剣道関係者
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「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「剣道関係者」の解説
武蔵野 剣太(むさしの けんた) 声 - 野島健児 剣道教室の館長。剣道教室の名称は「自分流剣道場」。原作34巻・アニメ「オラは剣の達人だゾ」(2003年4月26日放送)で初登場。髭が濃くて髪が長いがアニメでの髭部分は無精髭の剃り跡のように描かれているという違いがある。普段は真面目でクールに振る舞っているが、根は相当な負けず嫌いで子供っぽい性格。また酒癖が悪く、酔っ払うと猫のモノマネをしだす癖がある。本人曰く「剣の道に女は不要」との事で、剣道歴と彼女いない歴が同じ。物心がついた時から竹刀を握っていた。公園で修行中しんのすけと出会い、才能を見込まれ無料で剣道を教えることになった。昔は「必殺ワザをつくる」と言っては変な特訓をしており、父と剣道に対する考え方の違いからしょっちゅう喧嘩していて、学校を卒業するや家を出て自分の剣の道を追求していった。現在は「剣道は基本が重要」という父の教えを受け入れており、弟子のしんのすけにも基本の重要性を教えた。チンピラ3人を撃退するほどの実力がある。それ以外にも剣道と関係ない得意技を見せたり、「面を打つ時は『味噌ラーメン』ではなく『カントンメン』にしなさい」と発言するなど必殺技作りは諦めていない様子が分かり、その後しんのすけも自分なりの剣道技の変わった名称を受け継いだ。また、非道との初対面時に「イチジク(館長)さんでしたっけ?」と尋ねるなど、しんのすけ同様にマイペースな一面もある。 原作36巻・アニメ「対決!剣道大会ヘンなわざ大集合」(2004年1月31日放送)で、しんのすけの行動を見て、もう一度初心に帰り今の己を超えるため、道場を父に預け己を磨く旅に出た。最後に弟子のしんのすけと剣道の勝負をして彼に勝利し、お互いにお礼を言い涙を流して別れた。しかし、彼の足元に犬の糞があることをしんのすけが忠告した直後に踏んでしまい、格好が付かない別れとなってしまった。その後、しんのすけの竹刀がかすった胴着に鋭い切れ目が入っていたことに驚き、しんのすけが剣の道に進まないことを惜しみながら町を去った。 アニメではふかづめ竜子に惚れられている。 非道 外道(ひどう そとみち) 声 - 宝亀克寿 剣道教室「極端流剣道場」の館長。原作34巻に初登場。門下生に「負けるくらいなら反則をしてでも相手を痛めつけろ」と教え、勝つためなら手段を選ばず、自分の意向に従わない門下生には容赦なく制裁する。普段は威張っているが、実は相当の泣き虫で、剣道の実力に至っても剣太の足元に及ばない。しんのすけと自分の門下生のイザコザがきっかけで剣道大会で勝負をすることになる。準々決勝で自分の命令に従わず、しんのすけに敗れた名無に制裁を下そうとするが、剣太に諌められ逆上。剣太に八つ当たりしようとしたが軽くいなされてしまい、最後は「怒りのカントンめーん」で成敗され、大泣きしながら逃げていった。 その後、彼と「極端剣道場」がどうなったかは明かされていないが、名無達は非道に見切りをつけ、代々木と共に「自分流剣道場」に移籍している。 代々木 コージロー(よよぎ コージロー) 声 - 佐藤ゆうこ 「極端剣道場」の門下生。原作34巻に初登場。しんのすけと出会い、「刃くずし」でしんのすけに勝つが、竹刀を無くしてもなおも抗おうとするしんのすけの行動を見て、彼がただ者ではないことを見抜いていた。閉館したプールを貸し切り、「必刀・風車」を編み出す。剣道大会の準決勝でしんのすけと戦い、「必刀・風車」でしんのすけを追い詰めるが、しんのすけが編み出した「秘境・落下傘」により敗北した。その後「自分流剣道場」に移り、剣術を身に付けている。アニメではブリーフパンツを前後ろ逆向きに穿くのが癖となっている。名無ら他の門下生からは「代々木さん」と呼ばれ、一目置かれている。技「刃くずし」 上下左右小きざみに素早く相手の竹刀をたたき、それにより相手の竹刀を持つ手がくずされ弾き飛ばされる。かなりの手首の力がないとできない技。 技「必刀・風車」 竹刀を高速回転させることにより風を生じさせ相手の動きを鈍くする。さらにその回転から生まれる面打ちはスピード・パワー共に普通の面打ちを遥かに超えている。 しかも回転している竹刀が壁となり面・小手・胴への攻撃を遮断している完璧な技。 名無(ななし) 声 - 竹村拓 「極端剣道場」の門下生。原作34巻に初登場。彼と北大宮、もう一人の取り巻きの3人としんのすけが街中で鉢合わせした際に起きたイザコザが、しんのすけの「極端剣道場」との対立と、剣道大会への出場のきっかけとなる。いじめっ子気質ではあるものの、剣道に対する姿勢は真剣であり、剣道大会の準々決勝でしんのすけと当たる際には、非道から反則してしんのすけをつぶすように命令されたが、命令に逆らって正々堂々としんのすけと戦った。結果は面打ちと小手打ちされて敗退し、非道に制裁されかけたが、剣太に救われる。その後は代々木や北大宮と共に「自分流剣道場」に移る。 登場当初は名前が設定されておらず、しんのすけから「名も無き脇役くん」と呼ばれていたが、後にこの設定を逆手にとって名無という名前がつけられた(アニメでは観戦しているひろしとみさえ、ひまわりから名無という名前を呆れられる)。 北大宮(きたおおみや) 「極端剣道場」の門下生で、名無の取り巻きの一人。原作34巻に初登場。剣道大会の1回戦目でしんのすけと戦い、しんのすけの「カントンめーん」と「ドレミのドー」により敗北した。その後「自分流剣道場」に移る。 大蛭田(だいひるた) 「牛の首剣道場」の門下生。剣道大会の2回戦目でしんのすけと戦い「秘打・ナイアガラの滝」で一本取るが、しんのすけが即座に編み出した「秘湯・鯉の滝のぼり」で返り討ちにされ一本取られる。半年かけて編み出した必殺技を破られて茫然となってしまった隙に(本人曰く、この為だけに『名探偵コナン』や『ONE PIECE』を見るのを我慢したらしい。アニメでは、5度の食事を4度に減らし、テレビやゲームを我慢したと言っている)、小手打ちされて敗北する。技「秘打・ナイアガラの滝」 絶え間なく打ち下ろされる面打ちは、まるで絶え間なく水が流れるナイアガラの滝そのもの。そして滝の水圧に耐えきれず相手の防御に限界が来て面をくらわせる技。 剣太の父(けんたのちち) 声 - 秋元羊介 名前は不明。彼の家は代々「基本流剣道場」の道場をやっており、息子の剣太にも剣道は基本が重要だと徹底的に基本を教えたが、剣太はそれに反発した。現在は剣太が「剣道は基本が重要」という自分の教えを受け入れてくれたことを嬉しく思っている。剣道大会では剣太の弟子の試合を見るため変装していたが、しんのすけに派手な袴を貸した時に剣太に見破られた。変装時は、館内が飲食禁止であるにもかかわらずジュースを飲み、菓子を食べながら観戦していた(剣太は最初注意していたが、後に誘惑に負けて一緒に食べながら観戦した)。昔から派手な胴着を着ていた。 旅に出た剣太の代わりに「自分流剣道場」を預かった。
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