私羅高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 09:13 UTC 版)
一芸入試でのみ入学が可能な高校で、それぞれの分野のスペシャリストが集う。生徒の多くは仮面を着用、剛田光年に「心の友」として認められた者だけが仮面を外すことを許されている。 剛田光年(ごうだ みつとし) 私羅高校の番長格。少年時代はうぐいすをいじめていたが、あるとき復讐に遭い、それ以降うぐいすにかなりの恨みを持つ。剛田一厘挿し(浣腸による相手の処女喪失)や脇ビーム(自身の脇から放たれる強烈な腋臭)など、数々の技を持つ猛者。普段は陥没している乳首に冷たい物を当て、立たせることで英国紳士となり、戦闘能力が上がる。私羅高校屋上の戦いで、うぐいすに敗れ死亡。モデルは剛田武。 骨川スジオ(ほねかわ スジオ) 剛田の取り巻きであり、短パンを着用している男。タイムボカンシリーズ風のスーパーロボット「ノラざえもん」を操りうぐいすに襲いかかる。ノラざえもんの圧倒的なパワーでうぐいすを追い詰めるが、トドメを刺そうとプロペラを出して飛行を試みた際に、設計不備による事故で戦死する。モデルは骨川スネ夫。 富田コージ(とみた コージ) 声帯模写の使い手のマスクマン。剛田の命令でうぐいすの偽者となり、彼のフリをして悪事を行うことで間接的にうぐいすの命を狙う。うぐいすをマグロの冷凍庫に閉じ込めるが、マグロを用いた身代わり作戦の前に敗れ、冷凍庫の中で「命」のポーズをしたまま氷付けにされる。名前の由来はコージー冨田。 有村薫(ありむら かおる) 「空手」の心の友。下克上を狙って剛田に襲い掛かるも、必殺「カミングアウト」を受け敗北。以後は剛田に忠誠を誓い、私羅高校・校舎前にてうぐいすを待ち構える。剛田により伝授された「カミングアウト」と、力を溜めてから放つ正拳突き「有村パンチ」が必殺技。二つの必殺技でうぐいすを追い詰めるが、うぐいすが築地から一瞬で回収して来たマグロを変わり身にされ、その隙にうぐいすの必殺技・SGGK(スーパーがんばり屋ゴールキーパー)を受けて倒される。 土屋晃(つちや あきら) 私羅高校1階を守る「不死身」の心の友。自分を倒せる者は自分しかいないという意味を込めた、「ブラックソード・ゼロ」の異名を持つ。喧嘩の実力は剛田以上で、剛田に恋をしているため付き従っている。結果的に「自分を倒せる者は自分しかいない」という言葉通りの敗北を喫した。 内山孝雄(うちやま たかお) 私羅高校2階を守る「麻雀」の心の友。麻雀の腕に加え、助っ人に現れた御供に脱衣麻雀を挑んで、うぐいすと岡村を味方につけるなどの策士。最後は策に溺れ、御供に敗れる。 森塚広一(もりづか こういち) 私羅高校3階を守る「グレイ」の心の友。見た目はグレイ。歴とした地球人で、グレイのマスクとタイツを着用し、喉をトントン叩きながら喋るだけの高校生。出鱈目を「宇宙の情報」と言ってうぐいすを騙す。案の定、本物の宇宙人と信じ込んだうぐいすと今を利用して同士討ちを狙うが、後藤のカミングアウトによって正気を取り戻したうぐいすによって倒される。
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