幕張第一高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 09:13 UTC 版)
千石うぐいす(せんごく うぐいす) 主人公。幕張第一高校野球部員(通称・幕一ナイン)の1年生で、守備位置はセンター。小口詩織にドッキリをやられ、彼女を見返すために真面目に甲子園を目指す。身体能力はプロのアスリート並みで、加藤礼司が投げた球(150㎞/h)を初球でホームランにしたり、守備ではセンターゴロに相手のバッターを打ち取り、140km台/hの球を投げられる。(自称)幼少期、グレイによって改造手術を施された改造人間。呪いのビデオを観た際には、テレビから現れた貞子をプロレス技で返り討ちにした。蘇我の宝物を川に投げ捨てる・先輩をブロックで動かなくなるまで殴るなど非常に容赦ない行動を取る一方、今の催眠商法みたいな口車に乗せられたり自分の対応で相手が泣き出すと気まずそうに自分から折れるなど、意外と防御面が弱い。夢は、PRIDEでガチャピンと戦うこと。必殺技は「千石パンチ」「千石一輪挿し」など。蛭子能収の息子と呼ばれるほどの勝負事好きで、物がかかると強くなる。下克上を信条としているらしく、先輩達にも平気で悪態をつき、逆上すると言葉がナメック語になる。背番号は8番。 御供サト(みとも さと) ヒロインにして、幕一の女子マネージャー。筋肉フェチであり、筋肉の文字を見ただけで興奮する。麻雀の腕もかなりの物で、陰ながらうぐいすのピンチを救って来た。度々うぐいすに操を狙われている。顔も悪くはないのだが、「強豪校はマネージャーも可愛い」という話題が出た際はうぐいす・後藤・岡村の3人に、「ならうちは予選敗退」と言われたりなど酷評を受けている。私羅高校編では他の仲間と共にうぐいすのもとに駆けつけ、ロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。剛田戦後は野球部のメンバー共々、何事も無かったかのように復活した。うぐいすに恋愛感情は持ってない様子。父親はスーパー経営者。 後藤和義(ごとう かずよし) 守備位置はレフト兼ピッチャー。うぐいすの友人で、登場回数も多い。端整な眼鏡男子で中学時代はモテたらしいが、彼女はいない。でべそに異常なまでのコンプレックスを持つ。基本的には面食い。私羅高校編では他の仲間と共にうぐいすのもとに駆けつけ、ロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。背番号は7番で、コミックスの裏表紙最終巻(7巻)担当。 今裕二(こん ゆうじ) 幕一ナインのクリーンナップを務める主砲で、守備位置はファースト。顔が斉藤洋介似。母親も彼と瓜二つ。バッティングセンスはかなりの物で、打った球を狙った標的に的確に当てる事が出来る。自分の顔が非常にコンプレックスで、言われ過ぎると涙を流すほど嫌っている。自信家であり、後述の「魔球」の弱点をうぐいすが先に看破したことをすぐには信じなかった。私羅高校編では「グレイ」の洗脳を受け、ロボスーツ3号を着用してうぐいす一行に襲い掛かる。そのときに言った悪口が後藤の逆鱗に触れ、半殺しにされて改心。私羅高校との戦いで、他の仲間と共にロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。背番号は3番で、コミックスの裏表紙3巻担当。 岡村博範(おかむら ひろのり) 幕一ナインが誇る韋駄天で、誇り高き岡村ミリバールの孫。その足の速さはかつて代走として出た時は相手が全員極端な前傾守備を行うほど。加えて、相手を出し抜ける卑怯さも持ち合わせる。守備位置はライト。あと一歩というところで祖父の死に目に立ち会うことができず、真実を伝えることができなかった。日頃から足を鍛えている。元々はお笑い芸人を目指し、うぐいすと田代まさしを尊敬している。卑怯さについてはうぐいすを参考に学んだ。うぐいすが私羅高校に向かう際には彼に同行した。私羅高校との戦いで、他の仲間と共にロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。野球に関してはほぼ初心者で最初は代走のみの出場だったが、後に左打ちバッターを本格的に目指す。背番号は11番。 金子健太郎(かねこ けんたろう) 幕一ナインの投手でチームのエース。通称プロケン。日本一のリトルシニアチーム「追浜ドジャーズ」出身で当時は控え投手だった。蘇我の投球を見て覚えた、ザトペック投法を用いた剛速球が武器。最も真面目な野球部員で、ギャグパートにはほとんど登場しない。少年時代から野球を続けている。自身の投球には誰よりも自信を持つも、あるときチームに入団してきた蘇我によって、自信を完全に打ち砕かれる。かつて蘇我に散々苦杯を舐めさせられた経験から、原幕戦ではその借りを返すため必死の投球を見せる。背番号は1番で、コミックスの裏表紙1巻担当。 佐々木健(ささき けん) 正捕手。通称アマケン。監督(平野浩史)を尊敬していた。背番号は2番で、コミックスの裏表紙2巻担当。 桂和正(かつら かずまさ) 守備位置はライトだが、岡村博範にレギュラーの座を奪われた。劇中うぐいすに何度か殺されかけるが、しぶとく生き延びてきた。傾奇者としての男気を見せるため、民衆の前でブスの女とディープキスをし、勃ったまま絶命(Wたち往生)する。背中にはゾマホンのペイントあり。 鈴木光男(すずき みつお) 守備位置はサード。根暗かつ陰険な性格で、人嫌い。将来は北海道に鳥人間の王国を作る事を夢見る。ひょんな事から南源三と恋に落ち同棲し始める。(一応)レギュラーでありながら、野球部の中では桂と共に戦力外。上級生でありながら、うぐいすと御供には馬鹿にされている。背番号は5番で、コミックスの裏表紙5巻担当。 斎木たくや(さいき たくや) 守備位置はショート。プロケンや蘇我とは同じ「追浜ドジャーズ」出身で、彼らの過去の因縁を知っている。18歳の1年生(※トリプっている)。3年間の1年生活の中でずっと野球部だったらしく、プロも認めるほど野球の技術が高い。背番号は6番で、コミックスの裏表紙6巻担当。 末木あきら(すえき あきら) 守備位置はセカンド。ほとんど出番がない。背番号は4番で、コミックスの裏表紙4巻担当。
※この「幕張第一高校」の解説は、「泣くようぐいす」の解説の一部です。
「幕張第一高校」を含む「泣くようぐいす」の記事については、「泣くようぐいす」の概要を参照ください。
- 幕張第一高校のページへのリンク