復興・発展とは? わかりやすく解説

復興・発展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:12 UTC 版)

山陽本線優等列車沿革」の記事における「復興・発展」の解説

1948年昭和23年12月 東京駅 - 鹿児島駅間運転の急行1・2列車に「特別寝台車」(翌年5月、「一等寝台車」となる)を連結寝台車復活した1949年昭和24年9月 このときのダイヤ改正で、1・2列車食堂車連結食堂車復活1950年昭和25年11月 この年10月実施ダイヤ改正続いて、このときそれまで特急列車限られていた列車愛称が、以下の急行列車にも付けられることになる。「阿蘇東京駅 - 熊本駅間運転の3132列車きりしま東京駅 - 鹿児島駅間運転の33・34列車10月時刻改正で、1・2列車から列車番号変更) 「雲仙東京駅 - 長崎駅間運転の3536列車筑紫東京駅 - 博多駅間運転の3738列車安芸東京駅 - 広島駅間運転の39・40列車大阪駅 - 広島駅間に準急307308列車新設1951年昭和26年4月 大阪駅 - 博多駅間に、臨時急行3033・3034列車運転開始関西から九州へ向かう夜行急行列車誕生した11月 それまで京都駅 - 博多駅都城駅間にて設定されていた準急205206列車から分離して、「阿蘇」に東京駅 - 門司駅間にて併結する形で、東京駅 - 都城駅間に急行たかちほ」を設定1952年昭和27年4月 連合軍専用列車として運行されていた列車日本人にも一部開放され、それらの列車は「特殊列車」と呼ばれた9月 臨時急行3033・3034列車定期急行格上げられ、「げんかい」と命名された。 1953年昭和28年3月 京都駅 - 博多駅間に特急「かもめ」運転開始1944年に「富士」が廃止された後、9年ぶりに山陽本線特急列車復活した。「げんかい」は、東京駅 - 博多駅運行となる。 1954年昭和29年10月特殊列車」が普通の不定期急行列車転換されそのうち東京駅 - 佐世保駅間を運転していたものに「西海」、東京駅 - 博多駅間を運行していたものに「早鞆」と命名。「筑紫」は鹿児島駅までの運転となり、夜に出発して翌々日朝に目的地到着するという夜行二泊の列車となった。「たかちほ」は併結相手を「阿蘇」から「げんかい」に変更1955年昭和30年7月げんかい」は、漢字書きの「玄海」となる。また同月一等寝台車利用率悪かったことから廃止されそれまで一等寝台二等寝台A・B室、それまで二等寝台二等寝台C室となる。 10月 中国地方から九州への便を図るべく、広島駅 - 門司駅間に臨時準急3207・3208列車設定1956年昭和31年11月 東海道本線全線電化完成ダイヤ改正東京駅 - 博多駅間に、特急あさかぜ」を運転開始優等列車では初め関西圏深夜通過する列車となる。関東 - 山陽九州間を結ぶ特急としては前述した富士以来12年ぶりの復活東京駅 - 博多駅間の所要時間17時25分で、戦前水準(「富士20時間3分)を、大幅に更新した。なお、当時急行列車は同区間21 - 25時間を要した。 他には、「玄海」は「あさかぜ」に輸送譲り京都駅 - 長崎駅間(大村線経由)に運行区間変更同年3月から京都駅 - 熊本駅間に運行されていた臨時列車定期急行天草」に格上げ。 「西海」が定期列車になる。 このとき定期化された「早鞆」が「筑紫」に改称されそれまでの「筑紫」は「さつま」となる。 「きりしま」は、漢字書きの「霧島」となる。 「たかちほ」は単独転になるとともに漢字書きの「高千穂」と改められ西鹿児島駅現在の鹿児島中央駅)まで区間延長日本最長距離運転の急行列車となる。 3207・3208列車定期405406列車となって長崎駅行き大村線経由)となる。 京都駅 - 広島駅間(呉線経由)に準急305306列車新設される。 といった動きがあった。 このダイヤ改正時の優等列車様子下記のとおりである。またこの年7月経済企画庁現在の経済産業省・内閣府)は経済白書で「もはや戦後ではない」と説き日本戦後復興から高度経済成長時代突入していくことになった特急列車 2往復 「かもめ」 京都駅 - 博多駅昼行。 「あさかぜ東京駅 - 博多駅夜行急行列車 10往復 昼行列車筑紫東京駅 - 博多駅安芸東京駅 - 広島駅呉線経由) 「さつま」 東京駅 - 鹿児島駅 夜行列車阿蘇東京駅 - 熊本駅筑豊本線経由) 「西海東京駅 - 佐世保駅高千穂東京駅 - 西鹿児島駅日豊本線経由) 「霧島東京駅 - 鹿児島駅雲仙東京駅 - 長崎駅天草京都駅 - 熊本駅玄海京都駅 - 長崎駅大村線経由準急列車 3往復 305306列車 京都駅 - 広島駅呉線経由)。昼行307308列車 大阪駅 - 広島駅呉線経由)。夜行405406列車 広島駅 - 長崎駅大村線経由)。昼行1957年昭和32年6月 特急「かもめ」三等車特急客車スハ44系から急行用のナハ10系変更博多駅周辺での編成ごと方向転換いう大掛かりな作業廃止して車両運用上の不便を解消するため、居住性犠牲にしたうえでの車種変更であった

※この「復興・発展」の解説は、「山陽本線優等列車沿革」の解説の一部です。
「復興・発展」を含む「山陽本線優等列車沿革」の記事については、「山陽本線優等列車沿革」の概要を参照ください。

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