地球連邦軍外郭部隊「ロンド・ベル」
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「機動戦士ムーンガンダム」の記事における「地球連邦軍外郭部隊「ロンド・ベル」」の解説
サフィラ・ガードナー 声 - 沢城みゆき シャア・アズナブル捜索任務のためにラサ司令部からラー・ギルスに派遣された女性中尉。搭乗機はシータプラス。 普段はひょうひょうとした態度を取っているものの、第一次ネオ・ジオン抗争期に、ネオ・ジオンが実行したダブリンへのコロニー落とし(『ΖΖ』第35 - 36話)で被災した過去があることが示唆されており、内側には復讐心を秘めている。ただし、自分たちの復讐にユッタたちムーン・ムーンの人々を巻き込むことには強い忌避感を示しており、そのような状況に対して強い感情をあらわにすることもある。 ウバルド・モリーナ 声 - 武田幸史 ラー・ギルスMS隊の隊長。階級は大尉。搭乗機はジムIII・パワード。整備スタッフからは最新鋭機のジェダに乗り換えることを勧められているが、ジムが好きだという理由で固辞している。一年戦争で家族や恋人を立て続けに失ったことから、ジオンに対する深い憎悪を抱いている。 ムーン・ムーンでのシュランゲ隊との戦闘で被弾して不時着するが、そこで偶然発見したミネバを拉致してラー・ギルスに連行する。 ラウロ・バチーク ラー・ギルス艦長。捕虜となったミネバの将来を案じている。 ベルニス ラー・ギルスの女性MS整備士。階級は曹長。 マリ ラー・ギルスの女性クルー。階級は少尉。ラー・ギルス占拠事件でネオ・ジオンやムーン・ムーンの住人に同僚や上官を殺害されたため、事情を知らなかったとはいえ彼らの味方をしていたユッタを嫌悪しており、彼にジオン公国が引き起こした戦争犯罪の記録映像を見せ、その系譜であるネオ・ジオンが悪であることを訴える。このことはユッタとミネバの間に一時的な亀裂を生むこととなり、コロニー落としの当事者であるサフィラから「見境なく自分の正義を振りかざす」行為であるとして非難されている。 ムーリ・ヤンネ ラー・ギルスMS隊の隊員。乗機であるジェダの肩に、自分の名前を漢字に当てはめた「無裡」のマーキングを施している。 エルミ ラー・ギルスMS隊の隊員である女性パイロット。 アムロ・レイ 声 - 古谷徹 『機動戦士ガンダム』の主人公で、以降の宇宙世紀作品にも主要人物や主人公として登場。一年戦争時にガンダムのパイロットとして多大な戦果を挙げたニュータイプの青年。 本作冒頭では乗機のリック・ディジェとともに登場し、ティターンズ残党のG-ドアーズを苦戦しつつ撃破する。第二部においてはリック・ディジェ改に搭乗し、ネオ・ジオンに占拠されたラー・ギルスの元に駆けつけ、ユッタとともに毒ガスのボンベを排除し、リュースが人質に取ったミネバの奪還に協力する。その後、ユッタにMSの操縦訓練を施す他、自らの取るべき道に悩むユッタに助言を与えた。また、ラー・ギルスを退避させた際のムーンガンダムの働きを見て、後にνガンダムに搭載される「フィン・ファンネル」の着想を得る。 ブライト・ノア 初出作品は『機動戦士ガンダム』で、アムロと同じく以降の宇宙世紀作品にも登場。一年戦争時の「ホワイトベース」を初めとする歴代のガンダム搭載艦の艦長を務めた人物で、本作以降の年代の作品ではロンド・ベル司令兼旗艦ラー・カイラム艦長。 『機動戦士ガンダムΖΖ』にて、アーガマ艦長としてムーン・ムーンに寄港した経験があるが、その記録は極秘扱いとなっている。本作ではサフィラのシャア追跡という目的に協力し、自身の記憶にある限りのムーン・ムーンの情報を提供する。
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