広島・岡山(9 - 12話)
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「ローリング☆ガールズ」の記事における「広島・岡山(9 - 12話)」の解説
広島へ向かう道中、望未と逢衣は些細なことがきっかけで喧嘩してしまい、望未達とは別に逢衣は単独行動に出る。逢衣を除いた3人は広島に到着し、依頼のあったお好み焼き屋「名余竹バンブー」を訪ねる。そこへ、千綾を追ってきた籾山が到着する。そして、千綾は籾山から自身が宇宙人であることと故郷の星へ帰らなければならないことを告げられる。 その頃、所沢では真茶未からの情報を基に音無は所沢大統領府へと潜入する。だが、時を同じくして広島の自警団「石作ストーンズ」とその副長的存在である大伴貴将も大統領府へと潜入しタコつぼ型ユニットを7基盗むが、音無と中で鉢合わせ、音無を拉致し牢屋に収監する。また、「石作ストーンズ」に潜入していた結季奈と籾山も収監される。怪我から復帰した真茶未と玖仁子はハルカからこれまでの経緯を明かされ、ハルカの依頼のもと、盗まれたタコつぼ型ユニットと音無の救出のため、広島へ向かう。 バンブーに「石作ストーンズ」の団長・石作志麻と貴将を中心としたメンバーが免状を狙いにやって来る。車持不比等が倒されたことにより、激昂したかつての広島の国家自警団「名余竹ムーンライト」の書類上の団長・名余竹輝夜が応戦するも、結局免状は奪われてしまう。 一方、単独行動を取っている逢衣は、桃の盗み食いの最中にダチョウに襲われかけたところを藤原桃に救われたことをきっかけに、藤原春が営む桃農園での勤労と引き換えにしばらく藤原家に滞在するようになる。その夜、逢衣は千綾と再会する。桃は、岡山の国家自警団「岡山デモンズ」による重税の徴収に耐えかねて自警団「美作ピーチ」に加入し、ペットを連れてデモンズの本部・鬼ノ城まで出向き、団長である九鬼温羅に勝負を挑むが、圧倒的な力を誇る温羅に敗れる。そこへ春をはじめとした面々が駆け付け、更には輝夜や望未まで合流する。そして、温羅が桃を手放したこと、ストーンズと密約を交わし、温羅がそれを1人で背負っていたことが明かされた。また、合流した望未と逢衣は和解する。 ストーンズの本部に辿り着いた玖仁子と真茶未は、人質は還してもらえないままユニットを奪われ、拘束される。その後、輝夜も志麻との決着を付けるべくやってくる。しかし、そこへ奪われた始祖神輿奪還のため匠座と悪匠が攻めてくる。志麻は貴将の制止をも無視して、ストーンフィッシュを起動させる。拘束を脱した真茶未と玖仁子は輝夜と共に志麻の暴走を止めるために、望未達は匠座と悪匠の攻撃を止めさせるべく行動に出る。望未達の行動により奇襲は止まり、輝夜と志麻との間にも決着が付いた。そして、千綾は修理されたストーンフィッシュに乗り、故郷の星へ帰るのだった。
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広島・岡山
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「ローリング☆ガールズ」の記事における「広島・岡山」の解説
名余竹 輝夜(なよたけ かぐや) 声 - 伊藤静 名余竹一家本家の跡取りの女性。堅気の娘として育てられてきたが、現在は車持と共にお好み焼き屋「名余竹バンブー」の店頭に立っている。 車持 不比等(くらもち ふびと) 声 - 西村知道 「名余竹バンブー」の店頭に立っている男性。かつては「修羅の車持」の異名で馳せていた。現在は状況を鑑みて店を畳むことも視野に入れているが、免状を渡さないことには固執している。 石作 志麻(いしづくり しま) 声 - 勝生真沙子 広島の自警団「石作ストーンズ」の団長の女性。左目に眼帯をしている。名余竹家の分家である石作家の血筋を持つが、任侠や義理人情を否定しており、強引な手法で次々と金や土地、武器などを巻き上げていた。 大伴 貴将(おおとも きしょう) 声 - 大川透 広島の自警団「石作ストーンズ」の副長的存在な男性。感情を表にあまり表に出さない。接近戦に強く、輝夜や籾山の猛攻をある程度防いでいる。 宇宙人であり、地球に来る前は博士として助手のハルカと共に「ムーン・ホール」の実験に携わっていたが、その最中に乗船していた飛行船が事故に遭い、ハルカによってポットにより脱出させられた後、睡眠によりムーン・ホールの発生を待っていたが、その最中にストーンズ内の部屋に辿り着く。それ以降は志麻のもとに付いていた。部屋に辿り着くまでの記憶を喪失していたが、後に取り戻す。襲撃後、ストーンフィッシュ修繕の指揮を執っている最中にハルカと再会を果たす。 藤原 春(ふじわら はる) 声 - 田中敦子 岡山の伝説の剣豪であった女性。現在は絵を売りながら桃農園を営む。犬が苦手。鳥取を砂に埋めてしまった後悔からモサとしての活動を自粛している。 温羅が手放した桃を引き取り、桃と名付け育ててきた。 藤原 桃(ふじわら もも) 声 - 上田麗奈 春の娘。ペットにチワワのチーくん(声 - 山下大輝)とダチョウのダーちゃんを連れている。自警団「美作ピーチ」に加入し、岡山デモンズ打倒のために一人で温羅を倒しに向かう。実母は温羅であるが、幼少期に手放されている。 九鬼 温羅(くきの うら) 声 - 横山智佐 岡山の国家自警団「岡山デモンズ」団長。かつては人々に慕われており、岡山に侵攻してきた「石作ストーンズ」から1人で岡山を守りきった功績から国主よりも強い権限を持ち、税の取り仕切りを認められるようになると、高額な税金を課し民を苦しめるようになった。実際はストーンズに敗れており、資金提供をする代わりに侵略はしないという密約がストーンズとの間に交わされていた。自らが鬼となっても岡山を守る覚悟を決めていたが、既に後に引けない状態となっていたため頑なになっていた。 桃の実母であるが、桃が幼い頃に手放しており、桃が鬼之城に乗り込むまでは母親が春であることや桃の名前は知らなかった。 徴税人 「岡山デモンズ」に所属する鬼の仮面を被った徴税人。民から税を強制的に集め、滞納者には実力行使に出ようとすることも厭わないなど容赦がなく「鬼の手先」と呼ばれている。実態は匠座製のカラクリ人形であり、武器により脅迫はするが怪我をさせることは無い。
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