仮面ライダーデルタ(『仮面ライダー555』)(△)
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「仮面ライダー バトライド・ウォー」の記事における「仮面ライダーデルタ(『仮面ライダー555』)(△)」の解説
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仮面ライダーデルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 15:21 UTC 版)
「仮面ライダー555の登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダーデルタ」の解説
スマートブレイン社が開発した特殊ツールセット・デルタギアを使用して変身した強化戦士。3つのライダーズギアのなかで最初期に開発されたものだが、「究極の兵士の創造」という開発コンセプトを実現するために、汎用性や安全性よりも出力を優先しているので、その能力は高い。 変身に際しては、まずデルタドライバーを腰に装着し、デルタフォンのトリガーを引きながらコード「ヘンシン」を音声入力する。次いでデルタフォンを右腰のデルタムーバーにセットすると、装着者の体格に合わせたフォトンフレームが形成され、人工衛星より電送されてきた強化スーツが実体化して、変身完了となる。 黒いベーススーツや装甲の上には、白く輝くブライトストリームが走る。その内部を流れるフォトンブラッド・ブライトカラーは、仮面ライダーファイズ アクセルフォームと同等の出力に達している。腕や足の要所では、ブライトストリームが3分割されてビガーストリームパターンを描いており、逆ボトルネック効果によってフォトンブラッドの流動に加速をかける。 ソルメタル228製のとがった肩部装甲ショルダースウォードは、フォトンブラッドを収束させれば武器として扱うことも可能。オレンジ色の視覚器官アルティメットファインダーは、目視した映像を装着者の脳に直接伝達する機能がある。頭部から伸びる2本のアンテナ・グローバルフィーラーによって、人工衛星ホークアイやイーグルサットと交信する。 胸部に設けられた逆Δ形の特殊機構デモンズ・スレートが発する電気信号デモンズ・イデアは、額のレシーバー・スレートによって受信され、直径0.52ナノメートルの毛細ケーブルによって装着者の脳へと送り込まれる。そして装着者のガンマ脳波の周波数を強制的に引き上げ、闘争心をかき立てるのである。しかし同時にデモンズ・イデアは装着者の性格を変貌させ、場合によっては精神崩壊を誘発する危険性をはらんでいる。そのため当初はファイズギアやカイザギアにも搭載される予定であったデモンズ・スレートは、結局デルタ以外への採用を見送られることとなった。 第26話で草加雅人は「デルタの攻撃を受けたオルフェノクは赤い炎とともに消滅する」と語っており、その言葉通りにフロッグオルフェノクは赤い炎を発しながら倒された。ただ、このときデルタに変身していたのは木村沙耶であり、三原修二の変身時にはそうした効果が見られないため、この現象はデルタギアと装着者の相性によるものと思われる。 デザイン作業はモチーフの選定などが難航し、中間デザインは20点ほど描かれた。顔に△が上手く収まらなかったことから、目の形で表現していたファイズやカイザと異なり、額が△となっている。ギリシア文字の順番通りにΨを三人目に当てる案もあり、この時描かれたデザインは劇場版の仮面ライダーサイガへ流用された。 スーツアクターを務めた押川善文は、変身者が変わるたびに演技も変えなければならず苦労した旨を語っている。 デルタギア 専用のツールBOXが用意されており、収納して携行される。SB-333B デルタドライバー 仮面ライダーデルタの変身ベルト。トランスジェネレーターは内蔵型であり、その部分を携帯電話として分離可能なファイズドライバーやカイザドライバーとは異なる。これは、デルタドライバーが最初期に設計された物であるため、分離することである種のセーフティとして機能するという思想に至っていなかったことに起因する。 バックル部のメモリースロットには、他のデルタギアを起動させるためのカードキー・ミッションメモリーが装填されている。 左右と背面に1基ずつデルタギア・クレードルが設けられており、右側サイドバックルのホルスターにデルタムーバーをセットしている。 SB-333P デルタフォン 携帯電話型マルチデバイス。短い銃身の拳銃のような形状をしており、テンキーは付いておらずコード入力は全てトリガーを引きながらマイクロフォンに向かって音声照合で行う。 ファイズフォンやカイザフォンと違い、単体ではフォンブラスターに変形しない。 SB-333DV デルタムーバー デジタルビデオカメラ型マルチウエポン。仮面ライダーデルタにとって唯一の携行ツールである。ビデオモード デジタルカム形態。X線撮影、サーモグラフィー、暗視モードを備える。 側面にあるソルテックグラス製のモニタ・デジタルビューファインダーを開くことで、撮影した静止画や動画、記録データを確認できる。 ブラスターモード 後部のアタッチポイントにデルタフォンを接合することにより起動し、変身時のロック解除装置として働く。 デルタドライバーから取り外せば、ビームガン形態の武器となる。コード「ファイア」の音声入力で射撃可能となり、レンズ部からフォトンブラッドの光弾を放つ。弾の再装填はコード「チャージ」で行われる。 ブラスターモード時のデジタルビューファインダーは、高性能照準器として機能する。 ポインターモード ポイントマーカー形態。上面のスロットにミッションメモリーを装填することでポイントシリンダーが前方にせり出して起動する。 コード「チェック」を音声入力することでエクシードチャージが行われ、ルシファーズハンマーの発動待機状態となる。なお、ファイズポインターやカイザポインターと違い、脚部にはマウントしない。 この形態でもフォトンブラッド光弾を連射可能である。 必殺技 ルシファーズハンマー デルタムーバー・ポインターモードのレンズから照射されたポイントマーカーで標的の動きを封じ、フォトンブラッドを集中させたキックを叩き込む。破壊力は24t。 デルタギア正装着者の三原は右足蹴りで放つが、草加が使用した際は両足蹴りになっていた。 なお、劇中での初披露は第33話の草加デルタによるもので、三原は第35話で初めて使用した。また、北崎デルタがこの技を使ったことはない。
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