宗門改役とは? わかりやすく解説

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しゅうもんあらため‐やく【宗門改役】

読み方:しゅうもんあらためやく

江戸幕府職名宗門改のことをつかさどった宗旨改役。宗門改


宗門改役

読み方:シュウモンアラタメヤク(shuumon’aratameyaku)

江戸幕府職名の一。


宗門改

(宗門改役 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 06:41 UTC 版)

宗門改(しゅうもんあらため)は、江戸時代日本江戸幕府によって行われた宗教政策および民衆統制政策。民衆の信仰する宗教を調査する制度である。禁教令の発布に伴いキリシタンの摘発を目的に整備された制度であったが、江戸中期以降は住民調査的な制度に変移していった。




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宗門改役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 07:52 UTC 版)

宗門改」の記事における「宗門改役」の解説

寛永17年6月幕府宗門改専任役として、宗門改役を設置する大目付であった井上政重が、島原の乱後に長崎下向政務掌った際、初代宗門改役に任命される寛文2年1662年2月には作事奉行保田もこの役に任命され以後大目付作事奉行が1名ずつ兼任役となった。諸藩に対して先述のように寛文4年宗門改制度同じく専任役人を置くよう命じた切支丹奉行キリシタン奉行)・宗門奉行とも呼ばれた幕府の宗門改役は、配下与力6騎、同心30名が配属され幕府直轄地に対してキリシタン及び宣教師捜索行い、また諸藩対すキリシタン改帳の作成やその送付点検行っていた。棄教したキリシタン転びキリシタン)の監視監督し切支丹類族帳記載された者が死亡した場合には宗門改役に届け出る必要があった。 井上政重捕縛したキリシタンを、正保3年1646年)に自身下屋敷現・東京都文京区小日向)に作らせた建物収容し尋問行った。これは切支丹屋敷山屋敷)と呼ばれ、宗門改役が廃止されるまでキリシタン取調所および住居として使用された。 アメリカ合衆国の歴史ジョージ・エリソン井上政重アドルフ・アイヒマン比較した寛政4年1792年)に廃止される宗門改制度継続)。

※この「宗門改役」の解説は、「宗門改」の解説の一部です。
「宗門改役」を含む「宗門改」の記事については、「宗門改」の概要を参照ください。

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