている様子。 尾崎志保 (おざき しほ) 新興堂書店吉祥寺店文芸担当。正社員に昇格している。愛奈の直属の上司として時には厳しい指導をすることもある。 市川智紀 (いちかわ とものり) 新興堂書店吉祥寺店副店長。相変わらず「口が悪いが実はいい人」。愛奈の企画したフェアに渋い顔をしつつフェアの開催が決まると意外な選書で愛奈を驚かせる。 西岡理子 (にしおか りこ) 新興堂書店吉祥寺店の店長兼東日本地区統括エリア・マネージャー。クレーマー対応に追われる愛奈を助けるため強い姿勢で相手に接してこれを退ける。彩加が「吉祥寺の女傑」と呼び強く憧れる存在でもある。 小幡亜紀 (おばた あき) 新興堂書店本部マーチャン・ダイジング部勤務。愛奈が強く憧れる存在。愛奈が企画と提案をしたフェアのために本部側でさまざまな交渉などを担当した。フェアの準備中に愛奈に会った時に、自分は「コネ入社」だったことを前置きした上で愛奈の就活にアドバイスを送った。
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